年別アーカイブ:2019年
林田 力 『東急不動産だまし売り裁判』著者

金融

金融をテーマにした書籍の書評集。
【書名】金融/キンユウ/Finance
【著者】林田力/ハヤシダリキ/Hayashida Riki

国家とハイエナ
メガバンク絶滅戦争
リストラ屋
圓さん、天下を回る
紙の月
過払い金を取り戻せ
街金王 池袋アンダーグラウンドの「光」と「闇」
ダブル・フェイス
コーポレートファイナンス 戦略と実践
人工知能が金融を支配する日
21世紀の資本
『資本主義最終章の始まり 大恐慌2009~2010』強欲資本主義の崩壊
日本銀行「失敗の本質」
大逆転! 小説三菱・第一銀行合併事件
大合併 小説第一勧業銀行
勁草の人 戦後日本を築いた財界人
埼玉の銀行
日本大沈没 明るい未来を迎えるための資産防衛術
大不況!!年収120万円時代を生きる
株とチャートでお金持ちになる!
『新版バフェットの投資原則』長期志向で高潔な投資家
『月光!マネー学』消費者のための資産運用
二階堂重人の株式デイトレード指南書
インベスターZ
徹底攻略コンドウ式日商簿記3級
貸借対照表
財務分析の安全性分析
売上高利益率
クラウドファンディング
家計簿

【警察不祥事】香川県警丸亀署員がリサイクル店を威圧

香川県警丸亀署員が、私用で訪れた同県丸亀市内のリサイクル店で、店員とトラブルになった際、警察官であることを示し、威圧的な態度をとったとして、店から威力業務妨害と不退去の両容疑で刑事告訴された。

 

男性署員は2019年6月11日、私物を売却するため、段ボール箱に入れて、店に持ち込んだ。そのうち食器皿1枚が割れており、店員が持ち帰るように依頼したが、署員は店側が割ったと主張。その際、「わしは丸亀署の生安(生活安全課)の担当者や」「今度、立ち入りしようか」などと発言し、約1時間、店に滞在したという。結局、割れた皿は店が買い取った。

 

店が同署に相談すると、署員と上司が15日に謝罪に訪れた。しかし署員が皿を割った責任の所在について触れなかったため、店は不誠実と感じ、告訴した(「警官「わしは生安担当者や」…割れた皿を買わせる」読売新聞2019年7月7日)。リサイクル店などに対しては、警察官が古物営業法に基づき、店に立ち入って帳簿や品物を検査できる(「「わしは生安や」警察署員が店ともめ事 県警が告訴受理」朝日新聞2019年7月7日)。

 

公権力を背景にした脅しである。脅迫罪が成立するのではないか。暴力団のみかじめ料以上に悪質である。しかも、ゴミにしかならない割れた皿を買い取らせることは買取金額以上の大損害である。ヤクザは名刺を出しただけで逮捕される時代に、立場を悪用した警察官の威圧的な行動へのペナルティが軽すぎる。

 

埼玉県警や京都府警では警察官の立場を悪用して市民から金をだまし取る事件が起きている。大阪府警では男性巡査長が特急に無賃乗車した事件が起きた。男性巡査長は警察手帳を示して特急電車に20回ほど無賃乗車した(「警察官が通勤で“特急タダ乗り” 警察手帳を示し「公務です」20回ほど不正乗車」MBSニュース2018年1月26日)。「飲酒して座って帰りたかった」との身勝手な動機であった。

【警察不祥事】京都府警の警察詐欺は捜査を装う

京都府警山科署勤務の巡査長の詐欺事件は警察官が市民の弱みに付け込み、刑事事件捜査を装った詐欺であった。捜査を装った詐欺に気を付けて下さいとアナウンスしなければならない。任意捜査にも弁護士選任が必要だろう。


まず、男性が寄付のために預金を引き出そうとしたことを思いとどまらせた対応が問題である。本人の自己決定権の侵害である。市民生活への干渉である。

巡査長は男性を自宅に送った際、タンスに500万円があるなどの資産状況や資産があるのに過去に生活保護費を受給していたことを把握。その捜査を装い、「お金を持っていたら生活保護は受けられませんよね。お金を警察で預かり、受給について調べます」と嘘を言って詐取した(「1100万円詐欺容疑の巡査長を懲戒免職 府警本部長が陳謝」京都新聞2019年7月5日)。


この点について当初の報道では「多額の現金を持っていたら危ない」から「預かる」と言って受け取ったとしていた。実態は捜査の脅しを背景にだまし取ったものであり、脅迫に近い。


2度目の犯行では「口座にある残りのお金も調べる」と男性に現金を下ろすよう指示(「特殊詐欺対策を悪用した警官を懲戒免職 詐欺罪で起訴」朝日新聞2019年7月5日)。


「2度目の犯行では男性に金を下ろすよう指示し、自ら金融機関に電話をして、通常は詐欺被害が疑われる多額の引き出しができるようにするなど、犯行の計画性も浮かぶ」(「交番のお巡りさんが…衝撃「信頼を損ね、言語道断」」産経新聞2019年6月15日)


逮捕の数日前に巡査長は男性に電話し、呼び出して面会した上、「全額を返すので示談に応じてほしい」と話した。しかし、全額を返せる目途は立たず、男性は示談に応じなかった(「逮捕前「全額返すので許して」詐欺容疑の京都府警巡査長」朝日新聞2019年6月27日)。詐欺警官は自分には甘い。警察官は市民を舐め過ぎている。


「府警の調べに対し、当初は否認していたが、その後「最初からだまし取るつもりだった」と認めたという」(福富智「警官、生活保護男性から多額現金詐取で起訴 京都地検」毎日新聞2019年7月5日)。巡査長は個人情報が書かれた交番の巡回連絡簿を使って「別の高齢者にも金を借りに行った」とも供述している(「警官を詐欺罪で起訴「言語道断で極めて遺憾」 京都府警本部長」産経新聞2019年7月5日)。


京都地検は2019年7月5日、巡査長を詐欺罪で起訴した。府警は同日、巡査長を懲戒免職処分にした。懲戒免職は当然である。むしろ埼玉県警察が立場を悪用した詐欺警察官を依願退職で済ませることが問題である。警察官の犯罪は一般人の2倍、立場を悪用した犯罪は一般人の3倍とする刑法改正案が必要である。

【警察不祥事】京都府警巡査長が高齢者への詐欺で逮捕

ドーミーイン夜鳴きそば

ドーミーインでは夜食の時間帯に、宿泊客に夜鳴きそばをサービスしています。夜鳴きそばは、ハーフサイズの醤油ラーメンです。縮れ麺にメンマ、ネギ、海苔が乗っています。醤油ラーメンですが、あっさりしていて塩気は強くありません。大豆の旨味を引き出しています。私はドーミーインプレミアム和歌山とドーミーイン津で食べました。


夜鳴きそばは元々、そばを売るものでしたが、昭和以降はチャルメラのラーメンのイメージです。江戸時代の江戸では夜鷹そばと呼ばれていました。上方はうどんが主で、夜鳴きうどんと呼ばれました。織田作之助「世相」には「鈴の音が聴えるのはアイスクリーム屋だろうか夜泣きうどんだろうか」との表現があります。この小説には大阪府南河内郡林田村林田国民学校の訓導(教諭)が登場します。


ドーミーインはビジネスホテルのチェーンです。大浴場、それも温泉を備えた施設が多いところが魅力です。ドーミーイン津(三重県津市)には天然温泉「けやきの湯」があります。低張性弱アルカリ性低温泉で、関節痛や冷え症に効き、疲労回復の効能があるとされます。内湯、水風呂、岩風呂、サウナがあります。内湯よりも岩風呂の方がお湯は熱いです。


ドーミーイン津では刺青やタトゥーの入浴はお断りです。「天然温泉 東京健康ランドまねきの湯」も入れ墨(刺青)や薬物中毒者の入館お断りです。秋川渓谷・瀬音の湯も入れ墨お断りです。他の消費者の安全安心の措置です。


ドーミーインプレミアム和歌山(和歌山県和歌山市美園町)には天然温泉紀州の湯があります。和歌山駅から和歌山城に向かう「けやき通り」沿いにあります。温泉は龍門山温泉からの運び湯を使用した温泉です。ナトリウム塩化物冷泉であり、しょっぱいです。関節痛や筋肉痛、神経痛に効きます。和歌山市は海に面した地域であり、塩化物泉が多いです。内風呂と外気浴、サウナ、水風呂があります。外気浴の湯は熱いです。

市民メディア

私はゼロ年代にオーマイニュースやPJニュース、ツカサネット新聞、JANJANという市民メディアで市民記者として記事を書いていた。そこで感じたことを中心にまとめた。
【書名】市民メディア/シミンメディア/Citizen Media
【著者】林田力/ハヤシダリキ/Hayashida Riki

Webメディア
Web 2.0時代の告発者はインターネットの遊牧民を目指せ
市民運動はTwitterやSNSの積極的活用を
市民メディアにコメント欄は不必要
市民メディアはコメント欄否定の先にある
オーマイニュース炎上史
オピニオン会員廃止
光市母子殺害事件
映画『靖国 YASUKUNI』
オーマイライフの成否
オーマイライフの意義
ツカサネット新聞がサービス休止
市民記者が川又三智彦氏にツカサネット新聞早期再開を要望
市民記者懇談会から、ご意見板について考えた
市民記者懇談会 ご意見板選択制を歓迎
JANJAN暫時休刊と反動工作
市民メディアは言論を守る闘いの最前線
報道の脳死
報道弾圧
『自由報道協会が追った3.11』印税疑惑
インターネットと法
グーグル訴訟で詐欺検索結果削除認めず
悪魔名指しは名誉毀損にならない

警察犯罪

刑事事件になった警察不祥事をまとめた。近時の警察不祥事としては埼玉県警巡査が警察官の立場を悪用して遺族から金をだまし取る詐欺パターンが深刻である。形式的な処分ではなく厳重な処罰が必要である。警察不祥事の度に「厳正に対処する」が常套句になっているが、気持ちがこもっていない。
警察不祥事は繰り返されている。新聞やテレビ報道で連日に渡り警察の不祥事が明らかにされている。警察の腐敗した実態を知り、呆れ果てている。警察不祥事は氷山の一角に過ぎない。組織内部の不正に見て見ぬふりをする傾向がある。
「警察が組織維持のために、世間的には「ノー」が突きつけられるような行動もあえてとる場合がある」(森清勇「増え続ける警察官と不祥事にみる日本の問題」JBpress 2018年9月4日)。警察官から「警察不祥事を公表したい」との声が出なければ駄目である。不正警官は退場した方が警察組織は健全化して、風通しが良くなる。
警察不祥事への対策は外部の目が必要である。人的・組織的対策、技術的対策、物理的対策を総合的に整え、正しい運用を継続できる仕組みを構築しなくてはならない。暴力団との癒着は古典的な問題であるが、半グレや危険ドラッグ売人との癒着など新たに浮上する課題への理解と対応も欠かせない。まず実施すべきことは現状の棚卸しである。どのようなタスクを実施しているか。どのくらいの時間を使っているか。どこに問題があるのかを明らかにする。
民間感覚の外部の目があれば、杜撰な仕事ぶりとそれを稚拙な偽装で隠蔽しようとしていることが明らかになる。実情に全く合わない画一的な仕事の割り振り。市民の反感を煽ることがお前たちの仕事なのかと問い詰めたくなるような不公正かつ不平等な運用。躍起になって警察不祥事を否定しようとする無駄な努力。旧態依然とした組織は、イノベーションによって破壊され、滅びる宿命にある。
There are many police scandals, especially criminal behavior of police officers happening in Japan. Many of them are profit motivated and violence related.
【書名】警察犯罪/ケイサツハンザイ/Japanese Police Crime
【著者】林田力/ハヤシダリキ/Hayashida Riki 

埼玉県警で繰り返し水に沈めて溺死
埼玉県警プール溺死事件で約9200万円賠償命令
埼玉県警巡査が遺族から金をだまし取る
詐欺未遂容疑の埼玉県警巡査を守秘義務違反で再逮捕
京都府警巡査長が特殊詐欺対応詐欺で逮捕
警視庁が振り込め詐欺撲滅ビラ配布
埼玉県警で証拠品紛失を隠蔽か、元警部補を書類送検へ
広島県警の押収品盗難事件で死亡警察官を書類送検か
埼玉県警川越署で警察車両を無免許運転
乳児揺さぶり死の埼玉県警巡査に懲役3年
埼玉県警や高知県警で個人情報不正取得
埼玉県警と神奈川県警で捜査書類偽造
GPS偽証容疑で警視庁警部らを書類送検
神奈川県警と大阪府警で警察システム悪用
北海道警釧路署の警察官が無断で私有地に立ち入り
彦根署交番で巡査が同僚警察官を射殺
三重県警巡査が同僚に拳銃を向けて書類送検
群馬県警の警部補を強盗事件で指名手配
神奈川県警警部が万引き事後強盗で逮捕
元神奈川県警巡査長が殺人未遂容疑で逮捕
宮城県警警部補が住民を殴り逮捕
大阪府警元警部補が娘と殴り合いで逮捕
長崎県警の警視あおり運転容疑
長野県警巡査長が単身赴任手当不正受給で書類送検
和歌山県警巡査を犯人隠避容疑で事情聴取
元京都府警警官を兵庫県警宿舎の積立金詐取容疑で逮捕
和歌山県警交通機動隊員が80キロ以上の速度違反
千葉県警巡査と新潟県警巡査を速度違反で書類送検
埼玉県警巡査部長がプール盗撮容疑で逮捕
岐阜県警巡査長プール痴漢で懲戒処分
埼玉県警公安がプール盗撮で書類送検
佐賀県警巡査が強制わいせつ容疑で逮捕
和歌山県警巡査が盗撮を注意され傷害
千葉県警巡査部長をのぞきで書類送検
大阪府警巡査をスカート内盗撮で逮捕
兵庫県警巡査長を娘にわいせつ容疑で逮捕
兵庫県警巡査長が女子中学生にみだらな行為で書類送検
長野県警は淫行、岐阜県警はストーカー
神奈川県警巡査部長が埼京線痴漢で書類送検
京都府警の巡査部長が電車内痴漢で懲戒処分
事情聴取で強制わいせつ未遂と特別公務員暴行陵虐容疑

【警察不祥事】G20大阪サミット警備の警察官が拳銃置き忘れ

G20大阪サミット警備のため島根県警から派遣されていた20代の男性巡査が、大阪(伊丹)空港の関連施設のトイレに拳銃を置き忘れた。巡査は2019年6月28日午後1時35分頃、大阪府池田市の伊丹空港に隣接する空港関連施設で、トイレの個室を使った際、実弾が入った拳銃や手錠を取り付けたベルトを外して棚に置き、そのままトイレから出た(「サミット警備の警察官がトイレに拳銃置き忘れ」産経新聞2019年6月28日)。重いものを外して全く違和感を抱かなかったのか。過剰警備が逆に問題を生み出しているのではないか。


和歌山県警では警備部機動隊の20代の男性巡査が2018年9月14日、和歌山市内を走行中の警察車両から実弾入りの自動式拳銃1丁を路上に落とした。安倍晋三首相らが移動する際の車列を警備中であった。制服警官ならば拳銃には紐が付いており、落とすことは考えにくい。落としたのは私服警官だろう。


和歌山県警の檜垣重臣本部長は2018年9月25日、9月定例県議会の経済警察委員会で警察官が拳銃を紛失したことや県警察学校に入校中の巡査が大阪府警に逮捕されたことを陳謝した。拳銃の落下を防ぐつりひもの装着はこれまで私服の警察官に限り、自己の判断に委ねられていたが制服、私服に関係なくつりひもの装着を徹底するよう指示したという(「安倍総理を警護中に拳銃紛失… 盗撮を指摘され殴る… 和歌山県警本部長が9月定例県議会で陳謝/和歌山」テレビ和歌山2018年9月25日)。


拳銃を発見した市内の自営業の男性は朝日新聞の取材で「管理をしっかりしてほしい」と憤った(「拾った拳銃、おもちゃかと 警官に渡すと「あ、これや」」朝日新聞2018年9月18日)。警察は拾った方にお礼は言ったのだろうか。変な疑いをかけるなど失礼な態度をとっていないだろうか。


警察不祥事では問題そのものに加え、隠蔽体質や発表の遅れが問題になる。熊谷6人殺害国賠訴訟は埼玉県警が情報を周辺住民に提供しなかったことで妻と娘2人が犠牲になったとして、埼玉県に約6400万円の損害賠償を求めた訴訟である。和歌山県警巡査の拳銃紛失でも情報公開が遅れた。


和歌山県警は翌15日午前2時半に記者発表し、公表の遅れを認めて謝罪した(「首相車列警備で拳銃落とす 和歌山県警、公表遅れ認め謝罪」共同通信2018年9月15日)。警察の発想は悪意のある人が拾う可能性を考えて情報公開を伏せていたとなるが、住民の立場では尚更、住民に注意を呼びかけるべきである。公務員の常識は民間の非常識である。近くで金物屋を営む男性は朝にニュースを見るまで、状況を知らなかった。「恐ろしい。知らせるのが遅すぎだ」と憤る(「「まさか拳銃とは」住民驚き 和歌山県警発表は6時間後」産経WEST 2018年9月15日)。


大阪府警の第2機動隊に所属する20代巡査は2018年12月15日、実弾入りの拳銃をコンビニのトイレの個室に置き忘れた。大阪市北区の在大阪・神戸米国総領事館で警備をしていたが、午前7時10分頃にトイレ休憩のため、近くのコンビニに入店。その際、実弾5発入りの拳銃や手錠の入ったベルトを外し、個室のフックに掛けたままトイレを出た。


新聞報道の見出しは「今度は拳銃置き忘れ」となっている(「今度は拳銃置き忘れ 大阪府警警官がコンビニ・トイレに 店員届け出」毎日新聞2018年12月15日)。警察不祥事が多過ぎて、何に対する「今度は」なのか一つに決められない。

【警察不祥事】和歌山県警交通機動隊員が80キロ以上の速度違反

和歌山県警交通機動隊員の男性巡査(23)が2019年5月、和歌山市内の高速道路で法定速度を87キロ上回る時速167キロで車を運転したとして、道路交通法違反(速度超過)容疑で書類送検されていた。送検は5月24日付。県警は同日、巡査を減給100分の10(1カ月)の懲戒処分とし、別の部署に異動させたが、正式に発表していない。


捜査関係者によると、巡査は非番だった5月9日夜、法定速度が時速80キロの阪和道を乗用車で、時速167キロで走行した疑いが持たれている。大阪へ知人に会いに行った帰りだった。速度違反取り締まり装置に巡査の車が映っており、発覚したという(木原真希「高速を167kmで暴走 交通機動隊員を書類送検」毎日新聞2019年6月26日)。


スピード狂が交通違反取り締まりをしているのか。法律は国民に押し付けるもので、自分たちは守らなくて良いと思っているのか。国民にはルールを押し付けながら、自分達はルールを無視する。相互主義に反している。


警察官の常軌を逸したスピード違反は他にもある。新潟県警の女性巡査(23)は、2018年7月4日に高速道路を時速175キロで走行したとして書類送検された。千葉県警の20代の男性巡査は、2019年1月10日に一般道でスポーツカーを時速145キロで走らせたとして、道路交通法違反(速度超過)容疑で書類送検された。三重県警の40代男性警部補は、2018年12月10日に尾鷲市内の国道を自家用車で制限速度の時速50キロを上回る92キロで走行したとして、道交法違反(速度超過)容疑で摘発された。

埼玉県警プール溺死事件で約9200万円賠償命令

埼玉県警機動隊員プール溺死事件の民事訴訟で、さいたま地裁(谷口豊裁判長)は2019年6月26日、県に約9200万円の支払いを命じた。判決は「息継ぎの余裕を与えずに水中に繰り返し沈めた結果、死亡したのは明らかだ」と述べる(「機動隊員溺死で埼玉県に賠償命令」NHK 首都圏のニュース2019年6月26日)


埼玉県警機動隊員の佐々木俊一巡査(享年26)は2012年6月29日、埼玉県朝霞市の県警機動隊屋外プールで空気ボンベなど計38キロの装備を着けて訓練に参加。足の痛みを訴えて中止を求め、プールの梯子をつかんだところ、水深約3メートルのプール中央まで移動させられ、指導員に息継ぎなしで繰り返し水中に沈められた結果、溺死した。「人間息ができないことほど苦しい状況はない」という(中島みち『尊厳死に尊厳はあるか ある呼吸器外し事件から』岩波書店、119頁)。佐々木巡査の苦しみはどれほどであったか。


佐々木巡査の遺族は、上司5人と埼玉県に計約1億9千万円の損害賠償を求め、さいたま地方裁判所に提訴した。足の痛みを訴えて訓練の中断を訴えたのに認めず、私的制裁として水中に繰り返し沈められたことが死因と主張する。


判決は、佐々木巡査がプール内のはしごにつかまり「もう無理です」と言ってパニック状態になっていたにもかかわらず、指導員の男性巡査(35)が息継ぎする余裕を与えずに繰り返し水中に沈めたとする。その行為を「傷害の故意を伴うもので、注意義務違反の結果、佐々木さんが死亡したことは明白で違法」と認定した(「足の痛み訴えた県警機動隊員、プールで沈められ溺死 県に9200万円の賠償命令 母「残念で悔しい」」埼玉新聞2019年6月27日)。この指導員は刑事裁判では業務上過失致死罪で有罪判決を言い渡された。


判決が命じた賠償額は東急ハンズ心斎橋店パワハラ過労死裁判の賠償額7800万円を上回った。溺死という苦しい死に方になったことから賠償額が上回ることは自然である。埼玉県警はブラック企業大賞がふさわしい。


一方で判決は上司への請求は棄却した(「機動隊員溺死で埼玉県に約9千万円賠償命令」共同通信2019年6月26日)。母親の千春さんは「上司の責任が認められず悔しいです」と話す。どう見ても組織的なイジメ、パワハラである。これを正当化する埼玉県警は民間感覚から乖離している。昭和の感覚では反省せず、発破をかけたつもりとでも言うのだろう。


現場を指揮していた上司に責任なしでは通らない。警察組織は責任を取りたくない責任者の集まりか。国家賠償請求訴訟は賠償責任を担保させるために国や自治体の賠償責任を認めたが、それが逆に加害公務員を守る形になってしまっている。


埼玉県警は「判決内容を十分に検討し、関係部署と協議のうえ適切に対応したい」とのコメントを出した(「訓練中に沈められ巡査水死 県に9200万円賠償命令」朝日新聞2019年6月26日)。このようなコメントしか出せない埼玉県警の良識を疑う。埼玉県警では警察官の立場を悪用して遺族から金をだましとる詐欺事件が相次いで起きた。腐敗した組織は市民を搾取する詐欺に行き着く。点数稼ぎの組織はマンション投資の迷惑勧誘電話の悪徳不動産業者と同じである。

リベラルアーツ

リベラルアーツ分野の書評集。リベラルアーツは都合の良い言葉である。何も言っていないに等しいと言われないようにしたい。
【書名】リベラルアーツ/Liberal Arts
【著者】林田力/ハヤシダリキ/Hayashida Riki

カント 信じるための哲学
人間の条件
未来派左翼
トランスクリティーク
世界史の構造
世界共和国へ
白川静さんに学ぶ これが日本語
言語教育研究 第2号
すぐに使える英会話 超入門
『ローマ美術研究序説』古代ローマ美術の多様性
フェルメール 隠された次元
ギャラリーフェイク
やきもの鑑定五十年
ハルカの陶
西洋音楽の歴史
『のだめカンタービレ』失意の主人公に感情移入
宇宙飛行の父 ツィオルコフスキー
彗星パンスペルミア 生命の源を宇宙に探す
理科離れ克服は、あぶない科学実験で
全日本ロボット相撲オフィシャルブック
素人がよく分かる相対性理論の大間違い
トリウム熔融塩炉
鳴く虫の捕り方・飼い方
地理
地図学習を見直そう
環境問題解決への科学者の役割
知っておきたい地形用語
観光の人材育成
ドローンの利活用と情報発信
変わる農村と田園回帰
インド 変わる大都市圏
北海道 暮らしと産業のいま
都市×若者×観光
世界国勢図会
ゆたかで楽しい海洋観光の国へ、ようこそ!
FLY HIGH トランポリンを担いで歩いた世界13カ国の旅
王様の仕立て屋
囲碁の戦術 1 序盤編
死活の壁
打ったらハマるパチンコの罠PART2
茶と美
茶の湯の常識
『釜と炉・風炉 扱いと心得』茶道具の写真撮影の参考
『茶人と名器』茶人と茶道具を紹介
『茶道をめぐる歴史散歩』茶室は結界
「江戸・東京の茶の湯展」が日本橋高島屋で開催
茶室における露地の効用
茶室は神聖な空間
茶道と禅宗
薄板
茶碗
唐物茶入れ
茄子
真行草
唐物点前(唐物点)

リベラルアーツ




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