憲法カフェ「日本国憲法はどのように生まれたの?」

「9条の会・江東」と「安保関連法に反対するママの会@江東」は2015年10月18日、憲法カフェ「日本国憲法はどのように生まれたの?」を江東区東陽の希望のまち東京in東部事務所で開催した。憲法「カフェ」らしく、コーヒーが提供された。フランス革命のバスチーユ襲撃はカフェから始まった。

GHQ民生局は1946年2月、日本を軍国主義から民主主義の国にすることを目指し、「日本国憲法草案」をつくり上げた。この議論を取り上げた、ジェームス三木脚本『真珠の首飾り』を青年劇場が上演した。憲法カフェでは青年劇場の二人の女優さんの話を聞いた。

・人権条項担当になった22歳のベアテ・シロタさん役の高木アヤ乃さん

・ベアテ・シロタさんの娘が朝日新聞に送ったメッセージの朗読・重野恵さん

憲法は生活の根幹にあり、生活を左右する身近なものである。憲法について語りたい。憲法を意識した時は、いつか。中学の公民で学習したが、世の中は憲法通りになっていないと感じた。小学校高学年で意識した。平和主義や戦争放棄を素晴らしいと感じた。それから「普通の国」が出てきた。戦争する国が普通の国と言い出されて、どうなのかと思った。戦争できる国になっているのではないかと最近感じる。

敗戦後は戦争が終わって、やれやれという風潮であった。都市部は主要施設が米軍に接収された。米兵との混血児で捨てられた子の施設などもあった。大学ではベトナム戦争の話をしないと相手にされない大学であった。

「ゆとり世代」は生まれた時から平和である。憲法を読む時間はない。暗記するものという位置付けである。括弧を埋めるテストに対応することが勉強であった。どのような内容か勉強する機会がなかった。日本人が作ったものではないという事実を初めて知った。女性が関わっていたことに驚いた。ジェームス三木は日本政府側の憲法作成を描いたNHKドラマ『憲法はまだか』の脚本も書いている。

日本国憲法には押し付け憲法との批判がある。日本人の意見も反映されていることも指摘しなければならない。日本国憲法は歴史の中で生まれてきた。日本はポツダム宣言を受諾した。政府や重臣の関心は国民の生命よりも国体保持にあった。日本政府が最初に草案を作成したが、ポツダム宣言を全く理解せず、大日本帝国憲法と同レベルのものであった。支配層の認識は、その程度であった。

経済的徴兵制が話題になった。アメリカでは貧困から抜け出そうとすると軍隊に入って奨学金を受け取る。韓国は徴兵制がある。大企業では会社の敷地内に基地がある。戦争ができるとは、そのようなことである。軍隊に入って大学に戻ってくると、バカになって帰ってくる。青春時代を無駄にする。大学で学んだことを忘れて帰ってくる。たった1年徴兵に行っただけでも人格が変わってしまう。

各国憲法の素晴らしいところを集めて日本国憲法草案を作った。素晴らしいことと思う。その後、貴族院と衆議院で審議されて修正された上で可決している。ベアテ・シロタさんと会ったことがある。ベアテ・シロタさんは「欲しいものをプレゼントされたら、押し付けと思うか」と語っていた。戦争しなくていいということを心から喜んでいた。

焼け野原の中で平和憲法ができたことが面白い。日本国憲法を否定する人々は専門家がいないと批判される。その日本国憲法が今でも最先端の憲法になっていることは面白い。焼け野原を見ながら一生懸命書いた憲法が70年経っても世界最先端になっている。憲法を批判する人達は理解しようとすらしていない。自分達が軍需で儲ければいい。後の世代のことは考えていない。

海上自衛隊の観艦式の広告が鉄道車両に掲示された。JR東日本や首都圏の大手私鉄車両の中吊り広告を貸し切り状態で占拠している。葛西敬之・JR東海名誉会長は安保法制懇メンバーである。「そろそろどこかで戦争でも起きてくれないことには、日本経済も立ちゆかなくなってきます。日本の国土でドンパチやられたのではたまらないから、インドあたりで戦争が起きてくれれば」と発言した。

イラクではシーア派政権がスンニ派狩りをしている。イラク政権を助ける形で日本が行くことは対テロではなく、イラクの人を殺すことである。話題にすると人から浮き上がってしまう日本になる。元を作った国はアメリカである。アメリカのCIAが作ったものは化け物になっている。敵の敵は味方という論理でしかない。

そのようなアメリカの後ろについて武器を振り回したら大変なことになる。アメリカが難民を生み出しており、アメリカが受け入れなければ倫理的に問題である。外国に行ける難民は相対的に裕福であるが、国境を越えられない難民も多い。

小学校で君が代を熱心に教えている。サッカーなどのスポーツ大会の君が代は団結の象徴として嫌いではない。オリンピック招致の旗が保育園に置かれている。江東区は異常である。オリンピック会場が多いためか、区長が盛り上がっている。石原慎太郎が都知事になってから日の丸・君が代強制が強まった。日の丸・君が代を拒否する教師が大量に処分された。小学校では起立させてから国歌斉唱させる。

官房長官の記者会見で国旗にお辞儀することに違和感がある。お辞儀するならば、集まった人にすべきである。国旗国歌斉法が出来てから記者会見で国旗を飾るようになった。国旗として相応しくないという議論がある。日の丸が嫌だという理由は反対者にとっては当たり前であるが、丁寧に説明して欲しい。日の丸や君が代の歴史的経緯や果たした役割を議論しないといけない。

意図を見抜かないといけない。オリンピックなどでは国旗・国歌は必要である。権力の強制があるか。日本人が第二次世界大戦をどのように認識しているか。終戦直後は、日本人が軍部の被害者という意識が強く、加害者意識が乏しかった。何も分からない人のために説明して欲しい。日の丸はナチスの旗が掲揚されていることと同じように認識する人もいる。日の丸のデザインは悪くないと感じる人がいる。どうして起立しないのか理由を説明できる人の人間になりたい。

国際関係では国旗や国歌は必要であるが、子どもが国旗に頭を下げることには抵抗がある。過去の記憶は在日韓国人三世も背負わされている。時間が経過して和らいでいる面もある。韓国の町にも日の丸がある。ニュージーランドが新しい国旗デザインを選定している。それを日本もしてもいいのかと思う。新しく柔軟に考えられる時期に来ているのではないか。

日の丸でいいとしても平和国家のシンボルでなければならない。これまでMade in Japanの武器で人は死んでいない。それが日本の信頼になっている。戦前に戻したいという戦力が日の丸や君が代を強制使用としている。常に語っておかしくない雰囲気をつくる。ママの会などが声をあげたことが大切である。話が出来るような関係づくりをしたい。

安保関連法に反対するママの会は東部地域では墨田区が早く錦糸町でデモをした。「安保関連法に反対するママの会@江東」は緩やかにつながっていきたい。11月3日に豊洲で「憲法カフェ@有明」が行われる。「誰の子どもも殺させない」にはイラクの子どもやパレスチナの子どもも含まれる。戦争法案ぶっ潰せ江東行動のパレードには横断幕を持って参加した。

ママの会のその後の活動が注目されている。座間宮ガレイ氏の参院選勉強会に参加した。石川県からの参加者もいた。絵本を作りたい。ママ目線のパンフレットを作りたい。武器工場の前で合唱する。

2015年安保闘争は何だろうか。市民革命の始まりではないか。フランス革命でも当事者は革命という意識は乏しかった。議論は始まったばかりで結論は出ない。安保闘争はヘルメットかぶった過激な学生の運動という意識であった。組織的に動員された運動であった。それに比べると安保法案反対の運動は60年安保とは違う。少しでも輪を広げていきたい。住んでいる地域でつながることができて良かった。続けていきたい。

憲法9条は分かりやすい。好きな人が多い。守らなければならない。もっと勉強する。日本人は忘れやすい。人に話せる人間になりたい。次の参院選で同じような結果になると大きく変わってしまう危機感を有している。大きな方向性は同じである。一つになって固まる。日本人は興味を持っていても声は出せない傾向がある。そうではないと言っていきたい。

60年安保は直後の選挙結果に影響を及ぼさなかった。社会を変えるイメージが60年安保で共有されたことは大きかった。そのようなイメージを考える時ではないか。焦らず、勉強して関わっていきたい。60年安保とは異なる新しいものが生まれているのではないか。国会前は氷山の一角であり、地域で裾野を広くする。裾野を広げる行動をしていきたい。

韓国はデモが活発である。国民性と言われるが、民主化で自信をつけた。日本でも国民が自信を持てば簡単に変わるのではないか。韓国は社会運動が活発である。寄付文化も盛んである。落選運動では挙げられた候補者の75%が落選した。これは大きなことである。躍動感のある時代に生まれた。

戦争法制ぶっ潰せ江東行動では江東区豊洲での宣伝行動を計画している。11月28日2時から4時に豊洲ビバホーム前で開催する。11月6日に西大島の総合区民センターで車座討論会を開催する。集会ではなく、車座討論会とし、一人ひとりが発言する。若い世代の考えを取り入れたい。地域の活動が国会につながる。地域から広げていく。戦争法制ぶっ潰せ江東行動のMLやFacebookグループがある。

第2章 戦争の放棄
第九条  日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2  前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。




9条の会・江東は、日本国憲法第9条を守るため、「九条の会」(2004年6月発足)の「アピール」に賛同し、これを江東区内に広めることを目的としています。
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