年別アーカイブ:2019年
林田 力 『東急不動産だまし売り裁判』著者

沢尻エリカさんMDMA所持で麻薬取締法違反容疑

女優の沢尻エリカさんは2019年11月16日にMDMAを所持したとして麻薬取締法違反の疑いで緊急逮捕されました。芸能人の薬物犯罪が目に付きます。それにしても芸能人ともなると危険ドラッグのような紛い物は求めないのでしょう。危険ドラッグは一般の依存性薬物以上に体に悪いことを知っているのでしょう。


沢尻さんは2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で濃姫を演じます。撮り直しになるか、チュートリアル徳井義実方式でテロップだけになるでしょうか。大河ドラマは『いだてん』のピエール瀧さんといい、祟られ続けています。


薬物犯罪は社会を壊す深刻な問題です。SDGs; Sustainable Development Goalsのターゲット3.5は以下のように規定します。「薬物乱用やアルコールの有害な摂取を含む、物質乱用の防止・治療を強化する」(Strengthen the prevention and treatment of substance abuse, including narcotic drug abuse and harmful use of alcohol)


薬物犯罪の摘発では使用者ばかりで売人の摘発が見えてこないことが気になります。本気で薬物の蔓延を防ぎたいならば蛇口の摘発が必要です。売人の摘発は報道されないだけなのでしょうか。それとも公務員の点数稼ぎで著名人の使用者を摘発し、売人は逆に情報提供者として守っているのではないでしょうか。売人が時々、著名人の使用者の情報を警察に流すことで普段の薬物売買を許容される共生関係にあるのではないでしょうか。


沢尻エリカさん逮捕は桜を見る会疑惑隠しの逮捕と主張する声があります。しかし、沢尻さんの事件について話しており、桜を見る会について一言も触れていない投稿に対して、薬物犯罪には全く触れずに桜を見る会の話しかしない方が話題そらしの脱線です。薬物犯罪を矮小化する議論は肯定できません。


何がより重要な問題であるかは各人の価値観に基づくもので、自分の狭い価値観を相手に押し付けることはいただけません。薬物犯罪に関心のある人に桜を見る会疑惑についても関心を持って欲しいならば、薬物犯罪を矮小化することで桜を見る会疑惑に関心を向けようとすることは逆効果になるでしょう。薬物犯罪の重大性を認めた上で桜を見る会疑惑も重要と指摘することでしょう。それが相互主義になります。

五輪対策課警部が下半身露出で書類送検【警察不祥事】

神奈川県警オリンピック・パラリンピック対策課の男性警部(44歳)が下半身を露出したとして公然わいせつの疑いで2019年11月8日に書類送検された。神奈川県警は警部を減給100分の10(6カ月)の懲戒処分にした。警部は同日付で依願退職した。

 

警部は2019年8月19日、神奈川県二宮町の雑居ビル外階段で、下半身を露出し、30代の女性に触らせるなどしたとされる。目撃した通行人が110番通報した(「県警警部 公然わいせつ容疑で書類送検 五輪・パラ組織委派遣」NHK 2019年11月8日)。警部は容疑を認め、「性欲の赴くままに行為に及んでしまった」などと話したという。


警部は東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会に派遣中だった。事件前日の18日は、藤沢市で行われたセーリング競技のテストイベントの警備関係業務に従事。同僚と飲酒するなどした後、翌19日未明に平塚駅で面識のない女性に声を掛け、二宮町に移動。コンビニエンスストアで酒を購入後、2人で現場に向かったという。

 

警部は25日に派遣を解除された(「県警警部を書類送検、減給に 下半身露出、女性に触らせる」神奈川新聞2019年11月8日)。NHK大河ドラマ『いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~』の田畑政治が生きていたら何と言うだろうか。

続警察不祥事

既得権益をぶっ壊せ!!で紹介

林田力がブログで紹介されました(『あきひでのガラクタ箱』「『フリートーク』既得権益をぶっ壊せ!!」2019年11月06日)。ありがとうございます。ブログでは既得権益の問題を取り上げています。東急不動産だまし売り裁判も売ったら売りっぱなしが許されるという不動産業界の悪しき既得権益の問題と言えます。消費者感覚、民間感覚で前時代的な既得権益をなくしていきます。
http://fanblogs.jp/tears24of32rainbow/archive/185/0

林田藩ゆかりの小栗上野介は幕府の堤防

林田藩ゆかりの幕臣に江戸幕府勘定奉行・小栗上野介忠順(ただまさ)がいる。忠順は林田藩八代藩主・建部政醇の娘・道子と結婚した。政醇の別の娘・はつ子は旗本の蜷川親賢に嫁いだ。その婚礼調度の蜷川家伝来雛道具が江戸東京博物館に所蔵されている。

 

「忠順は、早熟、雄弁で幼少時は「天狗」と呼ばれ、14歳のころ播州林田藩主建部政醇を訪れ、悠然とたばこをふかし、たばこ盆をたたきながら、「船を作り海外に進出すべきだ」と論じ、周囲を驚かせました。23歳で建部家の次女道子を妻に迎えましたが、大変な愛妻家だったといいます。」(福田嘉文「忘れられた幕末の偉人─小栗上野介」江戸東京博物館友の会会報『えど友』第69号、2012年、6頁)

 

林田藩士は以下のように評していた。「未だ十四の少年にてありながら、煙草を燻らし、煙草盆を強く叩き立てつつ、一問一答建部政醇藩主と応答し、人皆その高慢に驚きながら、後世には如何なる人物となられるであろうかと噂しあった」(蜷川新『維新前後の政争と小栗上野の死』日本書院、1928年)

 

小栗は幕府を崩壊から守る堤防になろうとした人物である。その言葉に「病の癒ゆべからざるを知りて薬せざるは孝子の所為にあらず」がある。これは現代の過少医療・治療中止への批判にもなる。これは林田医療裁判にも重なる。

 

小栗の業績の一つが横須賀造船所である。造船所建造に対して、勝海舟が海軍500年説の立場から反対したエピソードは有名である。勝は以下のように主張した。軍艦は数年で建造できるとしても、海軍を運用する人材育成には時間がかかる。英国でも300年要しており、日本では500年かかる。それ故に人材育成を優先すべきと。

 

その後、尊皇攘夷派と気脈を通じていると見なされた勝は失脚し、小栗の提言が採用されて横須賀造船所は建設に着手した。幕府の瓦解後は明治新政府に引き継がれ、帝国海軍の重要施設となった。

 

日露戦争でバルチック艦隊を破った東郷平八郎は戦後、小栗の遺族に「日本海海戦の勝利は小栗が作った横須賀造船所のお蔭」と礼を述べた。小栗の先見性が認められた瞬間である。司馬遼太郎も小栗を「明治の父」と評している。

 

ところが、日本は日露戦争の勝利に驕って無謀な侵略戦争に突き進み、国土を焼け野原にしてしまった。ここまで考えると、人材育成を先とした勝の言葉も納得できる。明治になって日清戦争など日本の帝国主義的政策に反対した勝の主張も合わせると一層含蓄がある。

 

このように長期的視点に立てば両者の主張は共に尤もであるが、当時の視点に立てば小栗に軍配上がる。国内に造船所がなければ、船舶は海外から購入しなければならない。実際、幕末は幕府も諸藩も海外から船舶を購入していた。しかし、船舶は購入したら終わりではない。故障すれば修理しなければならない。

 

造船所は新たに船舶を建造するだけでなく、既存の船舶を修理する場所でもあった。消耗品である砲弾や弾丸も作る総合工場とする構想もあった。実際、小栗が訪米時に見学したワシントン海軍造船所が同じであった。造船所で既存の船舶をメンテナンスできれば、外国に依頼する費用と時間を節約できる。

 

旧日本軍の大きな欠点として兵站の軽視が挙げられる。造船所を提言した小栗は日本人に欠けがちな視点を有していた稀有な人物であった(林田力「小栗忠順と勝海舟の横須賀造船所論争評価に欠けた視点」リアルライブ2010年10月13日)。

 

小栗は戊辰戦争で官軍を迎撃する策を提案したが、恭順派の徳川慶喜に否定された。慶喜から罷免されたため、知行地の上野国群馬郡権田村に土着し、水路を整備したり、塾を開いたりしたりするなど静かな生活を送っていた。ところが、官軍に捕縛され、取り調べもなされぬまま斬首された。冤罪である。明治政府にとって小栗が都合の悪い人物であったかが分かる。

聞いてよ市長!第2回さいたま市民政策プレゼン大会レポート

Oneさいたまの会「聞いてよ市長!第2回さいたま市民政策プレゼン大会」が「まいぷれ」浦和版に紹介されました。プレゼン大会で発表した市民生活、保健福祉、まちづくり、文教スポーツの4分野の発表要旨と清水勇人さいたま市長をまとめています。

 

保健福祉分野の発表「新しい時代には新しい医療を」の病院新設の提言に対し、清水市長は以下のようにコメントしました。「県の地域医療審議会でさいたま市の病床数を割り当てられるという点や、市立だけでなく民間の病院などが多数を占める中で、病院の「新設」や「配置」は難しい問題だが、各エリアのバランスを鑑みて病院に行きにくいエリアなどについては、「病床数」の割り当て増加や「病院の配置」などを私も積極的に働きかけていきたい」

 

清水市長はプレゼン大会後の11月8日の定例会見で、さいたま市立病院(緑区三室)の新病院が2019年12月29日に開院すると発表しました。病床数が70床増えて637床になります。さいたま「市内の患者は都内で治療を受けることも少なくない」ことが現状です(「さいたま市立病院、来月29日に新病院 「地域完結型医療」の要に」産経新聞2019年11月9日)。これに対して清水市長は「超高齢化社会でも、市民が地域で必要な医療を受けられる地域完結型医療の要として、信頼される病院を目指したい」と語ります(「さいたま市立新病院、12月29日に開院 精神科、歯科口腔外科など加わる 外来診療は20年1月から」埼玉新聞2019年11月9日)
https://urawa-saitama.mypl.net/article/eventrepo_urawa-saitama/31661

大学生活

『大学生活』Amazon Kindle出版

大学を舞台とした小説や漫画の書評と大学に関する記事です。
大学生が被害者になった誤認逮捕事件も収録しました。

【書名】大学生活/ダイガクセイカツ/University Life
【著者】林田力/ハヤシダリキ/Hayashida Riki

何者
『ひかりの剣』大学生活が人間形成の基盤
とぼとぼ亭日記抄
遠浅の海
神人! 墓石書き換え人
『のだめカンタービレ』失意の主人公に感情移入
アレンとドラン
ミステリと言う勿れ
吾輩の部屋である
埼玉大学の文芸系サークル会誌
トリンドル玲奈が慶応義塾大学を卒業
大卒と高卒
慶應連合三田会大会
新井麻希アナが慶應連合三田会で見せたアナウンサー魂
慶応大学OBらがマハラジャで80年代に戻るダンパを開催
杏林大学の学生食堂が倒産
愛媛県警が杜撰な捜査で女子大生を誤認逮捕
特殊詐欺決めつけ捜査で無罪判決

大学生活

二子玉川の堤防問題について

二子玉川の堤防問題についてフェイクニュースの流布や住民分断が起きています。
私の見解は以下をお読みください。

台風19号の多摩川氾濫と住民運動へのフェイクニュース
東京都世田谷区の二子玉川は多摩川の氾濫で浸水被害を受けました。二子玉川は大型再開発(二子玉川東地区第一種市街地再開発事業、二子玉川東第二地区第一種市街地再開発事業)が行われた場所です。この再開発に対しては地域住民による反対運動が起きました。そこでは水害の激化も再開発の問題点として主張されました。

さいたま市で埼玉県警巡査がマンションに侵入し女性の身体を触る

埼玉県警鉄道警察隊の巡査(32)が、さいたま市でマンションに侵入し、女性の身体を触るなどした疑いで逮捕された。さいたま市のマンションの女性の部屋に2019年8月、不動産業者を装って侵入し、身体を触るなどした疑いが持たれている。巡査は「家には入ったが、触っていない」と容疑を一部否認している(「部屋に不動産業者装い侵入 強制わいせつで警察官逮捕」FNN 2019年10月11日)。家には入ったとの言い訳が言い訳になっていない。


埼玉県警では浦和東警察署(さいたま市緑区)地域課の巡査(32)が、さいたま市内の路上で10代後半の女性にわいせつな行為をしたとして、2019年8月15日に強制わいせつ容疑で逮捕された。路上からマンション侵入に警察不祥事が悪い方へレベルアップしている。


不動産業者を装う点で知能犯である。埼玉県警では警察官の職務を悪用する警察不祥事が相次いだ。埼玉県警草加署巡査は死体検案名目で遺族から現金82万円をだまし取った。埼玉県警川越署巡査も遺族に遺体の防腐処置費用として現金50万円をだまし取ろうとした。市民が警察官に警戒するようになったために不動産業者を装うようになったのだろうか。


巡査が女性の住宅をどうやって知ったかも問題である。埼玉県警岩槻署の男性警部補は2010年2月から2014年6月にかけ、「捜査に必要」と偽り、計10人66件の個人情報を不正取得した。埼玉県警川口署地域課の巡査は公用端末で不正に取得した女性の住宅に侵入したとして、住居侵入の現行犯で逮捕された(「個人情報不正照会、住居侵入、捜査書類偽造… 埼玉県警、2人免職、1人停職」産経新聞2015年1月24日)。

埼玉県警浦和東警察署巡査が、さいたま市内で強制わいせつ容疑

東急不動産の新本社で従業員が脳波センサー装着

東急不動産ホールディングスと東急不動産の新本社「渋谷ソラスタ」では従業員は頭部に脳波測定キットを着用する実証実験を行っている。測定データを基に「ストレス度」「集中度」「興味度」「快適度」「わくわく度」の5つの指標を可視化する(「東急不動産の新本社、従業員は脳波センサー装着」日経 xTECH 2019年9月30日)。


気持ち悪い。社員を家畜化するブラック企業と感じる。働き方改革は働く人の自由を増やすものであって管理や監視を強化するものではない。東急不動産の目指すものはディストピアである。東急不動産だまし売り裁判の業者だけのことはある。マンションをだまし売りする企業の人間観が表れている。本来のビジネスは利益を掠めとるものではなく、自ら作り出すものである。マンションだまし売りは本来のビジネスではない。


東急不動産だまし売り裁判も脳波センサーも東急不動産の人権意識の低さを示している。個人の脳の状態は極めて私的な領域であり、センシティブな個人情報である。内心の自由が侵害されかねない。信者にヘッドギアをつけるオウム真理教を連想する。「マンションだまし売りするぞ、だまし売りするぞ、だまし売りするぞ」とでも唱えているのだろうか。カルトと熱血営業のブラック企業は良く類似性が指摘されるが、それを再確認する。


東急不動産だまし売り裁判において、東急リバブル東急不動産はのらりくらりと時間をかけ消費者に諦めさせよう、泣き寝入りさせようとした。東急リバブル東急不動産には消費者契約法による契約取り消しや契約解除という形で、契約を白紙にするという強い覚悟を示す必要がある。
契約を白紙にすることは消費者側の覚悟を示すことになる。東急リバブル東急不動産の体質を考えれば将来も問題は続出するだろう。そのような物件とは早期に縁を切った方が良い。シリコンバレーでもFail Fast(早期撤退)が合言葉になっている。

福岡県警の巡査部長が女子トイレに侵入

福岡県警東警察署生活安全課の巡査部長(47歳、福岡市中央区薬院)が2019年9月29日、コンビニエンスストアの女子トイレに侵入したとして逮捕された。巡査部長は同日午前9時40分頃、福岡市中央区平尾5のコンビニの女子トイレに正当な理由がないのに侵入した建造物侵入容疑がある。


このコンビニでは2019年7月頃から女子トイレの便器を丸めたトイレットペーパーやその芯で詰まらせられることが相次ぎ、その度に巡査部長に特徴が似た人物が来店していたという。警戒していた店側はこの日、巡査部長が来店したため警察に通報。女子トイレに入ったことを確認した(「便器詰まらせる被害相次ぐ女子トイレ、警官侵入」読売新聞2019年9月30日)。


巡査部長は取り調べに対して、「女子トイレに入ってみたかった」と供述し、容疑を認めているという(「東警察署の署員 女子トイレに侵入か巡査部長を逮捕」RKB毎日放送2019年9月30日)。知性や教養の欠片は皆無である。




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