林田力 二子玉川ライズ反対運動



二子玉川ライズでのAV撮影と盛り場の危うさ


分譲マンション「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」でアダルトビデオが撮影されたとの指摘は「盛り場の賑わいを求める二子玉川ライズの危うさ」という二子玉川ライズ反対運動の指摘の正しさを裏付ける。

指摘されたビデオはヘンリー塚本監督『69 (やる!) 長澤あずさ』で、2012年10月に発売された。パッケージ写真には二子玉川ライズタワーアンドレジデンスの一室から撮影したと思われる多摩川や東急田園都市線、国道246号(玉川通り)、兵庫島などが写っており、多くの住民らの知るところとなった。出演女優も自己のブログで7月5日に「今日はドラマの撮影です。撮影してるマンションから、二子玉川が見えるのですが、夏は花火が見えるみたいです」と多摩川を撮影した写真付きで述べている。

長澤あずさ


インターネット掲示板では以下のように指摘される。

「完全にライズじゃん。デント(東急田園都市線)と246の橋(二子橋・新二子橋)が見えるし」

「このアダルトビデオを見ると間違いなくライズのウエストかセントラルの北側20階以上の高層階角部屋です。こんな事するなんて間違いなくヤクザ関係の人しか居ません。しかも男も女性も顔丸出しで窓際に玉川税務署丸見えで場所の特定まである程度可能です」

「北側高層階ですから私もすぐに景色を見て直感しました、少なくとも私の部屋の上下すぐ近くでこんな事するなんて許せません。ヤクザがらみの人たちが出入りしてアダルトビデオ撮っているなんて、こんな事が公になったら資産価値暴落です」

「ビデオパッケージを見ましたが明らかに多摩川でした」

二子玉川ライズでアダルトビデオが撮影されたことに対し、子どもの教育上悪いと指摘された。二子玉川ライズ住民の子どもが学校でいじめられるのではないかとの声もある。売却時に不利益事実として告知義務があるのか心配する声も出た。

「仮にライズに住む子供達がこのことを知ると様々悪影響を及ぼします。 小学校でイジメの原因にもなりかねません。自分たちのマンションで、いかがわしいビデオの撮影が行われ、堂々と販売しているんですから」

「永久に汚点。子供達に説明できますか?恥ずかしいタワマンというわけなんですが大丈夫ですか?」

「アダルトビデオに出たマンションなんて嫌だろ。通常の神経なら。子供がかわいそう。学校でちらほら噂になっているらしい。イジメの対象にならなければよいが」

「普通の精神状態なら、そんなマンション嫌だろうよ。気持ち悪いですよ。自分のマンションがアダルトビデオの撮影スタジオだなんてのは。平気でいられない。精神的に参るよ。ノリピーマンションもかつて話題になったように資産価値がガタ落ちした。おそらくこれからじわじわ来るよねライズも。価格崩壊の波」

世田谷区玉川地域には超高層マンションは「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」しかない。そのためにアダルトビデオの撮影場所が二子玉川ライズであると特定しやすくなった。低層住宅中心の風致地区に超高層ビルを建設するという地域性を無視した再開発が仇になった。

二子玉川ライズの風紀の悪さは住民アンケートでも明らかになっている。アンケートでは以下の意見が寄せられた。

「他所から電車に乗ってきてアイスクリームを食べて汚されるガレリアが汚い。日曜日の午後7時に来て見てほしい。アイスは落ちているし、変な音楽をやっている」

「夜中のスケボーを建物の横、歩道でやるようになったので、組合に話をしたら、それは区だと言われた。組合は態度が悪い」

「敷地内および道路での迷惑行為、法令違反行為など、来街者のマナーがよくない」

「バーベキューの臭い、嬌声の対応をきちっとして欲しい。映画館が出来るが、渋谷を見ると夜遅くなると若者が多く、恐ろしい」

「駅の入り口のところ(防風スクリーン周辺)でタバコを吸っている」

「路上喫煙もある」

「深夜に酔っ払い、若者が入ってくるようになった。これはにぎわいの話とは別の話である。区に話をしたら、住民の問題だと言われた。それは発展とは言えない」

「ガレリアで催しがあると、その音(音楽)が大きく部屋の中まで聞こえて迷惑である。世田谷区を通じて依頼したが改善されていない」

「ガレリアでの深夜までの騒音など来街者のマナーがよくない。今後、渋谷のようになると怖い」

「住宅地の静穏が乱されている」

東京都建築審査会口頭審査(2013年1月21日)でも審査請求人から以下のように批判された。

「華やかな商品や見せ物で客を集める事業に行政が旗を振っている時代を見たら、江戸の文化人たちはどのように批判をするかと思います」

「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」をテーマとしたインターネット掲示板でも自転車置き場でゴミが散乱していると指摘された。新聞紙にくるまれた昆布のようなものが散乱しているとする。




東急不動産(金指潔社長)ソリューション営業本部係長・高田知弘容疑者(逮捕当時36歳)が顧客女性に嫌がらせ電話を繰り返したとして2010年8月18日に逮捕された。高田容疑者は2009年12月から2010年6月に取引相手であったホテル運営会社社長の携帯電話に番号非通知設定で、嫌がらせ電話を繰り返した。嫌がらせ電話は、ほとんどが無言電話であったが、「壊れろ、壊れろ」という呻き声で女性を畏怖させたこともあったとされる。

林田力『東急不動産だまし売り裁判』

東急不動産消費者契約法違反訴訟を描くノンフィクション

 林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』(ロゴス社)は東急不動産(販売代理・東急リバブル)から不利益事実を隠して問題物件をだまし売りされた消費者(=原告・林田力)が消費者契約法に基づき売買契約を取り消し、裁判(東急不動産消費者契約法違反訴訟、東京地裁平成18年8月30日判決、平成17年(ワ)3018号)で売買代金を取り戻した闘いの記録。

 裁判における当事者と裁判官の緊迫するやり取りを丹念に再現。個人が不誠実な大企業を相手に闘うドラマがある!

 裁判と並行して明らかになった耐震強度偽装事件の余波や欠陥施工、管理会社・東急コミュニティーの杜撰な管理にも言及し、深刻度を増すマンション問題の現実を明らかにする。東急不動産のために働いた地上げ屋(近隣対策屋、東急不動産工作員)が暗躍し、住環境を破壊する高層マンション建築紛争と共通するマンション建設の闇に触れる。

林田力『東急不動産だまし売り裁判購入編』

 林田力『東急不動産だまし売り裁判購入編』は東急不動産(販売代理・東急リバブル)のマンションだまし売りの実態を物語るノンフィクションである。

 この裁判の経過は林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』(ロゴス社、2009年)で明らかにした。『東急不動産だまし売り裁判』はタイトルの通り、裁判をテーマとした書籍であり、提訴後の出来事を対象とする。問題物件の購入に至った経緯や問題発覚後の東急リバブル・東急不動産の不誠実な対応(これが両社への悪印象を決定的にした)には触れていない。その点を知りたいとの声が読者から少なくなかった。

 そこで『東急不動産だまし売り裁判購入編』では購入からマンションだまし売り発覚までの経緯を明らかにした。被害実態を理解できるように東急不動産マンションの写真も掲載した。また、東急不動産だまし売り被害経験を踏まえた住宅購入ポイントをまとめた。

林田力『二子玉川ライズ反対運動1』

林田力『二子玉川ライズ反対運動』(The Opposition Movement Against FUTAKOTAMAGAWA Rise)は二子玉川東地区再開発(二子玉川ライズ)に対する住民運動を記録したノンフィクションのシリーズである。東京都世田谷区の二子玉川(ニコタマ)では街壊しが進行中である。「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」や「二子玉川ライズ オフィス」など東急電鉄・東急不動産ら東急グループの営利目的の再開発によって、二子玉川の貴重な自然と近隣住民の住環境が破壊されている。
自然と住環境を守るために住民運動側は住民集会や裁判、議会への陳情など様々な活動に取り組んでいる。『二子玉川ライズ反対運動1』では「にこたまの環境を守る会」「二子玉川東地区まちづくり協議会」ら住民団体の活動の一端を紹介する。
また、同じく二子玉川で起きている住民運動である多摩川暫定堤防や三菱地所玉川一丁目マンションへの反対運動についても触れた。『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』の著者である林田力が東京都に提出した二子玉川東第二地区市街地再開発事業計画(案)への意見書及び口頭意見陳述原稿も収録した。

林田力『二子玉川ライズ反対運動2』

林田力『二子玉川ライズ反対運動』(Opposition Movement Against FUTAKOTAMAGAWA Rise)は二子玉川東地区再開発(二子玉川ライズ)の住環境破壊の実態や反対住民運動を記録したノンフィクションのシリーズである。
『二子玉川ライズ反対運動2』は最初に二子玉川ライズがダメな理由を明らかにする。続いて裁判や集会など二子玉川ライズ反対運動の活動を述べる。二子玉川ライズ住民訴訟では実質和解という画期的な解決となった。パブリックコメントや新しいせたがやをめざす会など世田谷区政の動き、二子玉川ライズと同じく世田谷区の抱える開発問題である下北沢問題にも言及した。『二子玉川ライズ反対運動2』(Kindle)は『二子玉川ライズ反対運動2』(マイブックル)を全面的に再構成したものである。

林田力『二子玉川ライズ反対運動3』

林田力『二子玉川ライズ反対運動3』は二子玉川ライズ行政訴訟や二子玉川ライズ情報公開問題を明らかにする。続いて二子玉川ライズ問題に対する様々な観点からのオピニオンを掲載する。二子玉川ライズと東京スカイツリーや中野駅周辺再開発、海のピラミッド(熊本県)などの開発事業と共通する弊害を論じている。
その次は二子玉川ライズのビル風問題である。住民と世田谷区の緊迫感ある協議内容を収録している。さらに世田谷区議会を揺るがしたスキャンダル「二子玉川デジタル・コンテンツ問題」も記載する。『二子玉川ライズ反対運動3』(Kindle)は『二子玉川ライズ反対運動3』(マイブックル)を全面的に再構成したものである。

林田力『二子玉川ライズ反対運動5』

林田力『二子玉川ライズ反対運動5』(Opposition Movement Against FUTAKOTAMAGAWA Rise 5)は東京都世田谷区の二子玉川東地区市街地再開発(二子玉川ライズ)の問題を取り上げたノンフィクションの5作目である。『二子玉川ライズ反対運動5』では二子玉川ライズの弊害を再構成する。二子玉川ライズ2期事業控訴審や二子玉川ライズ2期事業に対する不服審査請求、住民と世田谷区の風害対策協議などを取り上げる。資料として二子玉川ライズ行政訴訟の裁判文書も収録した。

林田力『二子玉川ライズ住民訴訟 二子玉川ライズ反対運動6』

林田力『二子玉川ライズ住民訴訟 二子玉川ライズ反対運動6』(Residents' Lawsuit Against FUTAKOTAMAGAWA Rise; Opposition Movement Against FUTAKOTAMAGAWA Rise 6)は二子玉川ライズ住民訴訟にフォーカスした書籍である。二子玉川ライズ住民訴訟は東京都世田谷区の住民らが二子玉川東地区再開発(二子玉川ライズ)への公金支出差し止めを求めて世田谷区長を提訴した裁判である。

林田力『東急大井町線高架下立ち退き』

林田力『東急大井町線高架下立ち退き』(Driving out Inhabitants under the Elevated Railway of Tokyu Oimachi Line)は東急電鉄による東急大井町線高架下住民追い出し問題を取り上げたノンフィクションである。東急電鉄は東急大井町線高架下(ガード下)住民に一方的な立ち退きを要求している。Tokyu Corp. is driving out inhabitants and tenants under the elevated railway of Tokyu Oimachi Line.

林田力『二子玉川ライズ反対運動7』

林田力『二子玉川ライズ反対運動7』は2013年の二子玉川の環境を守る会総会や世田谷区予算で二子玉川ライズ補助金を支出することの問題点などを報告する。二子玉川ライズでのAV撮影という毛色の変わった住環境破壊の実態も取り上げた。各地のマンション建設反対運動についても紹介する。

林田力『東急コミュニティー解約記』

 林田力『東急コミュニティー解約記』(パブ―)はマンションの管理会社を変更し、管理委託費を大幅に削減した事例の記録である。東急不動産が分譲したマンション・アルス東陽町(東京都江東区)では管理会社を独立系の会社に変更した結果、管理委託費を年間約120万円も削減でき、変更から1年後には一般会計の余剰金を修繕積立金会計に繰り入れるまでになった。

 林田力はアルス301号室の区分所有者であった。物件引渡し後に不利益事実不告知が判明したため、売買契約を取り消し、裁判で売買代金を取り戻した(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス社)。売買代金を取り戻すまでは居住しており、管理組合理事長も務め、管理会社変更までの経緯にも関係していた。

 アルスでは売主・東急不動産の指定により、分譲当初から東急不動産の子会社の東急コミュニティー(東京都世田谷区)に管理を委託していた。管理委託費等は東急コミュニティーの言い値で決められている状況であった。しかし東急コミュニティーの杜撰な管理が次々と明らかになり、管理会社変更の機運が高まった。