希望のまち東京in東部
HOPE創刊号 希望のまち東京in東部はWebマガジンHOPE創刊号を2016年4月23日に発刊しました。宇都宮健児さんのインタビューです。PDFファイルで20MBあります。ブロードバンド環境でダウンロードください。Facebookをお持ちの方はコメント付でシェアしてくれると嬉しいです。
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希望のまち東京in東部市民カフェ第120回「トランプ現象と日本の問題」

希望のまち東京in東部は2016年11月17日(木)、希望のまち東京in東部第120回市民カフェを東京都江東区東陽の希望のまち東京in東部事務所で開催した。今回は「トランプ現象と日本の問題」のテーマで議論した。

立正佼成会附属佼成病院裁判(平成26年(ワ)第25447号・損害賠償事件)の東京地裁判決が2016年11月17日に言い渡された。傍聴者が俳句を詠んだ。「判決が耳朶に響くや紅葉狩り」「一輪のたった一輪のふゆそうび」

岩見良太郎『再開発は誰のためか―住民不在の都市再生』(日本経済評論社、2016年)が寄贈された。

トランプ自体が特殊というよりも、アメリカ自体が変わってきた。トランプの当選を予想していた人もいた。マイケル・ムーア監督はトランプ勝利を予想していた。アメリカの構造が変わってきた。中産階級の労働者が没落していった。彼らがトランプに期待した。クリントンよりは良いと考えた。

大統領選挙は接戦であった。クリントン候補の方が得票数は多かった。しかし、大統領選挙がオセロゲームであることは最初から分かっていた。リバタリアン党も票をとっている。トランプはNAFTAも否定する。オルタナ右翼が注目されている。オルタナ右翼はLGBTに賛成派も多い。

日本とアメリカの労働状況は異なる。日本は中小企業との二重構造が激しい。アメリカのサービス業の労働者保護はなきに等しいが、アメリカにはチップがある。保護主義をとられると日本企業に影響がある。アメリカの既存の自動車会社が復活する可能性はない。

日本のネット言論のトランプ評価は混乱している。大企業に擦り寄るのではないかとの説がある。安倍首相は自分と同質なところをトランプに期待しているのではないか。右翼は軍事的自立を期待する声もある。若い世代は自分の国を自分で守るという考え方に抵抗はない。トランプ大統領は日本が自分の頭で考えるチャンスである。核武装の意見が出てくることも当たり前である。

トランプは不動産業という古い業界で成長した。不動産業は景気が悪いとダメになり、景気が回復するとバブリーになる。最新の経営技術というようなものではない。不動産は利回りで考える。トランプは古い性格の経営者である。トランプが独自のことを行い始めると滅茶苦茶になるのではないか。共和党の人材が支えれば経済界は安心する。TPPも議論の余地はある。

トランプは地方のインフラ整備などを選挙戦では掲げていた。しかし、共和党は小さな政府のため、そのようなバラマキには否定的である。そのような政策をトランプは実現するのか。

トランプ当選でヘイトが増えている。普通の人がネット右翼のような発現をしている。土人発言の直後にトランプが当選した。トランプは女性差別発言もしている。トランプに影響のある差別主義者は日本贔屓が多い。日本は移民を受け入れていない、侵略戦争を反省しないところを評価している。日本のネット右翼はトランプ当選で勢いづくだろう。

福島出身の子どもが差別され、いじめられている。親が放射能汚染を差別する発言をしていたから、子どももイジメを行う。日本には差別の文化がある。

アメリカではトランプ支持のステッカーを掲げた白人を黒人がリンチするなどの逆パターンのヘイト犯罪も起きている。共和党の看板を掲載した家にKKKとスプレーで落書きされた。トランプ抗議デモが暴徒化したと報道されている。日本の報道が警察発表を鵜呑みにしているのではないか。警察は暴徒化したとしてデモを鎮圧したのではないか。

TPPがなくなる点ではトランプの当選を歓迎する。民主党は大金持ちのための政治をする政党ではないか。民主党が労働者の政党であった時代はあったか。ニューディールの時代が、そうであったのではないか。南部連合は民主党であった。

常識は時代によって変わっている。今は専守防衛が集団的自衛権反対の前提になっている。昔は専守防衛にも噛み付いていた。野党第一党の社会党が非武装中立を掲げていた。憲法解釈では自衛権も認めていなかった。それが良いか悪いかではなく、変わったという事実を認識する必要がある。

憲法改正して自衛権を認めるべきという憲法学者も安保法制が合憲かと聞かれれば違憲と答えるしかない。戦争は何の儲けがあるか。自分達のやってきた過ちをリセットできる。戦争は人権侵害を引き起こす。戦争の問題は戦うことだけでなく、戦争する集団が近くにいることである。中国が日本を攻めるという話ではなく、尖閣諸島沖で衝突することはありうる。戦争をなくすためには外交しかないのではないか。

昔と比べて今は悪くなったと言えるか。ヘイトスピーチはなかったかもしれないが、昔はセクハラやパワハラという言葉はなかった。女性の人権は昔の方が悪かった。貧困が酷くなったことが原因ではないか。

労働者の本音を代弁するトランプが当選することは民主主義である。このような民主主義は日本では機能したか。日本経済にとってアメリカは最重要な国ではなくなった。中国の方が重要である。

価値観は変わっている。労働運動に希望を持てない。労働運動家は昔の功績ばかり語っている。個人としての自分の立ち位置をどこに置くかが大切である。子どもの世代にどうなるか。

文化大革命は秦の始皇帝の焚書坑儒のようなものである。中国人は毛沢東に対して覚めている。下放制度の中で酷いことになっている。部落が丸々なくなった。道教に魅力を感じる。道教には仙人の話がある。万里の長城は国境線ではなく、失業対策事業であった。若い人は中国を見るべきである。

長州藩の解明派は日本海側である。藩内では部落差別が激しかった。幕末には差別解消を期待させて部落民を動員した。司馬遼太郎が書かない歴史である。

希望のまち東京in東部市民カフェ第119回「トランプ大統領」

希望のまち東京in東部は2016年11月10日(木)、希望のまち東京in東部第119回市民カフェを東京都江東区東陽の希望のまち東京in東部事務所で開催した。今回は米国大統領選挙やTPP批准などを議論した。

米国大統領選挙が2016年11月8日(火)に行われ、共和党のドナルド・トランプ候補が当選した。トランプ候補の当選には驚いた。マスメディアがクリントン候補優勢を意図的に報道していたのではないか。大統領選挙の結果を認めたくない人々が暴徒化している。クリントン候補の方が得票は多かった。クリントン候補は当選を前提にホワイトハウスのスタッフを決めていたという。

今後の民主党はサンダースのような人物を担ぐしかない。クリントンは過去の人である。トランプは、これからの人である。トランプ勝利には様々な見方があるが、グローバリゼーション対反グローバリゼーション(ナショナリズム)という視点も重要である。

二つのナショナリズムの時代になる。保守のナショナリズムと対抗ナショナリズムがある。沖縄の声は対抗ナショナリズムである。沖縄は分離独立に行き着くからいいが、東京に住む私達の対抗ナショナリズムは何か。明治や戦前復活の動きに対して、江戸時代に帰れとなるのか。それはあり得る。

トランプ支持層は言われるほど貧困層ではない。所得水準が落ちている中間層である。クリント・イーストウッド監督主演の映画『グラン・トリノ』はデトロイトの住宅地グロス・ポイントに住む元自動車労働者の物語である。労働者が誇りを持っている。日本のような会社主義ではない。職人意識がある。それが愛国心とも結びついている。Country & Westernのミュージシャンにトランプ支持が多い。

アメリカが分裂した。マルクスの言う階級闘争とは異なる分裂が生じているのではないか。カール・マルクスはリンカーンに祝電を送っている。北部は黒人を労働者として使用しようとした。『風と共に去りぬ』の世界では単純に南北戦争が黒人解放とは言えない。音楽の世界は南部の方が黒人文化と白人文化が融合している。リンカーンはアメリカの分裂を避けるために戦争し、南部連合を併合した。

トランプの背景が分からない。極右政治家でも背景はあるものである。かつて民主党支持であった。マスメディアがトランプ現象を生み出したのか。トランプは数字が取れる。メディアは無意識的に人を動かす。トランプの政策は見えていない。トリックスターである。トランプは共和党の有力な政治化を破って共和党候補になった。最初は泡沫候補扱いであった。オキュパイ運動はトランプ現象とサンダース現象の種を蒔いた。トランプ現象を分析することが大切である。

日本のTPP反対運動にも問題があった。盛り上がらなかった。動員がかかると集まるが、自発的な集まりは弱かった。日本政府はTPPを再交渉させないために批准を急いでいると説明される。トランプ政権でもTPP再交渉の可能性はあるか。日本政府は選挙戦の間、クリントン候補としか会っていなかった。これは失策である。

日本の独立をどう考えていくか。誰も考えてこなかった。日本の問題としてトランプ当選を考える。右翼から本当の意味で日本の独立を考える人が出て欲しい。左翼は五五年体制の枠内で考えてきた。対米従属を批判しながら、対米従属から抜け出した後の説得的なモデルを出していない。中国は国家資本主義である。

林田力が2016年11月18日に外環道に対する口頭意見陳述を国土交通省で行う。自動運転車が増えれば渋滞は減る。若年層は車に便利さを感じていない。貧困で車を買えないという見解もあるが、欲しいとも思わない人が増えている。

「原発事故避難者の住宅確保を支援する江東の会」が「住宅支援打ち切りを考える集い」2016年11月14日(月)午後7時から産業会館館第5展示室で開催する。講師は福田健治弁護士(福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク事務局長)、資料代は500円。

小池百合子知事を当選させた都民は考えていた。若い人達が鳥越俊太郎候補を支持する理由はあるか。革新陣営に属しているからというような理由しか出せないのではないか。逆に都政を変えることは期待していなかったのではないか。

多くの人に高江に来て見て欲しい。沖縄の人々は最初から闘争という意識ではない。茶飲み話で高江の問題を取り上げることもいい。東京では辺野古基地を施工している五洋建設や大成建設の本社前で抗議行動をしている。ハロウィンの流行は愚民化政策である。「あれは特殊」と考えないで普通に提案する。希望のまち東京in東部はイデオロギー性や党派性がなく、敷居が低い。それは奇跡的なものである。

自分達が作って売るとなれば、人は動く。市民運動の人脈とスキルではビジネスは無理である。市民運動が見つけた課題を市民運動の課題で解決することはない。クラウドファンディングやベンチャーという手段がある。ビジネスライクに付き合うことはできる。

希望のまち東京in東部市民カフェ第118回「二つの希望」

希望のまち東京in東部は2016年11月3日(木)、希望のまち東京in東部第117回市民カフェを東京都江東区東陽の希望のまち東京in東部事務所で開催した。今回は希望のまち東京をつくる会のリスタート集会と希望の塾開塾式という二つの希望を冠した動きを中心に議論した。

希望のまち東京をつくる会のリスタート集会が2016年10月28日に開催された。シンクタンクを目指す。宇都宮健児さんがバラエティーに出ることはいい。もっと軽い番組に出てもいい。宇都宮さんを好きという人がいれば、嫌いという人もいる。

若年層にはオルグされることへの嫌悪感がある。赤旗の「入党しました」という記事を読むと嫌な気持ちになる。そのようなことを記事にするなといいたい。20世紀的な運動が現れている。政党との関わり方は気をつけないと、ざっくりやられる。市民運動は政党に庇を貸して母屋を取られる。

危険な人が入ってくる可能性がある。上手な付き合い方があるのではないか。マルクス主義は非キリスト教宗教団体的なものがある。キリスト教社会が間違いなくマルクス主義を生み出した。市民運動は、それに対峙しなければならない。市民運動は個人に還る。集団で集まった方が楽である。江東区は戦災で焼けた。余所者の町である。

希望の塾開塾式が2016年10月30日に開催された。政治は動いているところにコミットメントしていくことが大事。柔軟に考えるべきである。イデオロギーで教条主義的になるべきではない。自民党もいつまでも自民党ではない。小池百合子都知事だからできたことがある。それを支持する都民を背景にした。

税金の無駄遣いは嫌という都民の声がある。ストップさせたことだけでも高く評価できる。責任問題を追及したことも大事。官僚は責任を取ってこなかった。おかしなことをすれば責任を追及されることが大事。小池知事にはエールを送りたい。

料金設定に対する不満の声があることは聞いている。一般男性5万円、女性応援特別価格4万円、学生応援特別価格3万円。これに文句を言うならば応能負担の思想は日本では受け入れられないのではないか。左翼的な人までも小池憎しからか料金設定を批判している。

小池塾が橋本徹さんを講師にすると発表されている。橋下徹さんにはイデオロギーとは関係なく、橋下ファンがいる。民進党の壊滅は秒読み。それが自民党に行くとは限らない。日本維新の会や小池新党が伸びるのではないか。面白いことは大事である。ワクワクしないといけない。

自民党の若狭勝衆議院議員が、小池都知事を応援した区議会議員の処分を巡って離党をちらつかせることに対し、二階俊博幹事長が強い不快感を示している。若狭議員がわざわざ反感を与えている。新党を想定しているのか。新党ができれば若狭議員が幹事長になれる。

日本は裁判所の独立が機能していない。裁判官は趣味か出世のことしか興味がない。希望のまち東京in東部は2014年選挙で小泉・細川との分裂はなかった。強硬な細川派はいなかった。インターネット社会は過去のことを引っ張り出せる。

戦争法制ぶっ潰せ江東行動第13回実行委員会が2016年11月1日、江東産業会館で開催された。南スーダンの駆けつけ警護などを取り上げる。自衛隊員を戦地に送らせないパレードを計画している。


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