希望のまち東京in東部
希望のまち東京in東部事務所では以下のイベントを定期開催しています。
・毎週木曜日午後6時半から8時半まで市民カフェ
・毎週土曜日午後2時から4時まで読書会
※予定は変更されることもありますので、希望のまち東京in東部Webサイトをご確認ください。
市民カフェは誰でも、いつでも、無料で話し合える市民の「場」です。
読書会は本を紹介しながら話し合うスタイルです。発表者がレジュメを配布して説明し、それを受けて参加者が自由に議論する方式です。書籍の用意や事前の通読は必須ではありません。
どなたでもご参加できます。初めての方の御参加も大歓迎です。時間がある方は参加よろしくお願いします。軽食をご用意しておりますので、お気軽にご参加ください。皆様、是非足をお運びください。参加者には「空き家活用と投資用マンション問題」などの資料を配布しています。
HOPEは希望のまち東京in東部が発行するWebマガジンです。 HOPE第1号は宇都宮健児弁護士のインタビューです。
HOPE第2号(2016年10月26日)はAEQUITAS(エキタス)特集。藤川里恵さんのインタビューです。
希望のまち東京in東部

希望のまち東京in東部読書会第37回「つぎのヘゲモニー国家」

林田力

希望のまち東京in東部は2017年4月22日(土)、読書会第37回「つぎのヘゲモニー国家」を江東区東陽の希望のまち東京in東部事務所で開催した。柄谷行人『世界史の構造』から「第4部 現在と未来」「第1章 世界資本主義の段階と反復」の後半を取り上げた。

林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』を読まれた方から「痛快でした」との感想が寄せられた。日本人はラーメンが好きである。東欧・ソ連が崩壊した1990年代が歴史の転換点になっている。日本の政党再編も、その頃に起きている。政党の離合集散が激しい。年代表を作らないと分からない。政治家になることが目的化している。

自由主義を福祉国家の意味合いで使っている。それは議論として成り立つか。一般的には自由主義と福祉国家は対立軸になり、帝国主義と福祉国家は親和性がある。柄谷さんの中では整理できているだろうが、一般的な社会科学の文脈から離れている。解説がほしいところである。

社会主義国は開発独裁だったと評価される。ソ連は資本主義へのアンチとして登場した訳ではない。国家独占資本ではないか。ソ連は科学技術を重視した。事故も非常に多かった。EUは国家を超えるものではない。フランスやドイツの帝国主義でしかない。本書の射程外であるが、ギリシア破綻を救済することになっても、EUはドイツにとってのメリットか。

1968年は1848年のような革命と言えるか。ソンミ村虐殺事件や東大の安田講堂占拠が起きた。フランス5月革命や神田カルチェ・ラタン闘争がある。文章の中では当たり前のように書いているが、1848年と並べることは強引ではないか。その時代に生きたロマンチシズムが強いのではないか。

朝鮮戦争が起きたら、スマホなどの価格が倍増する。韓国の政治家にとっては左翼右翼関係なく困る。中国側から北朝鮮には入りやすい。中国の国境側には朝鮮族のエリアがある。韓国は日本以上にソウルへの一極集中が大きい。韓国は臨戦国家である。

韓国の若者は革新ではない。民主主義が蔑ろにされたことに怒っている。権力の癒着を何とかして欲しい。政治的な右翼や左翼かという議論ではない。「朴大統領がダメ」は右翼が駄目ではない。統一賛成論、今はほとんどいない。IMFの介入で若者の低賃金化が進む。兵役の2年で人生が変わる。政治家の息子が海外留学名目で兵役逃れをすることが問題である。それを含めて不満が充満している。その一方で徴兵自慢がある。韓国社会は面白い。

柄谷とネグリの違いをはっきりさせたい。ネグリはアメリカをヘゲモニー国家と見る。階級の時代ではない。マルチチュードがグローバリゼーションに対抗する。柄谷ならばマルクスやプルードンの焼き直しと批判するだろう。国家の絡みを重視すべきではないか。

国家・ネーション・資本の三角形に人間がどう介在しているのか。日本の市民運動は、市民という言葉を使うが、中身はない。主力が団塊の世代で、現役世代の感覚とは離れている。市民のイメージは曖昧である。右翼から見るとプロ市民とネガティブに見られる。一般市民と活動家の間のイメージを持たれる。

市民は消費者の側面が強くなるのではないか。消費点の運動が必要である。それが資本主義に対する抵抗の形である。子ども食堂が広がっている。市民運動は政党運動ではない。一般の人は地方議会の市民派議員も市民と認識している。都民ファーストの会と生活者ネットワークが政策協定を締結した。

歴史的には戦争で問題を解消してきた。国連に求心力があるか。北朝鮮と韓国は国連加盟国であるが、台湾は加盟していない。国際連合は連合国である。アメリカのシリア攻撃は国連に根拠を持たない。アメリカの論理は、連合国で共同行動するならば国連を通すが、シリア攻撃はアメリカ単独で行っており、国連を通す必要がないとなる。

権力は腐敗する。日本は下から「おかしい」との声があがっていない。負け組であるが、中産階級気分がある。政権側も手当てをしている。天皇制を利用している。最近の漫画の主人公は大人物の息子になっている。どこの馬の骨か分からない人物が努力によって、のし上がるというストーリーは流行らなくなっている。


希望のまち東京in東部TV再生リスト




#希望のまち東京in東部 #台東区 #足立区 #荒川区 #江戸川区 #葛飾区 #江東区 #墨田区 #市民 #政治 #seiji #イベント
Powered by 林田力
希望のまち東京in東部
希望のまち東京in東部