変貌する自衛隊

林田力

変えるな9条!葛飾憲法集会実行委員会は2014年9月12日、変えるな9条!葛飾憲法集会の連続学習会・第4回を東京都葛飾区のウィメンズパルで開催した。山田朗・明治大学文学部教授が「「専守防衛」から「積極的平和主義へ」―変貌する自衛隊」と題して講演した。

山田氏は自衛隊が冷戦終結後も増強されていると指摘する。フランスやドイツは冷戦終結後に陸軍兵力を減らした。日本の自衛隊は定員を減らしたが、元々定員以下であり、実数は変わらない。海上戦力は大型化した。海外展開を見越している。北朝鮮は百万人の兵力を持っているが、人口二千万人の国で百万人の兵力は支えられない。実態は屯田兵のような者もいるのではないか。

日本の兵数はイスラエルやフランス、イギリスよりも多い。航空戦力でも日本はイギリスを上回っている。日本の海上戦力は大幅に増強した。トン数で世界6位である。但し、原子力潜水艦や空母を保有しないことで、外洋艦隊とは言えない。海上交通の安全確保を名目にヘリ空母を持つようになった。

兵器商売は、言い値である。どんどん価格は高くなる。ヘリ搭載護衛艦「ひゅうが」「いせ」は旧国名である。旧帝国海軍の戦艦と同じである。「いずも」は島根県の旧国名である。竹島問題を意識している。NHKニュースでは「空母のような形が特徴」と報道された。どこからどうみても空母であるが、表向きはヘリ搭載護衛艦と言っている。進水式は8月6日、広島への原爆投下の日に行われた。強襲揚陸艦の性格もあるのではないか。

自民党改憲案は国防の義務を課す。徴兵以上に徴用が強化される恐れがある。軍人でないから関係ないとならない。秘密保護法に軍法会議ができれば憲兵が登場する。情報保全隊という原型ができている。

勝海舟は日清戦争中に戦争推進を批判し、近隣諸国との賢い付き合いを提唱した。田中正造は軍備全廃論を唱えた。鉱毒問題から銅が何に使われるのか、という考えに至った。

軍備拡張を経済成長の手段にさせない。軍需産業は国民を犠牲にしても政府が倒れても自分達だけが儲ける。続いて質疑応答である。

質問「兵站、ロジスティックスはどうなっているか。旧軍のような問題はないか」

回答「旧軍に比べると高い。もともとは専守防衛のため小さかった。輸送艦が増強されている。海外展開能力が強化されている」

質問「憲兵は戦前のような存在になるのか」

回答「どのようにしようとしているかはまだ分からない。軍に司法権を持つ者がいないと秘密保護法制が維持できないことは確かである。自衛隊が警察に「秘密保護法違反で逮捕して下さい」とは言えない。外国には民間人への逮捕権を持つ憲兵制度があり、同じようにする可能性はある」

林田力「国防費総額や総兵力のランキングを提示されたが、国力には差がある。イスラエルよりも陸上自衛隊の方が兵力は多いとしても、日本とイスラエルでは人口が異なり、それだけで日本はイスラエルよりも軍備に力を入れているとはならない。過去にGNP1%と言われたことがあったが、国力に応じた軍事力のという客観的な指標はあるか。ある場合、日本の位置はどのくらいか」

回答「GNP1%枠は防衛費の野放図な増大に歯止めをかける趣旨であったが、当時は右肩上がりの経済成長であったために、それほど歯止めにならなかった。指標としては予算に占める国防費の割合が使われることが多い。日本は6%程度で、先進国と比べても高くない。戦前は平時でも25から50%あった」

質問「戦艦と巡洋艦、駆逐艦の違いは何か」

回答「戦前は基準があった。一万トン以上の軍艦を戦艦と言った。巡洋艦と駆逐艦は大砲の大きさが基準である」

質問「自衛隊に敵基地破壊能力はあるのか」

回答「支援戦闘機ができた際に問題になった。航続距離と対地攻撃能力がある。対艦ミサイルを延伸させることも技術的には可能。ミサイルは無人ジェット機のようなものである。世論との関係になる。世論が許せば、たちまちのうちにできてしまう。今は誤魔化しながら進めている」

意見「憲法からだけでなく、各方面から安倍内閣を倒す運動が必要と考える」

質問「軍縮についての世界の動きはどうなっているか」

回答「ヨーロッパでは軍縮が達成している。フランスとドイツの争いが続いたが、取り除かれた。資源の奪い合いが原因であったが、石炭鉄鋼共同体ができた。アジアはまだまだ安心できないが、軍事同盟では緊張は緩和しない。忍耐強く話し合う枠組みを作る」

質問「朝日新聞があれだけバッシングされていることに信じられない思いである。どうすればいいか」

回答「上からの抑圧だけでは戦争に持っていけない。横の圧力、国民相互で監視しあう体制ができるとにっちもさっちもいかなくなる。国民が言わなくなったら問題である。そのような状態に持ち込ませないことが大切である」

質問「朝日新聞の状況をどう考えるか」

回答「昭和天皇実録が公表されたが、その報道の腰が引けている。天皇の戦争関与が見られるとコメントしたが、カットされた。批判することで議論が活性化することは望ましいが、今は、どんどん萎縮している。

従軍慰安婦で官憲が強制連行したことを示す証拠はないとされるが、官憲が強制連行を示す証拠を残すか。小林多喜二は拷問で殺されたが、官憲は拷問を行うという通達などをしなかった。だからといって拷問がなかったことにならない」

司会「萎縮しないで言論を盛り上げていきたい」




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