さよなら原発江東・福島現地視察報告集会

林田力

さよなら原発江東は2014年1月11日、「福島現地視察、オリンピック会場線量測定結果報告会」を東京都江東区亀戸のカメリアホール第一研修室で開催した。さよなら原発江東は「東京から原発をなくす選択を!宇都宮健児さんの都知事選立候補を歓迎します」との声明を発表している。

報告集会は福島現地視察とオリンピック会場線量測定結果の二部構成である。第一部は最初に江東区の伴敏子氏が福島南相馬・浪江町現地視察を報告した。東日本大震災から時間が止まったままの生々しい状態を報告した。小学校の黒板には「国、東電を許さない」「原発ゼロの日本を残そう」と書かれていた。常磐線小高駅では自転車通学の高校生が帰宅できないまま避難し、残された自転車がずらりと置かれていた。福島原発事故を繰り返してはならない。

福島出身で身内や知り合いが福島に多い葛飾区の山本氏が福島の現状を報告した。福島市は線量が高いところがある。選挙で負けた福島市長は家族を海外に逃がしたと言われている。選挙に負けて当然と受け止められている。

放射能汚染に関係なく、福島産の農産物は売れない。これは差別である。福島市の梨農家が福島で生きていくために挑戦した。梨畑の表土をはぎ取るが、中間貯蔵施設がないため、畑の一部を潰して汚染土を埋めた。これによって除染でき、売り上げも5割くらいは回復した。風評も怖いが、風化も怖い。東京都知事選で原発は争点にならないという人がいるが、そういうことは絶対にしてはならない。

続いて大城氏の福島現地視察報告である。東日本大震災後13回ボランティアで被災地を訪れている。浜通り農民連ね経営する産直センターを訪れた。農産物の放射線を測定している。福島県産の米は全量検査されているとのことである。全国の消費者に安心して食べて欲しいと言われた。被災地の惨状には背中が凍る感じと述べた。

避難区域では多くの家畜が餓死し、残された家畜は殺処分となった。浪江町の「希望の牧場・ふくしま」では牛の殺処分を拒否し、飼育を続けている。

被災地高校生の衝撃的な手記を紹介した。転校が決まった。新しい学校では知らない土地の話ばかりでついていけない。住みたくないところに住まされた。目眩や吐き気に襲われると綴られている。

質疑応答では浪江町「希望の牧場・ふくしま」が牛を飼育続けることを悪意に捉える質問が出て、紛糾した。いかに被災者と連帯するかが問題という正論によって収束した。

「希望の牧場の牛は他で売るつもりではないか」

「家畜と言っても名前をつけており、殺すことは忍びない。放射能汚染の実態を知る貴重なデータになる。牛を外に出すことはできない」

「トレーサビリティがあり、制度的に不可能である」

「今後のために追跡調査はきちんとすべき。怖いからと言って見えないようにするべきではない」

「いかに被災地の人々を援助するかが問題である。生き物を大事にすることは必要である」

「原発誘致を拒否した地域もある。その映画『シロウオ』が制作された」

第二部はオリンピック会場放射線量測定である。北区の田中一郎氏が報告した。放射線量測定はオリンピックの是非は問わないというスタンスである。どれくらい汚染されているか社会に公表することに意味があるとする。

測定結果を見た時に私も一安心したという。しかし、3分の1くらいの会場で放射能汚染の影響があった。東京の土壌汚染は結構深刻である。今回の測定ではセシウムしか調べていない。日本ではストロンチウムやプルトニウムを調べていない。セシウムのあるところには一定程度ストロンチウムなど他の放射性物質があると考えるべきである。東京にはホットスポットが多そうである。東京湾も汚染されている。

食べ物から採る内部被曝の危険もある。日本の食品流通は偽装だらけである。呼吸被曝の危険もある。土の上で競技する場合は要注意である。

福島原発事故の東京の責任を自覚しなければならない。東京都は東京電力の大株主である。東京都民は原発の上に甘い汁を吸ってきた。

田中氏の総論的な説明に対し、葛飾区の樋口節子氏は各論的な説明である。江東区の若洲オリンピックマリーナはセーリング場の予定であるが、汚染の影響はある。果たしてロンドン、パリ、ニューヨークと同じか猪瀬さんに聞いてみたい。水に洗われていると流れて線量が低くなる。

江戸川区の葛西臨海公園では松林で枯れ松葉を測定したところ、高い値が出た。これはチェルノブイリと共通する。石畳の空間線量が高かった。石に放射線物質が吸着しているのではないか。

江東区の夢の島競技場に土壌汚染の高い場所があった。除染残土を放置していたのではないか。近くで学生が運動しており、気を付けなければならない。

放射能汚染は、質の悪い屁と思う。チェルノブイリではコルシカ島にまで放射性物質が流れてきた。オリンピックがあってもなくても東京都知事には汚染があることを前提に調査を求める。

伴「その後、江東区夢の島の野積みされていた残土はなくなっていた。改めて測定したところ、線量は下がっていた。その意味でも今回の測定は意義があった」

林田力「宇都宮けんじ東部勝手連でも地域の汚染状況の把握の要望がある。測定会では今後も測定する予定はあるか」

樋口「オリンピックは2020年であるので年単位で継続的に測定したい。しかし、基本は行政がしっかり行うべきである」

田中「測定は行政の義務である。私達が測定するならば、行政に催促する意味で行う。東京湾の汚染が分かるような付加価値をつけた測定をしたい」

意見「時間が経つと汚染がなくなると何となく思われているが、そうではない。高そうな場所をどんどん特定して行政に申し入れて除染させる。だから外国から選手や観光客を迎え入れても安心としたい」

意見「江東区北砂では定点測定している。下がったと思っても、また上がることがある。除染して終わりではなく、定期的に測った方がいい」

伴「今日の集会で運動を広げていけるという展望が持てた。お互いに連絡しあいながら活動を広げていきたい」

今回の報告集会は放射能汚染の問題と風評に苦しむ福島県民の思いのバランスが取れていた。質疑応答では国の理不尽な仕打ちに抗議して浪江町で牛の飼育を続ける牧場主を中傷する質問が出されたが、会場から「いかに被災者と連帯するかが問題」と反論がなされた。

脱原発運動で嫌な点として、放射能を忌避するあまり、福島や東日本を差別する放射脳カルトが紛れ込んでいることである。放射脳カルトは移住を勧めて劣悪なゼロゼロ物件に住まわせる、海外移住支援と称して人身売買する貧困ビジネスと直結している(林田力『放射脳カルトと貧困ビジネス』Amazon Kindle)。この放射脳カルトが目立つと脱原発運動自体に嫌悪感を抱きたくなるが、報告集会では福島とも連帯する健全さが感じられ、脱原発運動に希望が持てる。


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