社会
林田 力 『東急不動産だまし売り裁判』著者

警察官をスカート内盗撮で逮捕

警察官が女性のスカートの中を盗撮する事件が各地で起きている。北海道警察本部自動車警ら隊の巡査長(28)は札幌市内の商業施設で女性のスカートの中にカメラを向けたとして逮捕された。2019年7月16日午後7時頃、10代の女性客のスカートの中にカメラを向けた道迷惑行為防止条例違反の疑いが持たれている。


大阪府警交野署地域課の巡査(26)=大阪市東成区=も、女性のスカート内を盗撮しようとしたとして府迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕された。逮捕容疑は2018年11月24日午後10時半頃、大阪市天王寺区の大阪メトロ長堀鶴見緑地線玉造駅の上りエスカレーターで、20代女性のスカート内に後方からスマートフォン(スマホ)を差し向け、盗撮しようとしたというもの。下着を盗撮する目的とする(「盗撮目的でスカート内にスマホ 容疑で大阪府警の巡査を逮捕」産経新聞2018年11月25日)。


女性が違和感で振り向くと、スマホを手にした巡査が「すいません」と言ってエスカレーターを逆走。別の階段から改札に上がったところを女性らに確保された(「スマホで盗撮 大阪府警巡査を迷防違反容疑で逮捕」毎日新聞2018年11月25日)。


大阪府警は巡査の逮捕を25日に発表した。「スリルと盗撮する達成感を味わいたかった」と供述しているという(「「スリルと達成感味わいたく…」盗撮容疑で府警巡査逮捕」2018年11月25日)。スリル達成感を味わいたいというところに異常性が表れている。違法捜査や冤罪作りもスリルや達成感を味わいたいというメンタリティからなのだろうか。


この事件と似た事件に和歌山県警巡査の盗撮事件がある。和歌山県警巡査は2018年9月9日、大阪メトロ日本橋駅の階段で女性のスカートを盗撮し、盗撮を注意した人に怪我を負わせて傷害容疑で逮捕された。盗撮の仕方や発覚後の逃走が共通する。


プールの盗撮でも埼玉県警蕨警察署の巡査部長(43)が東京都迷惑防止条例違反容疑で逮捕されたり、埼玉県警公安2課課長補佐の男性警部(57)が書類送検されたりしている。性犯罪の手口が組織内で共有されているのではないか。


警察不祥事の中で性犯罪は多いジャンルである。2019年上半期に懲戒処分を受けた警察官と警察職員は全国で113人。処分理由は「異性関係」が最多の35人で、内訳は強制わいせつ8人、盗撮7人、セクハラ6人。窃盗・詐欺・横領など27人(八木拓郎「警察の懲戒処分113人、最多は異性関係 今年上半期」朝日新聞2019年7月18日)。変態警察官が多過ぎる。

滋賀県警巡査部長が同僚女性の尻を複数回触り懲戒

滋賀県警の30代男性巡査部長が同僚女性の尻を複数回触るなどわいせつ行為をした。巡査部長は2019年6月8日午前2時頃、草津市の路上やコンビニで後輩の女性職員の尻などを触った。2人は職場の懇親会などで4時間ほど飲酒しており、他の同僚3人とともに帰宅途中だった。巡査部長は1度尻を触った後、女性職員に「やめて」などと咎められたが、再び触った。午前2時まで懇親会が続く警察組織の体質も問題視されるべきである。

 

巡査部長は2019年6月27日付で減給100分の10(6カ月)の懲戒処分を受けた。巡査部長は同日、依願退職した(「巡査部長が同僚女性の尻を複数回触り懲戒 飲酒し「出来心で…」」京都新聞2019年7月20日)。

 

富山県警では男性巡査部長が女性職員にセクハラ行為を繰り返した。男性巡査部長は2017年に女性職員の体を触ったとされる。女性職員が先輩に相談し、セクハラ被害が発覚しました。巡査部長は2018年4月26日付で減給10分の1の6か月間の懲戒処分を受けた(「女性職員にセクハラ行為 県警 巡査部長に懲戒処分/富山」チューリップテレビ2018年5月16日)。

 

高知県警では20代の男性巡査が女性警察官の脇腹を触るなどのセクハラ行為を繰り返したとして、2018年5月10日付で減給10%(3カ月)の懲戒処分を受けた。男性巡査は2016年夏ごろから今年3月にかけて、県内の同じ警察署に勤める女性警察官に対し、勤務時間中に署内で複数回、脇腹を触ったり、「ハグさせて」と言ったりした。女性警察官は何度も注意していたが、2018年年3月に開かれた署の送別会でも脇腹を触られたため、上司に相談して被害が発覚した(「同僚女性警官にセクハラ繰り返す 高知県警、巡査を処分」朝日新聞2018年5月29日)。

 

報道では依願退職したとも書かれていない。このような人物が警察官を続けているとは恐ろしい。警察官の不祥事が多い。警察官は信用できないと思われる行動が目に付いてきた。変態警察官が多過ぎる。テレビ局は「日本列島警察不祥事24時」を放送すべきである。高視聴率は間違いない。腐った組織にはみせしめが必要である。

岡山の警察学校教官がナイフで生徒を刺す

岡山県警察学校(岡山市北区玉柏)で2018年12月、教官の男性警部補が初任科生(巡査)の男性の胸を本物のサバイバルナイフで刺して負傷させた。2018年12月10日に凶器を持った犯人を1対1で取り押さえる訓練を実施した際、警部補が模造刀を持って犯人役を担当。説得を受けて模造刀を手放した後にもみ合いになり、隠し持っていた本物のサバイバルナイフを出して初任科生の胸を2回刺し、うち1回は肺の一部に達した(「岡山の警察学校教官、訓練中にナイフで巡査刺す 「緊張感出すために本物を」」毎日新聞2019年7月17日)。

 

警部補は「刺すつもりはなく、寸前で止める予定だった」「けがをさせるつもりはなかった」などと説明したとされる。しかし、保身の言い訳であり、説得力がない。何しろ2回も刺しており、肺にまで達している。明確な殺意のある事件として扱うべきではないか。訓練に名を借りたパワハラ、拷問ではないか。埼玉県警でも訓練で巡査が溺死する事件が起きている。

 

とてもではないが警察発表通りには受け取ることはできない。警部補は「緊張感を出すために本物のナイフを出した」と言うが、幼稚である。このような馬鹿げた動機で刺される方は、たまったものではない。そもそも訓練の内容を個人の思い付きで変えて良いものではない。警察組織にはガバナンスがないのか。民間感覚が必要である。

 

「切れないように防護措置をした本物のナイフ」との報道がある(「格闘訓練で警察官刺される 犯人役が本物の刃物」岡山放送2019年7月17日)。この「切れないように」も意味不明である。現実に2回も刺されている。

 

初任科生は岡山市内の病院に救急搬送され、入院した。その後、岡山西署に被害届を提出し、1月に退職した。警察は被害者を退職させて蓋をしようとしたのではないか。6月には県を相手取って慰謝料など550万円を求めて岡山地裁に提訴した。

 

警部補は2月に所属長訓戒処分を受けた(「警察学校教官が巡査刺す、岡山 訓練中、誤ってナイフで」共同通信2019年7月17日)。岡山区検は3月に警部補を略式起訴した。岡山簡裁は4月に業務上過失傷害罪で罰金50万円の略式命令を出し、罰金刑が確定した。

 

ところが、警部補は県警に在籍し続けている(「岡山県警察学校教官が初任科生刺す 犯人対峙の訓練中、簡裁が罰金命令」山陽新聞デジタル2019年7月17日)。刺された巡査が退職し、刺した警部補が在職していることは矛盾である。人が刺されているのに誰も責任を取っていない。

 

岡山県警は、この事実を「発表する対象の事案ではない」として公表しなかった。警察学校で人が刺されているのに岡山県警は「発表する対象の事案ではない」という感覚なのか。都合の悪い事実は「問題ない」で蓋をして片付けてしまう。危機管理意識が低い。岡山県警に治安を維持する資格はない。警察の体質からは嫌な臭いしかしない。

 

埼玉県所沢市の中2殺人事件では仲良しグループに見える集団の同質いじめの危険が明らかになった。長時間一緒にいるために、ぶつけるところもない(「《埼玉中2殺傷事件》仲良しグループに潜む “闇いじめ” の実態」週刊女性PRIME 2019年7月17日)。警察組織にも同質いじめの弊害があるだろう。

京都府警巡査が大麻所持容疑で現行犯逮捕

京都府警警察学校初任科生の巡査(23)が大麻を所持していたとして、大麻取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕された。巡査は柔道の世界ジュニア選手権優勝者。


巡査は2019年3月に山梨学院大を卒業し、4月に府警本部に採用され、京都市伏見区の警察学校に入校した。警察学校で6月中旬に6000円相当の腕時計が盗まれる事件が発生し、その容疑者として巡査が浮上した。6月5日午後7時45分頃、大阪府守口市の実家を家宅捜索したところ、ベッドの下から大麻が入った小袋2つと吸引用のパイプが発見された。巡査は「吸うために実家に置いていた」と容疑を認めているという。実家に家宅捜索に向かう際、大麻所持をほのめかしたという。


巡査は「大学4回生の時に初めて使用した」と話している(「大麻は「大学生の時に初めて使用」 大麻所持で逮捕の京都府警巡査が供述」MBS 2019年7月8日)。巡査が薬物常習者だったとの報道もある。「京都府警の新人巡査は、学生時代から大麻の常習者だった」(「五輪目指すも大麻所持で逮捕 “元柔道王者”巡査の転落人生」日刊ゲンダイ2019年7月11日)。京都府警は違法薬物使用者を採用したことになる。


「容疑の段階ではあるが、将来の幹部候補が実は泥棒で、違法薬物使用者だったということを警察がキャッチできていなかった」(戸田一法「京都で相次いだ警察官の重大不祥事、大阪に次ぎ「2つの府警」の堕落」ダイヤモンド・オンライン2019年7月10日)


巡査が所持した大麻は乾燥大麻とする報道と大麻草とする報道がある。大麻草を乾燥させたものが乾燥大麻(マリファナ)である。

「乾燥大麻」(「大麻所持容疑で京都府警巡査逮捕 世界ジュニア柔道V」毎日新聞2019年7月5日)
「大麻草」(「大麻所持容疑、京都府警巡査を逮捕 世界ジュニア柔道優勝者」産経新聞2019年7月5日、「大麻所持で巡査逮捕=柔道ジュニアで活躍、特別枠採用-京都」時事通信2019年7月6日、「実家に大麻、所持疑い巡査逮捕 警察学校の窃盗捜査で発見、京都」京都新聞2019年7月5日)


報道では巡査の住所が京都市伏見区深草塚本町となっているが、これは警察学校の所在地である。
警察不祥事の背後には多数の類似事件があると考えるべきであろう。依存性薬物の入手経路が問題である。依存性薬物売人と警察官の癒着がないか明らかにする必要がある。

患者の権利を守る会が佼成病院に公開質問状

患者の権利を守る会が林田医療裁判(平成26年(ワ)第25447号 損害賠償請求事件)を踏まえて、立正佼成会附属佼成病院に2019年6月30日付で公開質問状を送付しました。開かれた医療するためには、議論を深めていくことが不可欠です。家族は第二の患者であるという観点から家族のケア、サポートに取り組む病院が増えています。

 

社会的責任に関する国際規格ISO26000では、組織が果たすべき社会的責任として、説明責任、倫理的な行動、ステークホルダーの利害の尊重、人権の尊重などを挙げます。佼成病院は東京都指定二次救急医療機関です。林田医療裁判の患者も自ら選択したわけではなく、救急車で佼成病院に搬送されました。佼成病院には社会的責任があると考えます。

 

世の中には医療過誤や消費者問題、冤罪など様々な問題があります。それらの問題が埋もれてしまい、広く世の中に明らかにならないことは、日本の最も恥ずべき汚点の一つです。日本社会には残念ながら、被害者であることを明らかにすることを恥と考える文化が存在します。このような誤った文化の存在は大いに嘆かわしいことです。被害を明らかにするために活動する人々は称賛されこそすれ、非難される道理は存在しません。公開質問状が血と涙をインクと汗に代える活動になると信じています。
https://hayariki.wixsite.com/hayashida/kosei

【警察不祥事】香川県警丸亀署員がリサイクル店を威圧

香川県警丸亀署員が、私用で訪れた同県丸亀市内のリサイクル店で、店員とトラブルになった際、警察官であることを示し、威圧的な態度をとったとして、店から威力業務妨害と不退去の両容疑で刑事告訴された。

 

男性署員は2019年6月11日、私物を売却するため、段ボール箱に入れて、店に持ち込んだ。そのうち食器皿1枚が割れており、店員が持ち帰るように依頼したが、署員は店側が割ったと主張。その際、「わしは丸亀署の生安(生活安全課)の担当者や」「今度、立ち入りしようか」などと発言し、約1時間、店に滞在したという。結局、割れた皿は店が買い取った。

 

店が同署に相談すると、署員と上司が15日に謝罪に訪れた。しかし署員が皿を割った責任の所在について触れなかったため、店は不誠実と感じ、告訴した(「警官「わしは生安担当者や」…割れた皿を買わせる」読売新聞2019年7月7日)。リサイクル店などに対しては、警察官が古物営業法に基づき、店に立ち入って帳簿や品物を検査できる(「「わしは生安や」警察署員が店ともめ事 県警が告訴受理」朝日新聞2019年7月7日)。

 

公権力を背景にした脅しである。脅迫罪が成立するのではないか。暴力団のみかじめ料以上に悪質である。しかも、ゴミにしかならない割れた皿を買い取らせることは買取金額以上の大損害である。ヤクザは名刺を出しただけで逮捕される時代に、立場を悪用した警察官の威圧的な行動へのペナルティが軽すぎる。

 

埼玉県警や京都府警では警察官の立場を悪用して市民から金をだまし取る事件が起きている。大阪府警では男性巡査長が特急に無賃乗車した事件が起きた。男性巡査長は警察手帳を示して特急電車に20回ほど無賃乗車した(「警察官が通勤で“特急タダ乗り” 警察手帳を示し「公務です」20回ほど不正乗車」MBSニュース2018年1月26日)。「飲酒して座って帰りたかった」との身勝手な動機であった。

【警察不祥事】京都府警の警察詐欺は捜査を装う

京都府警山科署勤務の巡査長の詐欺事件は警察官が市民の弱みに付け込み、刑事事件捜査を装った詐欺であった。捜査を装った詐欺に気を付けて下さいとアナウンスしなければならない。任意捜査にも弁護士選任が必要だろう。


まず、男性が寄付のために預金を引き出そうとしたことを思いとどまらせた対応が問題である。本人の自己決定権の侵害である。市民生活への干渉である。

巡査長は男性を自宅に送った際、タンスに500万円があるなどの資産状況や資産があるのに過去に生活保護費を受給していたことを把握。その捜査を装い、「お金を持っていたら生活保護は受けられませんよね。お金を警察で預かり、受給について調べます」と嘘を言って詐取した(「1100万円詐欺容疑の巡査長を懲戒免職 府警本部長が陳謝」京都新聞2019年7月5日)。


この点について当初の報道では「多額の現金を持っていたら危ない」から「預かる」と言って受け取ったとしていた。実態は捜査の脅しを背景にだまし取ったものであり、脅迫に近い。


2度目の犯行では「口座にある残りのお金も調べる」と男性に現金を下ろすよう指示(「特殊詐欺対策を悪用した警官を懲戒免職 詐欺罪で起訴」朝日新聞2019年7月5日)。


「2度目の犯行では男性に金を下ろすよう指示し、自ら金融機関に電話をして、通常は詐欺被害が疑われる多額の引き出しができるようにするなど、犯行の計画性も浮かぶ」(「交番のお巡りさんが…衝撃「信頼を損ね、言語道断」」産経新聞2019年6月15日)


逮捕の数日前に巡査長は男性に電話し、呼び出して面会した上、「全額を返すので示談に応じてほしい」と話した。しかし、全額を返せる目途は立たず、男性は示談に応じなかった(「逮捕前「全額返すので許して」詐欺容疑の京都府警巡査長」朝日新聞2019年6月27日)。詐欺警官は自分には甘い。警察官は市民を舐め過ぎている。


「府警の調べに対し、当初は否認していたが、その後「最初からだまし取るつもりだった」と認めたという」(福富智「警官、生活保護男性から多額現金詐取で起訴 京都地検」毎日新聞2019年7月5日)。巡査長は個人情報が書かれた交番の巡回連絡簿を使って「別の高齢者にも金を借りに行った」とも供述している(「警官を詐欺罪で起訴「言語道断で極めて遺憾」 京都府警本部長」産経新聞2019年7月5日)。


京都地検は2019年7月5日、巡査長を詐欺罪で起訴した。府警は同日、巡査長を懲戒免職処分にした。懲戒免職は当然である。むしろ埼玉県警察が立場を悪用した詐欺警察官を依願退職で済ませることが問題である。警察官の犯罪は一般人の2倍、立場を悪用した犯罪は一般人の3倍とする刑法改正案が必要である。

【警察不祥事】京都府警巡査長が高齢者への詐欺で逮捕

警察犯罪

刑事事件になった警察不祥事をまとめた。近時の警察不祥事としては埼玉県警巡査が警察官の立場を悪用して遺族から金をだまし取る詐欺パターンが深刻である。形式的な処分ではなく厳重な処罰が必要である。警察不祥事の度に「厳正に対処する」が常套句になっているが、気持ちがこもっていない。
警察不祥事は繰り返されている。新聞やテレビ報道で連日に渡り警察の不祥事が明らかにされている。警察の腐敗した実態を知り、呆れ果てている。警察不祥事は氷山の一角に過ぎない。組織内部の不正に見て見ぬふりをする傾向がある。
「警察が組織維持のために、世間的には「ノー」が突きつけられるような行動もあえてとる場合がある」(森清勇「増え続ける警察官と不祥事にみる日本の問題」JBpress 2018年9月4日)。警察官から「警察不祥事を公表したい」との声が出なければ駄目である。不正警官は退場した方が警察組織は健全化して、風通しが良くなる。
警察不祥事への対策は外部の目が必要である。人的・組織的対策、技術的対策、物理的対策を総合的に整え、正しい運用を継続できる仕組みを構築しなくてはならない。暴力団との癒着は古典的な問題であるが、半グレや危険ドラッグ売人との癒着など新たに浮上する課題への理解と対応も欠かせない。まず実施すべきことは現状の棚卸しである。どのようなタスクを実施しているか。どのくらいの時間を使っているか。どこに問題があるのかを明らかにする。
民間感覚の外部の目があれば、杜撰な仕事ぶりとそれを稚拙な偽装で隠蔽しようとしていることが明らかになる。実情に全く合わない画一的な仕事の割り振り。市民の反感を煽ることがお前たちの仕事なのかと問い詰めたくなるような不公正かつ不平等な運用。躍起になって警察不祥事を否定しようとする無駄な努力。旧態依然とした組織は、イノベーションによって破壊され、滅びる宿命にある。
There are many police scandals, especially criminal behavior of police officers happening in Japan. Many of them are profit motivated and violence related.
【書名】警察犯罪/ケイサツハンザイ/Japanese Police Crime
【著者】林田力/ハヤシダリキ/Hayashida Riki 

埼玉県警で繰り返し水に沈めて溺死
埼玉県警プール溺死事件で約9200万円賠償命令
埼玉県警巡査が遺族から金をだまし取る
詐欺未遂容疑の埼玉県警巡査を守秘義務違反で再逮捕
京都府警巡査長が特殊詐欺対応詐欺で逮捕
警視庁が振り込め詐欺撲滅ビラ配布
埼玉県警で証拠品紛失を隠蔽か、元警部補を書類送検へ
広島県警の押収品盗難事件で死亡警察官を書類送検か
埼玉県警川越署で警察車両を無免許運転
乳児揺さぶり死の埼玉県警巡査に懲役3年
埼玉県警や高知県警で個人情報不正取得
埼玉県警と神奈川県警で捜査書類偽造
GPS偽証容疑で警視庁警部らを書類送検
神奈川県警と大阪府警で警察システム悪用
北海道警釧路署の警察官が無断で私有地に立ち入り
彦根署交番で巡査が同僚警察官を射殺
三重県警巡査が同僚に拳銃を向けて書類送検
群馬県警の警部補を強盗事件で指名手配
神奈川県警警部が万引き事後強盗で逮捕
元神奈川県警巡査長が殺人未遂容疑で逮捕
宮城県警警部補が住民を殴り逮捕
大阪府警元警部補が娘と殴り合いで逮捕
長崎県警の警視あおり運転容疑
長野県警巡査長が単身赴任手当不正受給で書類送検
和歌山県警巡査を犯人隠避容疑で事情聴取
元京都府警警官を兵庫県警宿舎の積立金詐取容疑で逮捕
和歌山県警交通機動隊員が80キロ以上の速度違反
千葉県警巡査と新潟県警巡査を速度違反で書類送検
埼玉県警巡査部長がプール盗撮容疑で逮捕
岐阜県警巡査長プール痴漢で懲戒処分
埼玉県警公安がプール盗撮で書類送検
佐賀県警巡査が強制わいせつ容疑で逮捕
和歌山県警巡査が盗撮を注意され傷害
千葉県警巡査部長をのぞきで書類送検
大阪府警巡査をスカート内盗撮で逮捕
兵庫県警巡査長を娘にわいせつ容疑で逮捕
兵庫県警巡査長が女子中学生にみだらな行為で書類送検
長野県警は淫行、岐阜県警はストーカー
神奈川県警巡査部長が埼京線痴漢で書類送検
京都府警の巡査部長が電車内痴漢で懲戒処分
事情聴取で強制わいせつ未遂と特別公務員暴行陵虐容疑

【警察不祥事】G20大阪サミット警備の警察官が拳銃置き忘れ

G20大阪サミット警備のため島根県警から派遣されていた20代の男性巡査が、大阪(伊丹)空港の関連施設のトイレに拳銃を置き忘れた。巡査は2019年6月28日午後1時35分頃、大阪府池田市の伊丹空港に隣接する空港関連施設で、トイレの個室を使った際、実弾が入った拳銃や手錠を取り付けたベルトを外して棚に置き、そのままトイレから出た(「サミット警備の警察官がトイレに拳銃置き忘れ」産経新聞2019年6月28日)。重いものを外して全く違和感を抱かなかったのか。過剰警備が逆に問題を生み出しているのではないか。


和歌山県警では警備部機動隊の20代の男性巡査が2018年9月14日、和歌山市内を走行中の警察車両から実弾入りの自動式拳銃1丁を路上に落とした。安倍晋三首相らが移動する際の車列を警備中であった。制服警官ならば拳銃には紐が付いており、落とすことは考えにくい。落としたのは私服警官だろう。


和歌山県警の檜垣重臣本部長は2018年9月25日、9月定例県議会の経済警察委員会で警察官が拳銃を紛失したことや県警察学校に入校中の巡査が大阪府警に逮捕されたことを陳謝した。拳銃の落下を防ぐつりひもの装着はこれまで私服の警察官に限り、自己の判断に委ねられていたが制服、私服に関係なくつりひもの装着を徹底するよう指示したという(「安倍総理を警護中に拳銃紛失… 盗撮を指摘され殴る… 和歌山県警本部長が9月定例県議会で陳謝/和歌山」テレビ和歌山2018年9月25日)。


拳銃を発見した市内の自営業の男性は朝日新聞の取材で「管理をしっかりしてほしい」と憤った(「拾った拳銃、おもちゃかと 警官に渡すと「あ、これや」」朝日新聞2018年9月18日)。警察は拾った方にお礼は言ったのだろうか。変な疑いをかけるなど失礼な態度をとっていないだろうか。


警察不祥事では問題そのものに加え、隠蔽体質や発表の遅れが問題になる。熊谷6人殺害国賠訴訟は埼玉県警が情報を周辺住民に提供しなかったことで妻と娘2人が犠牲になったとして、埼玉県に約6400万円の損害賠償を求めた訴訟である。和歌山県警巡査の拳銃紛失でも情報公開が遅れた。


和歌山県警は翌15日午前2時半に記者発表し、公表の遅れを認めて謝罪した(「首相車列警備で拳銃落とす 和歌山県警、公表遅れ認め謝罪」共同通信2018年9月15日)。警察の発想は悪意のある人が拾う可能性を考えて情報公開を伏せていたとなるが、住民の立場では尚更、住民に注意を呼びかけるべきである。公務員の常識は民間の非常識である。近くで金物屋を営む男性は朝にニュースを見るまで、状況を知らなかった。「恐ろしい。知らせるのが遅すぎだ」と憤る(「「まさか拳銃とは」住民驚き 和歌山県警発表は6時間後」産経WEST 2018年9月15日)。


大阪府警の第2機動隊に所属する20代巡査は2018年12月15日、実弾入りの拳銃をコンビニのトイレの個室に置き忘れた。大阪市北区の在大阪・神戸米国総領事館で警備をしていたが、午前7時10分頃にトイレ休憩のため、近くのコンビニに入店。その際、実弾5発入りの拳銃や手錠の入ったベルトを外し、個室のフックに掛けたままトイレを出た。


新聞報道の見出しは「今度は拳銃置き忘れ」となっている(「今度は拳銃置き忘れ 大阪府警警官がコンビニ・トイレに 店員届け出」毎日新聞2018年12月15日)。警察不祥事が多過ぎて、何に対する「今度は」なのか一つに決められない。

【警察不祥事】和歌山県警交通機動隊員が80キロ以上の速度違反

和歌山県警交通機動隊員の男性巡査(23)が2019年5月、和歌山市内の高速道路で法定速度を87キロ上回る時速167キロで車を運転したとして、道路交通法違反(速度超過)容疑で書類送検されていた。送検は5月24日付。県警は同日、巡査を減給100分の10(1カ月)の懲戒処分とし、別の部署に異動させたが、正式に発表していない。


捜査関係者によると、巡査は非番だった5月9日夜、法定速度が時速80キロの阪和道を乗用車で、時速167キロで走行した疑いが持たれている。大阪へ知人に会いに行った帰りだった。速度違反取り締まり装置に巡査の車が映っており、発覚したという(木原真希「高速を167kmで暴走 交通機動隊員を書類送検」毎日新聞2019年6月26日)。


スピード狂が交通違反取り締まりをしているのか。法律は国民に押し付けるもので、自分たちは守らなくて良いと思っているのか。国民にはルールを押し付けながら、自分達はルールを無視する。相互主義に反している。


警察官の常軌を逸したスピード違反は他にもある。新潟県警の女性巡査(23)は、2018年7月4日に高速道路を時速175キロで走行したとして書類送検された。千葉県警の20代の男性巡査は、2019年1月10日に一般道でスポーツカーを時速145キロで走らせたとして、道路交通法違反(速度超過)容疑で書類送検された。三重県警の40代男性警部補は、2018年12月10日に尾鷲市内の国道を自家用車で制限速度の時速50キロを上回る92キロで走行したとして、道交法違反(速度超過)容疑で摘発された。




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