林田力 二子玉川ライズ反対運動



二子玉川ライズのビル風問題協議内容


住民「二子玉川ライズのビル風による事故が把握している範囲で3件も起きている。風速などデータを出す、いつでも出すという話であった。それが昨年12月に出せないと言ってきた。急にデータを出せなくなったことに行政は責任を感じていないのか。区長は安心安全の街づくりを約束している。それが東急に丸投げだったとは呆れて物も言えない」

世田谷区「データの開示を求めたところ、二子玉川東地区市街地再開発組合が『訴訟の関係で差し控えたい』と拒絶した」

住民「今日は再開発組合の話を聞きにきたのではない。世田谷区としてデータを把握して対応すべきである。ペテンである」

世田谷区「データは出している」

住民「以前提示された情報はポイントが絞られたもの。全部見なければ分からない」

世田谷区「地域の方の要望には丁寧に対応するようにしている」

住民「一年以上経過しても、測定用の機器を買わない。これはどういうことか」

世田谷区「再開発組合に風対策を指導する。今後も指導を継続する」

住民「業者がやらないならば世田谷区がやるという意識が必要」

世田谷区「対策をしていない訳ではない。植栽やパネル、信号待ちの歩行者用の手すりを設置している」

住民「電光掲示板を設置して風速をリアルタイムに歩行者に表示するとの要望が無視されている」

世田谷区「電光掲示板の要望については再開発組合に伝える」

住民「再開発組合はやらない。民間業者は事業が終わった後に金を出してコスト負担をしない。世田谷区の実施を求めている。世田谷区が風速を計測してデータを開示する」

世田谷区「引き続き再開発組合にデータ開示を求めたい」

住民「風対策は技術の専門家であるコンサルタントに調査を外部委託することが公正である」

世田谷区「再開発組合が行うべきもので、区として支出する予定はない」

住民「外部委託した場合の費用について見積もりをしているか」

世田谷区「見積もりはしていない」

住民「二子玉川ライズの現状が事前の環境アセスメントとずれているとの感覚はあるか。東急に期待してもダメである」

世田谷区「区で風速計を2台購入した」

住民「住民には何の相談もなかった。安物買いの銭失いのような買い物ではないか。先週末にビル風が強かったために世田谷区に実地検分を依頼したが、『来ない』との結論であった」

世田谷区「転倒して負傷した住民にはお見舞い申し上げる。区道の管理について過失が認められない。見舞金には応じかねる」

住民「賠償責任ではなく、見舞金を求めている。腕が上がらなくなった負傷者は何の挨拶もないと不満である」

世田谷区「区長への面談の調整の要望については、板垣副区長が責任を持って取り組む」

住民「区長は『いつでも自分の部屋に来い』と言っている」

住民「風速計の仕様を教えてほしい。誰が購入を決めたのか」

世田谷区「手元に資料がない」

住民「10分間計測し続けたとして、そのピークの風速を測定できるものか」

世田谷区「測定できる」

住民「ハンディタイプか、スタンドはあるか」

世田谷区「ハンディタイプで、スタンドはない」

住民「もし一時間の平均風速やピークの風速を測定する場合、一時間ずっと手に持ち続けなければならない。夜間や休日の風速を出てきて測定してくれるのか」

世田谷区「まずは測定して、住民に教えたい」

住民「住民への貸し出し用は用意しないのか」

世田谷区「現状では考えていない」

住民「騒音計の貸し出しと同じである。風は自然現象であるが、ビル風は高層ビルという人工物を原因とする人工的な害である。貸し出し用の風速計を用意することは当然である」

住民「世田谷区の状況把握は粗末である。四六時中データを取り、ビルの影響の有無を把握する必要がある。このような状況でどうするつもりか。指示記録計の装備を求めている。それで分析はできるのか。区の語るデータは生データではない。安心安全の街づくりは東急に丸投げになっている」

世田谷区「貸し出しはしないが、住民と一緒のところで測定したい」

住民「先週末に『測定してください』と依頼したが、区の職員は出てこなかった」

住民「二子玉川ライズの高層ビルにより、風環境はどのように変わったのか。風が強くなったのか。風が強い場所で計測しただけでは不十分である。風速計を買って測定したつもりにならないで下さい。個人でも測定はできる。行政でできない訳がない。再開発組合任せにするのか。あなた方が受けて立つことが当然である」

住民「子どもの頃から住んでいて、凧揚げをしていたからわかるが、ちょっと上に行くと風が強くなる。二子玉川ライズの高層ビルができたため、高いところの風がビルにぶつかり、降りてくる」

世田谷区「一定規模以上の開発ではアセスが義務付けられている。事前だけでなく、事後アセスもしなければならない。事業者に実施を義務付けている制度である」

住民「再開発組合が制度の趣旨に則ってアセスを実施すると思うか。いい加減で、まやかしに過ぎない。再開発組合が事前アセスで風のデータとして、どこの場所のものを使ったか御存知ですか。丸の内のものを利用している」

二子玉川ライズの風洞実験のための風のデータは東京都千代田区大手町の東京管区気象台のものを利用した。このために多摩川沿いで風の強い玉川地域の実情を反映していないのではないかと疑問視されている(林田力「二子玉川再開発説明会で住民の懸念続出=東京・世田谷」PJニュース2011年5月16日)。

住民「再開発組合のアセスでは強風の出現頻度でレベル付けしているが、頻度の問題ではない。頻度は少なくても、強い風が吹けば転倒事故などが起きる。しかも事後アセスは2期事業竣工後のため、数年後になる。それまでにも事故が起きる。世田谷区が状況を把握すべき」

世田谷区「まずは住民と一緒に測定し、積み上げていきたい」

住民「ハンディタイプの風速計は玩具のようなものである」

世田谷区「0.1歩でもお互いに確認し合いたい」

住民「2期工事の見直しも考えるべきである。対策をしないから事故が起きる。世田谷区の職員には区民のためにやろうという気持ちがない。職員は区外に家を持ち、区内で育ってきた人間の声に耳を貸さない。これはどういうことか。住民はガス抜きを求めていない。木を植えても効果はない。住民をごまかすだけのテクニックで定年を待つだけならばペテンであり、詐欺である」

世田谷区「改善しなければならないという思いは区も一緒」

住民「区の行動に限界があるとは思わない。世田谷区は東急電鉄に舐められている。世田谷区長と東急電鉄の間には密約があると皆が言っている」

住民「我々も全ての問題を把握している訳ではない。自転車に乗っていた子どもがビル風で転倒したという話も聞いている。車道に面した場所で、車に轢かれる危険もあった。住民説明会が必要である。そのように提案したが、動きがない」

住民「ビル風は南風ばかりが問題とされているが、北風も強い。2月18日と3月15日に測定した。両日とも北西の風が吹いていた。3分間計測し、最高値を求めた。2月18日は多摩川の河原では毎秒3から5メートルの風であった。転倒者が出た『二子玉川ライズ オフィス』そばの多摩堤通りでは風速6.2メートル、マンション『二子玉川ライズ タワー&レジデンス』そばでは9メートルにもなった。大井町線の線路とオークモールに挟まれた通路では駅寄りの出口で7.5メートル、上野毛方面の出口で9.7メートルになった。この風速9.7メートルは歩けないレベルである。この数値はピークであるだけでなく、ずっとこのくらいの数値であった。この通路では駅寄りの出口と上野毛方面の出口で反対方向の風が吹いているため、歩行者の危険が高い。

3月15日は『二子玉川ライズ オフィス』そばの多摩堤通りでは6.7メートルになった。大井町線の線路とオークモールに挟まれた通路では駅寄りの出口で9.6メートル、上野毛方面の出口で10.2メートルになった。15日の深夜も相当吹いていた。

大井町線の線路とオークモールに挟まれた通路には警備員が巡回していたが、警備員には歩行者を補助する気配はなかった。再開発組合には意識がない。世田谷区は把握しているのか。今まではどうであったのか。今後はどうするのか。」

住民「『再開発組合が指導に応じない』は言い訳にならない。区職員の仕事ができないことを区民に晒さなくてもいい。計画は、いつまでに実施するということを明らかにする。去年の三月から要請していたが、一年経ってもやらない」

住民「植栽にどれほどの効果があるのか教えて下さい。長い年月を経て樹木が成長すれば防風林になるケースもあるが、二子玉川ライズの場合は何年経ってもダメである。樹木とビルの位置関係では枝が伸びるとビルにぶつかり、伐採されてしまう」

世田谷区「環境をより良くしたいと考えている」

住民「悪いものを良くすることは、より良くとはならない」

世田谷区「風が強いところもあれば弱いところもある」

住民「客観的な過失があるから、事故が起きた」

世田谷区「道路の管理責任とは段差などがないことを指す」

住民「横断歩道を渡っている人の安全を確保してほしい。それができなければ、責任を果たしてほしい。裁判がどうのこうのは逃げ口上である」

住民「再開発前の風は今ほど強くなかった。多摩堤通りも今より狭かったために横断歩道を渡る危険も小さかった。二子玉川ライズによって危険は拡大している。因果関係を知りたい。事故が起きた時間の風のデータを出せないという。隠蔽である」

住民「ビル風で転倒事故が起きたことを問題視している。段差がないから管理責任を負わないという話は理由にならない。安心安全の街づくりは事業者任せか」

世田谷区「行政と事業者には各々の役割がある」

住民「その主張には二子玉川ライズを世田谷区が推進してきた事実が抜けている。責任の一端は世田谷区にある。『組合に指導しています』だけでは済まない。その指導も甘っちょろい」

住民「再開発組合に義務があるならば、しっかり要求しなさい」

世田谷区「風対策の費用負担は全て再開発組合が行っている。世田谷区は支出していない」

住民「二子玉川ライズではビル風のために風が回っているから、通常よりも危険である。風速8メートルになる前から歩行者に注意喚起しなさい。いきなり空襲警報を出しても対応できない。警戒警報が必要。しっかり区長の考えを聞きたい」

世田谷区「指示記録計設置の要望は、私(板垣)の方からも再開発組合に申し入れる」

住民「再開発組合に任せるという世田谷区の常識は我々の非常識。『努力している』と言う人間は努力していない。『勉強している』と言う学生が勉強していないことと同じである。住民は自らの義務を果たしている。肩透かしやごまかしはしないで欲しい。横綱相撲を期待する。所管は自分達のミスに気付いていない。失敗に学ぶ勇気がない。『一人は万人のために万人は一人のために』の精神で行動を望む。

風速計の貸し出しがなければ住民が困る。誠実さが欠けている。やるべきことをやってみせて下さい。計画は日にちを定めてほしい。想定外は最早許されない。まだまだ安心安全について意識が浅い。地域住民は納得できない」

世田谷区「一つでも皆さんが安心できるように頑張っていく。歩みとしては遅いけれども、努力していることは……」

住民「努力は認めない」

世田谷区「努力は評価しないと言われたばかりであった。半歩でも踏み出したい」

住民「再開発組合の回答次第で前に進めないという状況は困る。六本木ヒルズの回転ドアでは子どもの死亡事故が起きた。森ビルでは負の遺産として社員に見せている」

住民「交通広場で夜間にスケボーやローラースケートをする連中がいて近所迷惑になっている。非常識な連中をどうするか」

世田谷区「立ち入り禁止の掲示をする。すでに注文しているが、予算の関係で支払いは来年度になる。設置時期は分からない」

住民「注文する時に納期を定めないのか」

担当者が電話で確認したところ、警察署と文案を調整中で、まだ発注していない事実が判明した。お役所仕事の杜撰さを目の当たりにすることになった。

住民「指示記録計を設置し、テロップで歩行者に注意喚起すべき。ハンディタイプの風速計では目的を達成できない。強風時には随時区役所の人が測定に来るのか。先週は養成したが、拒否された。住民は二十四時間生活している。風速はビルの影響を受けていない場所でも測定する必要がある。『二子玉川ライズ オフィス』の屋上でも測定してほしい。多摩川からの風が『二子玉川ライズ オフィス』にぶつかる。ちょうど川が曲がっている場所である。

世田谷区は根本的な対策を何もしていない。何をしても横断歩道を渡る人には風は防げない。排ガスや騒音防止のために道路をシェルターで覆った例がある。世田谷区には根本的な対策を求める。専門家を入れて下さい」

住民「謝罪文は受け取れないので直して下さい」

住民「夜中のビル風の音は酷い。一晩中、ヒューという音がする。工事の騒音も酷かった」

住民「『二子玉川ライズ オフィス』の16階は修正すべきであった。角をとればビル風は多少弱くなっただろう。あの高さのビルができたためにガレリアは真っ暗である」

世田谷区「省エネと聞いている」

二子玉川ライズ・ショッピングセンターは環境省「省エネ・照明デザインアワード2011」商業・宿泊施設部門グランプリを受賞した。しかし、二子玉川ライズ・ショッピングセンターが省エネに相応しくないことが次の住民発言により明らかになる。

住民「本来ならば自然光で十分な場所で、電気で照明しようという考えがエコに反する。設計から間違っている。二子玉川ライズのイベントは暗いところで行っている。植木の一つも置いておらず、変である。

世田谷区の方針に反している。世田谷区の水と緑のコンセプトから外れる。陽当たりがよい場所は『二子玉川ライズ オフィス』の窓際だけだが、事務所では直射日光は望ましくなく、ブラインドを降ろしている。二子玉川ライズは賑わいの拠点にもなっていない」

世田谷区「買い物客は多いと聞いている」

住民「平日の午前中は閑散としている。二子玉川ライズには買いたいものがない。高島屋とくらべて格の低さを感じる」

住民「区長は二子玉川ライズの公益性を精査すると言っている。公共性や公益性と言えば教育、福祉、医療、防災対策などのインフラを連想する。二子玉川ライズは教育とは無関係である」

世田谷区「カルチャースクールはある」

住民「カルチャースクールのような商業ベースのものを公共的な教育とは呼べない。川崎市とは大きく違う。川崎市には子ども文化センターなどの施設がある。二子玉川ライズの商業施設にも子ども達が楽しめるものはない。二子玉川ライズの客層は限られている。かつての『いぬたま・ねこたま』やナムコ・ワンダーエッグのような魅力はない」




東急不動産(金指潔社長)ソリューション営業本部係長・高田知弘容疑者(逮捕当時36歳)が顧客女性に嫌がらせ電話を繰り返したとして2010年8月18日に逮捕された。高田容疑者は2009年12月から2010年6月に取引相手であったホテル運営会社社長の携帯電話に番号非通知設定で、嫌がらせ電話を繰り返した。嫌がらせ電話は、ほとんどが無言電話であったが、「壊れろ、壊れろ」という呻き声で女性を畏怖させたこともあったとされる。

林田力『東急不動産だまし売り裁判』

東急不動産消費者契約法違反訴訟を描くノンフィクション

 林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』(ロゴス社)は東急不動産(販売代理・東急リバブル)から不利益事実を隠して問題物件をだまし売りされた消費者(=原告・林田力)が消費者契約法に基づき売買契約を取り消し、裁判(東急不動産消費者契約法違反訴訟、東京地裁平成18年8月30日判決、平成17年(ワ)3018号)で売買代金を取り戻した闘いの記録。

 裁判における当事者と裁判官の緊迫するやり取りを丹念に再現。個人が不誠実な大企業を相手に闘うドラマがある!

 裁判と並行して明らかになった耐震強度偽装事件の余波や欠陥施工、管理会社・東急コミュニティーの杜撰な管理にも言及し、深刻度を増すマンション問題の現実を明らかにする。東急不動産のために働いた地上げ屋(近隣対策屋、東急不動産工作員)が暗躍し、住環境を破壊する高層マンション建築紛争と共通するマンション建設の闇に触れる。

林田力『東急不動産だまし売り裁判購入編』

 林田力『東急不動産だまし売り裁判購入編』は東急不動産(販売代理・東急リバブル)のマンションだまし売りの実態を物語るノンフィクションである。

 この裁判の経過は林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』(ロゴス社、2009年)で明らかにした。『東急不動産だまし売り裁判』はタイトルの通り、裁判をテーマとした書籍であり、提訴後の出来事を対象とする。問題物件の購入に至った経緯や問題発覚後の東急リバブル・東急不動産の不誠実な対応(これが両社への悪印象を決定的にした)には触れていない。その点を知りたいとの声が読者から少なくなかった。

 そこで『東急不動産だまし売り裁判購入編』では購入からマンションだまし売り発覚までの経緯を明らかにした。被害実態を理解できるように東急不動産マンションの写真も掲載した。また、東急不動産だまし売り被害経験を踏まえた住宅購入ポイントをまとめた。

林田力『二子玉川ライズ反対運動1』

林田力『二子玉川ライズ反対運動』(The Opposition Movement Against FUTAKOTAMAGAWA Rise)は二子玉川東地区再開発(二子玉川ライズ)に対する住民運動を記録したノンフィクションのシリーズである。東京都世田谷区の二子玉川(ニコタマ)では街壊しが進行中である。「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」や「二子玉川ライズ オフィス」など東急電鉄・東急不動産ら東急グループの営利目的の再開発によって、二子玉川の貴重な自然と近隣住民の住環境が破壊されている。
自然と住環境を守るために住民運動側は住民集会や裁判、議会への陳情など様々な活動に取り組んでいる。『二子玉川ライズ反対運動1』では「にこたまの環境を守る会」「二子玉川東地区まちづくり協議会」ら住民団体の活動の一端を紹介する。
また、同じく二子玉川で起きている住民運動である多摩川暫定堤防や三菱地所玉川一丁目マンションへの反対運動についても触れた。『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』の著者である林田力が東京都に提出した二子玉川東第二地区市街地再開発事業計画(案)への意見書及び口頭意見陳述原稿も収録した。

林田力『二子玉川ライズ反対運動2』

林田力『二子玉川ライズ反対運動』(Opposition Movement Against FUTAKOTAMAGAWA Rise)は二子玉川東地区再開発(二子玉川ライズ)の住環境破壊の実態や反対住民運動を記録したノンフィクションのシリーズである。
『二子玉川ライズ反対運動2』は最初に二子玉川ライズがダメな理由を明らかにする。続いて裁判や集会など二子玉川ライズ反対運動の活動を述べる。二子玉川ライズ住民訴訟では実質和解という画期的な解決となった。パブリックコメントや新しいせたがやをめざす会など世田谷区政の動き、二子玉川ライズと同じく世田谷区の抱える開発問題である下北沢問題にも言及した。『二子玉川ライズ反対運動2』(Kindle)は『二子玉川ライズ反対運動2』(マイブックル)を全面的に再構成したものである。

林田力『二子玉川ライズ反対運動3』

林田力『二子玉川ライズ反対運動3』は二子玉川ライズ行政訴訟や二子玉川ライズ情報公開問題を明らかにする。続いて二子玉川ライズ問題に対する様々な観点からのオピニオンを掲載する。二子玉川ライズと東京スカイツリーや中野駅周辺再開発、海のピラミッド(熊本県)などの開発事業と共通する弊害を論じている。
その次は二子玉川ライズのビル風問題である。住民と世田谷区の緊迫感ある協議内容を収録している。さらに世田谷区議会を揺るがしたスキャンダル「二子玉川デジタル・コンテンツ問題」も記載する。『二子玉川ライズ反対運動3』(Kindle)は『二子玉川ライズ反対運動3』(マイブックル)を全面的に再構成したものである。

林田力『二子玉川ライズ反対運動5』

林田力『二子玉川ライズ反対運動5』(Opposition Movement Against FUTAKOTAMAGAWA Rise 5)は東京都世田谷区の二子玉川東地区市街地再開発(二子玉川ライズ)の問題を取り上げたノンフィクションの5作目である。『二子玉川ライズ反対運動5』では二子玉川ライズの弊害を再構成する。二子玉川ライズ2期事業控訴審や二子玉川ライズ2期事業に対する不服審査請求、住民と世田谷区の風害対策協議などを取り上げる。資料として二子玉川ライズ行政訴訟の裁判文書も収録した。

林田力『二子玉川ライズ住民訴訟 二子玉川ライズ反対運動6』

林田力『二子玉川ライズ住民訴訟 二子玉川ライズ反対運動6』(Residents' Lawsuit Against FUTAKOTAMAGAWA Rise; Opposition Movement Against FUTAKOTAMAGAWA Rise 6)は二子玉川ライズ住民訴訟にフォーカスした書籍である。二子玉川ライズ住民訴訟は東京都世田谷区の住民らが二子玉川東地区再開発(二子玉川ライズ)への公金支出差し止めを求めて世田谷区長を提訴した裁判である。

林田力『東急大井町線高架下立ち退き』

林田力『東急大井町線高架下立ち退き』(Driving out Inhabitants under the Elevated Railway of Tokyu Oimachi Line)は東急電鉄による東急大井町線高架下住民追い出し問題を取り上げたノンフィクションである。東急電鉄は東急大井町線高架下(ガード下)住民に一方的な立ち退きを要求している。Tokyu Corp. is driving out inhabitants and tenants under the elevated railway of Tokyu Oimachi Line.

林田力『二子玉川ライズ反対運動7』

林田力『二子玉川ライズ反対運動7』は2013年の二子玉川の環境を守る会総会や世田谷区予算で二子玉川ライズ補助金を支出することの問題点などを報告する。二子玉川ライズでのAV撮影という毛色の変わった住環境破壊の実態も取り上げた。各地のマンション建設反対運動についても紹介する。

林田力『東急コミュニティー解約記』

 林田力『東急コミュニティー解約記』(パブ―)はマンションの管理会社を変更し、管理委託費を大幅に削減した事例の記録である。東急不動産が分譲したマンション・アルス東陽町(東京都江東区)では管理会社を独立系の会社に変更した結果、管理委託費を年間約120万円も削減でき、変更から1年後には一般会計の余剰金を修繕積立金会計に繰り入れるまでになった。

 林田力はアルス301号室の区分所有者であった。物件引渡し後に不利益事実不告知が判明したため、売買契約を取り消し、裁判で売買代金を取り戻した(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス社)。売買代金を取り戻すまでは居住しており、管理組合理事長も務め、管理会社変更までの経緯にも関係していた。

 アルスでは売主・東急不動産の指定により、分譲当初から東急不動産の子会社の東急コミュニティー(東京都世田谷区)に管理を委託していた。管理委託費等は東急コミュニティーの言い値で決められている状況であった。しかし東急コミュニティーの杜撰な管理が次々と明らかになり、管理会社変更の機運が高まった。