希望のまち東京in東部

読書会開催記録

希望のまち東京in東部読書会第52回「企業と社会のマネジメント」2017年10月28日
希望のまち東京in東部読書会第51回「ドラッカーの目標管理・自己管理」2017年9月30日
希望のまち東京in東部読書会第50回「非営利組織の戦略」2017年9月16日
希望のまち東京in東部読書会第49回「非営利組織経営論」2017年9月9日
希望のまち東京in東部読書会第48回「もしマルクスがドラッカーを読んだら資本主義をどうマネジメントするだろう」2017年9月1日
希望のまち東京in東部読書会第47回「ドラッカー」2017年8月26日
希望のまち東京in東部読書会第46回「市民社会と宗教」2017年8月19日
希望のまち東京in東部読書会第45回「熟議民主主義論」2017年8月5日
希望のまち東京in東部読書会第44回「公共サービスと市民社会」2017年7月29日

希望のまち東京in東部読書会第51回「ドラッカーの目標管理・自己管理」

希望のまち東京in東部読書会第51回「非営利組織の戦略」が2017年9月30日(土)、東京都江東区東陽の希望のまち東京in東部事務所で開催された。重本直利『もしマルクスがドラッカーを読んだら資本主義をどうマネジメントするだろう』(かもがわ出版、2012年)から第2章「ドラッカーの目標管理」、第3章「ドラッカーの自己管理」を取り上げた。

著者は短期的利益だけではない企業を評価している。ドラッガーがめざした目標管理を実践できている企業はなかったと主張する。報告者の経験では目標管理制度があっても形骸化していた。

『もしドラ』は従来のスポコンと本質的に異なる。各自の個人目標をマネジメントで有機的に全体目標に結びつけた。根性論は萎縮する。楽しむことが重要である。個人のモチベーションを全体に従属させない。スポーツのチームは新しい心理学を持ち込んで成果を出している。社会主義は集団教育になる。

2000年代に入ってから内部統制が重視された。コーチング理論が入ってきた。個々の最適化が全体の最適化にならない。細分化、専門化していく。「ゲシュタポ」会社の問題が取り上げられている。管理のための管理になっている。マニュアルから外れたことが許されない。ブラック企業は企業の利益のために労働者をこき使う。会社はブラック化する宿命がある。健全な会社でも、ある日ブラック化する。

既存の利益集団を守るために新規の技術革新が抑圧される。個人商店が消えていくと地域金融機関も弱くなる。企業の平均寿命は三十年である。

希望のまち東京in東部読書会第50回「非営利組織の戦略」

希望のまち東京in東部読書会第50回「非営利組織の戦略」が2017年9月16日(土)、東京都江東区東陽の希望のまち東京in東部事務所で開催された。坂本治也編『市民社会論 理論と実証の最前線』(法律文化社、2017年)から第4章「非営利組織経営論 経営管理と戦略の重要性」の後半を取り上げた。競争戦略と協調戦略、親密性のための組織・戦略、ソーシャルビジネス法人を議論した。

非営利組織は戦略を軽視する傾向がある。マーケットを把握していないのに事業に取り組むことは危険ではないか。顧客が何を思ってどういうことをやりたいかをリサーチする。リサーチの方法も新しくなっている。リサーチもしないで二千万人署名を掲げても、新規に入る人にはハードルが高い。署名を集めることは個人情報を集めることになる。書名の横で赤旗の購読を勧めることは問題ではないか。

会社的な考え方、企業的な論理が必要ではないか。マネジメント論を市民運動に取り入れる必要はある。近代的な市民運動ができてくるのではないか。市民運動は曖昧模糊としている。敵をどれだけ知っているか。敵の悪いところを客観的にどれだけ詰めているか。何故多くの人が自民党に投票するのかを冷静に考えていない。敵の分析がイマイチである。市民運動は甘い。

市民運動にストレートに当てはめることは無理ではないか。窮屈になることを嫌う人が多い。自分の気持ちが表現できればいいという人がいる。政治的な情勢判断がある。ずっと同じことを言っている市民運動は廃れていく。政党の論理は区議選は無所属候補をパージするが、首長選では共闘すると主張する。

顧客にとっては選ぶものが沢山あった方が良い。それこそ新自由主義である。顧客の選択の自由を主眼に置く。情報の非対称性などの弊害はあるが、その弊害を一つ一つ解決する仕組みを作っていく。自助という言葉を与党は都合よく使っているのではないか。

マンション建設による環境破壊に反対する。環境破壊への批判は誰でも言っている。どこまで言えるかが問題である。再開発に対して自分におこぼれがこないかと思う建築業者もいる。希望のまち東京in東部は2014年に「若者の自立支援政策を目的とした区内の空き家の実態調査とそれに基づく施策策定の陳情」を提出した。今では国をあげて秋や活用に取り組んでいる。

希望のまち東京in東部読書会第49回「非営利組織経営論」

文責:林田力

希望のまち東京in東部読書会第49回「非営利組織経営論」が2017年9月9日(土)、東京都江東区東陽の希望のまち東京in東部事務所で開催された。坂本治也編『市民社会論 理論と実証の最前線』(法律文化社、2017年)から第4章「非営利組織経営論 経営管理と戦略の重要性」を取り上げた。

前回及び前々回の読書会でドラッカーを取り上げた。今回は非営利組織のマネジメントを議論する。ドラッカーはマネジメントが営利組織であろうと非営利組織であろうとマネジメントは欠かせないものと指摘した。『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』がベストセラーになった。映画は前田敦子が主演した。

「そういうことになっています」という理由を押し通すことがある。貴方の理由でしかない。政治や宗教の話がタブーになっている。マネジメントの第一歩は、一人ひとりに役割を与えた。

新自由主義はソ連のような全体主義に対して個人を守る思想である。アメリカの大企業にとって自由貿易は都合がいい。そこで自由貿易を外国に押し付ける際に新自由主義を名目とされるが、それが本来の新自由主義思想ではない。民主党政権の「新しい公共」も新自由主義である。

日本の組織は責任を取らない。旧日本軍は兵卒よりも将校の方が生存率は高くなる。最後は天皇に責任を押し付ける。机上の空論で作戦を立てる。「あいつならば上手くやってくれる」という無責任な発想がある。

日本軍は序盤では航空機や潜水艦を活用して優勢を保った。海軍上層部は古い大艦巨砲主義に囚われていたが、軍縮条約で軍艦数を減らされて艦隊戦で劣ることは明白であった。そのために現場では航空機や潜水艦を活用した。

営利組織と非営利組織を分けることは何故か。信用組合は営利団体ではない。株式会社では株主総会が最高決定機関であるが、実際は取締役が権力を持っている。社員という言葉の使い方が間違っている。株主が社員である。宗教団体も営利を目的としているのではないかと感じることがある。信者を増やすことも金儲けのためではないか。富士大石寺顕正会の宗教勧誘が迷惑である。

行政に社会福祉を任せるのではなく、市民でコミュニティーの場を作っていく。街頭に出て云々するよりも、本当の意味の市民運動になる。地に足がついた運動が出始めている。居場所作りの機能も果たしているのではないか。希望のまち東京in東部も第2ステージに入るのではないか。マネジメントは大切である。マネジメントがないとガタガタになる。


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