年別アーカイブ:2021年
林田力

埼玉県警巡査部長の強制わいせつ未遂

埼玉県警羽生署地域課須影駐在所の巡査部長=羽生市須影=は業務で知った個人情報を不正に利用して女性を呼び出し、体を触ろうとしたとして強制わいせつ未遂の罪で有罪判決を言い渡された(「性行為を20代女性に迫る「誠意を見せて」元巡査部長に執行猶予 女性を懲らしめるためとの主張に裁判官は」埼玉新聞2021年7月2日)。さいたま地裁(菅原暁裁判官)は2021年7月1日に懲役2年、執行猶予4年(求刑・懲役2年)の判決を言い渡した。

 

巡査部長は2021年4月4日に20代の女性を脅して呼び出し、羽生市内の商業施設の駐車場に止めた車の中でわいせつな行為をしようとしたこと。巡査部長は駐在所の業務で被害女性に応対していた(「エッチさせろ…女性を触ろうとした巡査部長を逮捕 埼玉県警に勤務 わいせつ目的を否認「納得できない」」埼玉新聞2021年4月10日)。そこで収集し個人情報を使って女性を脅迫した。

 

巡査部長は4月2日と3日に女性の個人情報を不正に利用して携帯電話で連絡した。さいたま地検は被害者の特定につながるとして起訴内容を明らかにしなかった(「埼玉県警巡査部長を起訴 強制わいせつ未遂罪」産経新聞2021年4月28日)。その卑劣な手口は週刊誌で報道された。性悪で冷酷、一刻も早く退場して欲しいと願うほどの唾棄すべき存在である。

 

「池田容疑者は駐在所に相談に来た女性に目をつけたようです。相談を受けた際に女性の電話番号を手に入れたとのこと。4月4日、女性に『秘密をバラされたくなかったら、カネを持ってこい』と電話で脅迫して、商業施設の駐車場に呼び出しました。女性は池田容疑者のことを覚えておらず、彼も当日は非番で身分を隠していたようです。彼は女性を車の中へ無理やり連れ込み、カネを要求した挙げ句に『エッチをさせろ』と身体を触ろうとしたんです」(「埼玉県羽生市「わいせつ巡査部長」のヤバすぎるウラの顔」FRIDAY 2021年5月1日)

 

兵庫県警神戸西署員のまん延防止重点措置無視 #警察不祥事

 

 

警察不祥事被害者の20代女性には万引きの過去があり、巡査部長は「万引きは通報しないでやるからそれなりの誠意を見せろ」などと女性に迫り、弱みにつけ込んで性的行為に応じるよう脅した(「万引きの弱みにつけ込み20代女性に性行為を迫った元警察官 「警察活動の根底を揺るがす行為」元刑事が怒り」ABEMA TIMES 2021年7月5日)。

 

巡査部長は4月7日に強制わいせつ未遂容疑で逮捕された。さいたま地検は2021年4月28日に巡査部長を強制わいせつ未遂の罪で起訴した。産経新聞記事は「池田被告」と書くが、被告は民事訴訟の用語である。刑事訴訟は被告人になる。

 

初公判は、さいたま地裁で2021年6月17日に開かれた(「強制わいせつ未遂の罪に問われる元巡査部長 懲役2年求刑」NHK 2021年6月17日)。検察側は以下のように指摘した。

 

「被告人は女性に窃盗の前歴の弱みがあることに付け込み、『万引きをしたらそれなりの誠意を見せてほしい』『月に一回で良いです』『嫌なら留置場に入りますか』などと言ってわいせつ行為を迫った」「アダルトビデオなどの影響を受けた犯行で、幼稚かつ浅はかな動機で酌量の余地はない」(「「懲らしめようと…」強わい未遂の元警察官初公判」テレビ朝日2021年6月17日)

 

「警察官という立場は、仕事上、個人情報に触れる機会が多く、その情報はプライベートに深く関係するものもある。しかし、警察官がその情報を個人的な欲望のために悪用してしまったら、今後、市民は警察の業務に協力することができなくなるだろう」(河村忠徳「警察業務で取り扱った個人情報で女性呼び出し 強制わいせつ未遂で地域を守る現役警官を逮捕・起訴」FNNプライムオンライン2021年6月1日)

 

巡査部長は逮捕時の報道では(33)であった(内田優作「「まじめな人」「示しつかない」…駐在所近隣住民に驚きと憤り 埼玉県警巡査部長逮捕」産経新聞2021年4月8日)。起訴時の報道では(34)になった。起訴時には(34)になった。

 

巡査部長は2008年10月に警察官になり、2017年3月から須影駐在所で勤務しており、犯行後も出勤していた。須影駐在所は東武伊勢崎線南羽生駅の西約1キロの住宅街の一角に位置する。駐在所に妻と二人の子供と暮らしていた。

 

巡査部長は2021年5月21日付で懲戒免職処分となった。埼玉県警は監督責任があるとして、羽生署地域課課長の男性警部と同課係長の男性警部補を監察官による口頭厳重注意とした。再発防止へ向けて、各所属長に対し、勤務員への面談などを通じた指導や支援を実施するよう通達した(「女性の体を触ろうとした巡査部長を懲戒免職 業務で知った個人情報を不正利用、女性を呼び出す/埼玉県警」埼玉新聞2021年5月22日)。

 

しかし、管理主義的な公務員組織の面談は逆効果になる。埼玉県警では川越署刑事課の巡査が詐欺未遂と地方公務員法違反で2019年8月7日に、さいたま地裁から有罪判決を言い渡されている。この巡査は病死した埼玉県川越市の男性の遺族から2019年3月に現金50万円ほどをだまし取ろうとした。また、検視を担当した女性の遺族の個人情報を2019年2月に知人の40代男性に漏らした。

 

この巡査が金をだまし取ろうとした背景には、上司から生活指導を受けて貯金を増やそうとしたことがある(「遺族から現金だまし取ろうとした元巡査、情報も漏らす 地裁が執行猶予「依願退職などすでに社会的制裁」」埼玉新聞2019年8月8日)。管理主義的な締め付けが性犯罪などの警察不祥事を増やしているのではないか。

 

貯金を殖やそうとして詐欺に走る巡査の思考回路は半グレ・ヤンキー並みに短絡的である。警察組織に欠けているものは消費者に価値を提供して対価を得るという民間感覚である。

 

警察官の民間感覚の欠如は小説でも描かれている。以下は巡査のセリフである。「わたしたち官には不況というものがいまひとつ実感できないものですから、民間の方の苦労を他人事のように思ってしまって」(奥田英朗「ここが青山」『家日和』集英社、2007年)。

 

巡査部長は取り調べで「車の中で金を要求したり性行為をさせろなどと言ったが、わいせつ目的の部分が納得できない」と話す(「警察官が強制わいせつ未遂か 業務通じ女性と面識」テレビ朝日2021年4月10日)。矛盾した発言である。公務員の屁理屈である。わいせつ目的でなければ何なのか。

 

筋違いの言い訳は犯罪警察官に共通する。埼玉県警では鉄道警察隊巡査=さいたま市見沼区=が県警のデータベースを悪用して得た情報をもとに女性宅を訪ね、体を触ったなどとして、強制わいせつや住居侵入などの有罪判決を言い渡された。巡査(32)は、さいたま市のマンションの女性の部屋に2019年8月、不動産業者を装って侵入し、身体を触るなどした疑いで逮捕された。巡査は2018年12月にも同市の別の女性の情報を不正に得ていた。

 

巡査は逮捕時には「家には入ったが、触っていない」と容疑を一部否認した(「部屋に不動産業者装い侵入 強制わいせつで警察官逮捕」FNN 2019年10月11日)。家には入ったとの言い訳が言い訳になっていない。公判では犯行を認める一方、女性宅を訪ねた動機を「仲良くなるため」と言い訳した(「元巡査に3年6月求刑 埼玉県警データベース悪用、強制わいせつ罪」産経新聞2020年12月9日)。

 

論告求刑公判は2020年12月9日、さいたま地裁(任介辰哉裁判官)であり、検察側は懲役3年6月を求刑した。検察側は論告で巡査が女性と性的な関係を持ちたいと考え、データベースで対象者の個人情報を収集していたとして「計画的で狡猾(こうかつ)な犯行」と指摘した。

 

さいたま地裁は2021年1月14日、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年6月)の判決を言い渡した。「警察官としての立場を悪用して犯行に及んだことは非常に悪質だ。より強い非難に値する」と非難した(「県警データ悪用の元巡査に有罪 女性宅訪ね強制わいせつ さいたま地裁」産経新聞2021年1月14日)。判決は、「仲良くなるためだった」という巡査の主張について「信用できない」と指摘した。

 

巡査は2013年2月に県警の警察官となり、2017年3月から鉄道警察隊に所属し、鉄道施設内の痴漢やすりなどの犯罪を警戒する業務に当たっていた(「痴漢を取り締まる巡査逮捕 マンションに侵入、女性触って逃走した疑い 一部否認「家には入ったが」/県警」埼玉新聞2019年10月11日)。

 

そもそも警察のデータベースを私的目的で利用することが犯罪である。変なことに使わなければ良いという発想が誤りである。警察官は自分達が特権身分と勘違いしているのではないか。警察官にデータを渡してはならないという反面教師になる。例えば何の法的根拠も無い巡回連絡は無視することが正解である。

 

警察のデータベースを利用した犯罪であり、求刑が軽すぎるのではないか。総じて日本では警察官の犯罪は刑が軽い。公務員の懲戒免職が社会的責任を受けたとして刑の軽減理由になるならば、公務員は前近代の貴族のような特権身分になってしまう。

 

不動産業者を装う点で知能犯である。埼玉県警では警察官の職務を悪用する警察不祥事が相次いだ。埼玉県警草加署巡査は死体検案名目で遺族から現金82万円をだまし取った。埼玉県警川越署巡査も遺族に遺体の防腐処置費用として現金50万円をだまし取ろうとした。市民が警察官に警戒するようになったために不動産業者を装うようになったのだろうか。

傷害容疑で紀州のドン・ファン捜査員逮捕

和歌山県警捜査1課の讃岐真生巡査部長(35)は2021年7月28日、面識のない女性に怪我をさせた容疑で逮捕された。逮捕容疑は2021年4月18日午後9時半頃、東京都大田区の京浜急行・天空橋駅で、トラブルから、もみ合いになった面識のない女性(20代)を転倒させ、右膝に怪我をさせたこと。当時「紀州のドン・ファン」こと和歌山県田辺市の資産家、野崎幸助さんが殺害された事件に関する捜査で、東京に出張中だった。

 

巡査部長は同駅のエスカレーターで、前にいた女性の下半身をスマートフォンで盗撮しようとして気付かれ、トラブルになった(最上和喜「逮捕の巡査部長「盗撮トラブル」供述 ドン・ファン事件で上京中」毎日新聞2021年7月29日)。巡査部長は通報しようとした女性の携帯電話を奪って逃走した(「「盗撮めぐり女性とトラブルに」 “ドン・ファン”捜査員を逮捕」FNN 2021年7月29日)。携帯電話を奪ったならば強盗致傷である。

 

以下は巡査部長の供述である。

「コンビニ店に出掛けた帰りに好みの女性を見つけ、盗撮しようとした」(「「好みの女性見つけ…」逮捕の和歌山県警の警察官」テレビ朝日2021年7月30日)

「女性を盗撮しようとしたことに気付かれトラブルになった」(「「女性盗撮でトラブル」 和歌山県警巡査部長が供述」産経新聞2021年7月29日)

 

「在阪テレビ関係者は「讃岐容疑者が関係者の事情聴取にあたる際にも、上から目線で、さも“応じるのが当たり前”という感じで、仕事ができる捜査員という感じはしなかったそうです」と語る。あまりにもお粗末すぎる」(「お粗末!!逮捕の紀州ドン・ファン捜査員 4月の元妻逮捕直前に〝盗撮〟も発覚」東スポ2021年7月30日)

 

和歌山県警幹部は「いったい、何を考えているんや。東京は和歌山の田舎と違う。防犯カメラがあちこちにある。バレたら簡単に捕まることがわからんのか。田舎もん過ぎる」と言ったと報道される(今西憲之「「紀州のドン・ファン」捜査の山場で女性の盗撮 逮捕された和歌山県警刑事の呆れた動機」AERA dot. 2021年7月30日)。バレない和歌山県の田舎では盗撮をしていると読める発言である。警察不祥事は氷山の一角である。

 

「和歌山県警はその10日後の28日、ドン・ファンこと野崎幸助さん(当時77)を殺害したとして、元妻の須藤早貴被告(25)を殺人と覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕。早貴は今回の現場に近いマンションに住んでいた」(「「紀州のドン・ファン殺人事件」の捜査員は盗撮犯だった!東京出張ついでにスカート内隠し撮り」日刊ゲンダイ2021年7月30日)

 

「和歌山県警巡査部長を逮捕 警視庁、女性転倒させ傷害疑い」東京新聞2021年7月28日

「“ドン・ファン事件”で上京中の捜査員逮捕」日本テレビ2021年7月28日

「【独自】「紀州のドン・ファン」殺人事件捜査中に犯行か 和歌山県警巡査部長を傷害容疑で逮捕」FNN 2021年7月28日

 

和歌山県警では盗撮が露見し傷害を負わせた警察不祥事が過去にも起きている。和歌山県警巡査は女性のスカートを盗撮し、盗撮を注意した人に怪我を負わせて傷害容疑で逮捕された。

 

巡査は2018年9月9日、大阪メトロ日本橋駅の階段で女性のスカート内にスマートフォンを差し入れているのを男性に注意され、逃げようとしてもみ合いになった(「駅で盗撮の巡査、注意された男性に路上で馬乗り」読売新聞2018年9月22日)。午後5時45分頃に大阪市中央区日本橋の路上で注意した男性を転倒させ、馬乗りになり暴行した。殴られた男性は、右ひじや右膝などに全治9日の打撲を負ったという。

 

「男性同士が言い合いをしていて『こらぁ』『お前、やっただろう』などとすごい剣幕だった。そして、殴り合いになり、背格好の大きな男が別の男を転倒させて馬乗りになって、何発か殴って、今度はビルに体を押し付けて殴りかかり、逃走」(「「樋田容疑者逮捕」大阪・繁華街での大捕物に色めき立つも犯人は警官」AERA dot. 2018年9月23日)

 

巡査は2018年9月22日、大阪府警南署に逮捕された。同署は府迷惑防止条例違反容疑でも調べる(「男性に馬乗り、警官を傷害容疑で逮捕「盗撮がばれた」」朝日新聞2018年9月22日)。重陽の節句にスカートの中を盗撮とはどうしようもない。

 

大阪府警は2018年10月24日に傷害と府迷惑防止条例違反の容疑で書類送検した。和歌山県警は10月25日、巡査を停職1カ月の懲戒処分とした。巡査は同日付で依願退職した(「盗撮・暴行の警察官ら処分 和歌山県警」紀伊民報2018年10月26日)。依願退職で済ませることは甘い。民間警備会社に再就職するかもしれない。

 

巡査は2018年4月に県警察学校に入校し、10月1日に配属予定だった。最初から不純な動機で警察官を志望したのか、それとも警察学校のパワハラ・セクハラ体質の中で壊れたのか。警察学校自体が正義感とは縁遠い人間を養成するシステムと化している。内部でのパワハラやセクハラも多い。上司のご機嫌をとらないと昇任試験の推薦がされないという問題もある。巡査が盗撮犯を捕まえようとした話ではなく、巡査が盗撮犯の話である。

 

警察官の性犯罪は多い。盗撮の警察不祥事は業界あるあるである。埼玉県警ではプールの盗撮が繰り返された。埼玉県警蕨警察署の巡査部長(43)は東京都迷惑防止条例違反容疑で逮捕された。埼玉県警公安2課課長補佐の男性警部(57)は書類送検された。性犯罪の手口が組織内で共有されているのではないか。警察不祥事は大ブーイングである。

 

続警察不祥事

 

ホロコースト揶揄の小林賢太郎解任

お笑い芸人ラーメンズの元メンバー小林賢太郎氏(48)が2021年7月22日、東京オリンピック開会式のショーディレクターを解任された(田原和宏「小林賢太郎氏を解任 五輪開会式演出担当、ホロコーストをやゆ」毎日新聞2021年7月22日)。ラーメンズのコントの中で「ユダヤ人大量惨殺ごっこ」と発言し、ユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を揶揄していた。国際人権団体サイモン・ウィーゼンタール・センターSimon Wiesenthal Centerは「反ユダヤ主義の発言」との非難声明を発表した。

 

エイブラハム・クーパー氏は「どんなに創造的であっても、ナチスの虐殺の犠牲者をあざける権利は誰にもありません」と述べる(「五輪開会式の演出 小林賢太郎氏も“不適切ネタ”ユダヤ人権団体が抗議」TBS 2021年7月22日)。

 

「たとえクリエーティブなものであったとしても、ナチスに虐殺された犠牲者をあざける権利は誰にもない。ナチス政権はまた、障がいを持つドイツ人を処刑した。この人物(小林氏)と東京五輪の関係は600万人のユダヤ人の記憶を侮辱し、パラリンピックに残酷なあざけりをもたらす」(木下淳「東京五輪開閉会式ディレクター小林賢太郎氏も不適切ネタ 米人権団体が抗議」日刊スポーツ2021年7月22日)

 

SWC Condemns Anti-Semitic Remarks by Director of Opening Ceremony of Tokyo Olympics, July 21, 2021

Any person, no matter how creative, does not have the right to mock the victims of the Nazi genocide. The Nazi regime also gassed Germans with disabilities. Any association of this person to the Tokyo Olympics would insult the memory of six million Jews and make a cruel mockery of the Paralympics.

 

Simon Wiesenthal Centerの非難声明はナチスの障害者虐殺にも言及している。障害者イジメで解任された小山田圭吾氏の問題と一連のものとして捉えていることが理解できる。

 

今回の解任は、以前の解任と比べると迅速であった。その点は評価できるだろう。中山泰秀防衛副大臣は「早速サイモンウィーゼンタールセンターと連絡を取り合い、お話をしました」とツイートした。Simon Wiesenthal Centerにナチズム関連の情報提供をすることは珍しいことではない。暴走族という恥ずかしい過去を売りにする日本の弁護士は暴走族時代にハーケンクロイツを掲げており、その写真をホームページに掲載していた。それもSimon Wiesenthal Centerに情報提供された。

 

小林賢太郎問題では逆にリベラル派の一部に「日本の副大臣がユダヤ人団体に通報することはけしからん」という論調がある。ドメスティックな守旧派的発想である。ドメスティックな守旧派的発想である。公立福生病院事件を考える連絡会の「シンポジウム 公立福生病院事件はなぜ起きたのか!?『反延命主義の時代 透析中止・人生会議・パンデミック』の出版にあわせて」では左派がナチスと親和性のある積極的安楽死を進め、右派が抵抗していると説明された。小林賢太郎問題でも左派の方がナチスと親和性があると言えそうである。

https://hayariki.wixsite.com/hayashida/post/symposium_fussa_hospital

 

 

兵庫県警神戸西署員のまん延防止重点措置無視 #警察不祥事

兵庫県警神戸西警察署(神戸市西区)の男性警部補ら複数の署員が、2021年7月9日に深夜まで飲食店で飲酒した上、路上でトラブルを起こし110番通報された。店を出たのは午後11時頃だった(「神戸西署の警察官ら「まん延防止」期間中に5人で飲み会 店を出たのは午後11時ごろ」関西テレビ2021年7月19日)。

 

路上で酒に酔った警部補が部下の巡査部長(33)に説教するなど大声を出し、騒ぎになった。これを見た通行人が110番通報。現場に駆け付けた生田警察署員に「内輪もめだ。(体に)触れると訴えるぞ」などと詰め寄ったという(「兵庫県警・神戸西署員、禁止の「飲み会」で泥酔 深夜の路上で大声 通報で駆けつけた警察官に悪態…処分へ」ラジオ関西トピックス2021年7月19日)。「触るな、訴えるぞ」などとからんだとも報道された(「ハシゴ酒に大声…警官5人、通報騒ぎに 重点措置の神戸」朝日新聞2021年7月17日)。

 

神戸市の新型コロナウイルス対策まん延防止等重点措置に違反する。神戸市は11日まで新型コロナウイルス対策まん延防止等重点措置期間中の対象区域に指定されており、酒類の提供は4人以内のグループに対し、午後7時までである。兵庫県警は飲食を伴う会食を自粛するよう通達を出していたが、これも守られなかった。

 

深夜まで飲酒して騒いだ警察官の人数は報道により差異があるが、いずれにしても、まん延防止等重点措置に違反する点は同じである。

 

「兵庫県警神戸西署の男性警部補ら署員5人が9日、知人の女性を含む6人のグループで、神戸市内で深夜まで飲酒を含む会食をしていた」(「署員5人が知人女性と深夜まで飲食、路上で騒ぎ通報される…「まん延防止」中」読売新聞2021年7月17日)

 

「警部補ら署員5人は今月9日夕、神戸・三宮の飲食店で飲み会を開催。店を変えた後、署員1人は帰宅したが、警部補は一般の知人女性1人を呼んで計5人で深夜まで酒を飲んだという」(「神戸西署またトラブル 「まん延防止」中に警官5人で飲み会 深夜に騒ぎ110番される」神戸新聞2021年7月17日)

 

神戸西署では不要不急の外出自粛要請中の2020年3月27日にも居酒屋で歓迎会を開催した。この歓迎会に署長と副署長も参加した(「自粛要請中に居酒屋で歓迎会、警察署長と副署長が感染…署員120人が自宅待機」読売新聞2020年4月13日)。

 

神戸西署は歓迎会後に新型コロナウイルス感染症(COVID-19; coronavirus disease 2019)の集団感染が判明した。4月6日に50代の男性警視の新型コロナウイルス感染が判明した。警視とは別の課に所属する男性警部や警視の50代の妻も感染が確認された(「神戸西警察署 別の警察官も新たに感染 ほかに複数が発熱訴え」NHK 2020年4月9日)。

 

署長と副署長も新型コロナウイルスに感染した。兵庫県警が2020年4月13日に発表した。署長と副署長は共に50歳代男性。副署長は11日に発熱し、12日に感染が確認された。署長は12日に発熱し、13日に感染が確認された。署長と副署長の感染判明で神戸西警察署の感染者は計10人となった。神戸西署の感染者数は2020年7月時点で13人になった(「【神戸市垂水区・須磨区】神戸西警察署の男性巡査が新たに感染/兵庫県警で感染15人のうち神戸西警察署で累計13人と報道」号外NET 2020年7月25日)。

 

コロナ禍でも宴会を止められない昭和の体質は末期的である。これが生産性に関わらず給料の変わらない公務員の感覚か。2019年末には忘年会スルーとの言葉が生まれた。時代の流れに逆行する。

 

「北山署長がパワハラで歓迎会を強行し、元監察室長に絶対服従だったという情報も出ている」(「クラスター化した神戸西署へ再電凸取材 感染した北山署長はかつて拳銃をトイレに忘れた不祥事に「警察官としてあるまじき行為」と発言」TABLO 2020年4月15日)

長崎県警巡査部長を女子大生恐喝未遂で逮捕 #警察不祥事

 

滋賀県警歯形取り違え誤認逮捕国賠訴訟

滋賀県警が証拠を取り違え、誤認逮捕された女性が「違法な取り調べで精神的苦痛を受けた」などとして、損害賠償を求める国賠訴訟を2021年4月26日付で起こした。女性は、逮捕時の取り調べで当初否認したが、警察官から怒鳴られ、虚偽の自白書の作成を強要されたと主張。甚大な精神的苦痛を受けたとして、国家賠償法に基づき、滋賀県と国に約300万円の損害賠償を求める。鑑定を精査していれば逮捕や起訴はなく、警察や検察は当然の捜査を著しく怠ったと訴える。

 

警察は以下のような発言をしたとする。

「このままの状態では絶対に子どもを返せない」(「誤認逮捕で国賠提訴 歯型取り違え―大津地裁」時事通信2021年6月17日)

「自白すれば子どもは返ってくる」(「滋賀県警が証拠の歯型取り違え誤認逮捕 女性が損害賠償求め提訴 国と県は争う姿勢」読売テレビ2021年6月24日、「乳児かみつきで誤認逮捕の母 歯型取り違え「自白強要された」 損賠訴訟始まる」京都新聞2021年6月24日)

「歯型を提出して何もバレないと思ったのか」(「誤認逮捕で損害賠償請求 国と県は争う姿勢/滋賀」BBCびわ湖放送2021年6月24日)

「お前はクロや」(「「違法な取調べで精神的苦痛」滋賀県警に誤認逮捕された女性が提訴」関西テレビ2021年6月25日)

大津地裁(堀部亮一裁判長)で2021年6月24日に第1回口頭弁論が開かれた。県と国はいずれも争う姿勢を見せた。

 

滋賀県警は別人の歯形を証拠として母親を誤認逮捕した。滋賀県警は2019年10月17日に乳児の腕にかみつき、全治1週間のけがを負わせたとして母親を逮捕した。母親は逮捕から起訴後の保釈まで23日間勾留された。

 

県警の鑑定官が母親ら複数の関係者から歯形を採取し複製を作ったが、その際に別人の複製に母親の名前を記入した。その複製と傷痕を照合して「おおむね一致」との結果を得た。母親が犯人との決めつけが、そのような結果になったのではないか。

 

この事件は児童相談所の通報が出発点である。警察は公務員の身内感覚から役所からの通報を鵜呑みにして、思考停止しているのではないか。

 

母親は逮捕時に容疑を認めたが、公判で起訴内容を否認した。女性は「取り調べでウソの自白を強要された」と主張している(「証拠を取り違え…女性を”誤認逮捕”した「滋賀県警」、トップの本部長が公の場で「初めて謝罪」」関西テレビ2020年10月2日)。逮捕前の任意の調べで県警の男性刑事から「夫や両親を呼び出す」などと脅されたとする(「滋賀県警が別人の歯型を証拠に誤認逮捕 自白強要か、起訴取り下げ」中日新聞2020年9月18日)。

 

大津地裁では2020年1月に鑑定官への証人尋問が行われた。弁護人の植平朋行弁護士が母親の歯型と傷痕の歯の本数が一致しない点などを指摘したところ、鑑定官が「入れ違いの可能性がある」と証言し、公判が中断した。

 

大津地検は9月18日、地裁に起訴を取り消す申し立てをしたと発表した。地検は「警察から送られた重要な証拠内容の誤りに気づかなかった。女性は事件の実行行為者ではないと判断した」とする。地裁は同日、公訴(起訴)棄却を決定した(「乳児のかまれた跡は別人の歯形、滋賀県警が証拠取り違え母親を誤認逮捕 公訴棄却決定、県警と地検が謝罪」京都新聞2020年9月18日)。

 

この事件の報道後の9月20日の『笑点』大喜利では奇しくも誤認逮捕のネタが披露された。「警察官が4人以上逮捕することを止めました。誤認逮捕がなくなりました」

 

滋賀県警の滝沢依子本部長は10月2日、県議会土木交通・警察・企業常任委員会で「鑑定の過程で、歯型を別人のものと取り違えたことなどにより、母親の女性を本件の被疑者として逮捕してしまい、大変申し訳なく思っており、警察本部長として心よりおわび申し上げる」と謝罪した(「議会で謝罪「母親に大変申し訳なく、心よりおわび」」京都新聞2020年10月2日)。県議からは同県東近江市の湖東記念病院の患者死亡事件で3月に再審無罪判決が出たばかりだと指摘された(「滋賀県警本部長が起訴取り消しを謝罪 傷害事件で別人の歯型を証拠採用」毎日新聞2020年10月2日)。

#警察不祥事 #誤認逮捕 #冤罪 #国賠訴訟

東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った

『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』は東急不動産消費者契約法違反訴訟を豪快発表する。東急不動産消費者契約法違反訴訟は、隣地建て替えによる日照・眺望・通風喪失という不利益事実を隠したマンションだまし売りを消費者契約法第4条第2項の不利益事実の不告知で取り消した。

 

フランス法の法諺に「何人も自己の恥ずべき行為を援用しては、その要求を容れられない」がある。マンションだまし売りは、これに該当する。不利益事実を隠して不動産契約を締結しながら、消費者に契約上の義務貫徹を要求することはできない。

 

不利益事実を隠してマンションをだまし売りする東急リバブル東急不動産営業には「本当に人間ですか」と言いたくなる。マンションだまし売り営業は消費者を欺いても許される特権扱いとでも思っているのだろうか。マンションだまし売り営業やマンション投資の迷惑勧誘電話営業は主人公の敵役に相応しい。

 

マンションだまし売りやマンション投資の迷惑勧誘電話が起きている日本の状況を正しく伝える必要がある。マンションだまし売りやマンション投資の迷惑勧誘電話は日本人の奴隷化を進めるものである。マンション投資をしたものの、投資物件がガラ空き状態で家賃収入が入らず、住宅ローン破産する事例が起きている。

 

ステルス値上げが問題になっている。商品の内容量や数量を減らしつつ、価格を据え置く行為です。実質的な値上げであるが、消費者が気付かないうちに行われるため、ステルス値上げと呼ばれる。隣地建て替えによる日照・眺望・通風喪失という不利益事実を伝えずに新築分譲マンションをだまし売りすることはステルスだまし売りである。

 

東急不動産だまし売り裁判を『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』風にすると『林田力と東急不動産だまし売りの囚人』になる。林田力は東急リバブル東急不動産に新築分譲マンションをだまし売りされる。東急リバブル東急不動産営業は吸魂鬼(ディメンター)のように消費者の心をえぐる。そこで林田力は逆転時計を使用する。新築分譲マンションをだまし売りされる前にタイムリープし、マンション購入契約を白紙に戻した。これが消費者契約法による契約取り消しの始まりになった。

 

『笑点』(2020年11月22日)の大喜利で「障子と政治家の公約はすぐ破れる」とのネタが披露された。東急リバブル東急不動産の消費者への約束も都合が悪くなるとすぐに破られる。辞職勧告がTwitterの2020年11月26日のトレンドになったが、マンションだまし売りの東急リバブル東急不動産には廃業勧告が相応しい。

 

東急不動産だまし売り裁判からマンション管理の問題が派生した。問題のマンションは東急不動産のグループ企業が管理会社として指定されていた。東急不動産の抱き合わせ販売であり、消費者が東急コミュニティーを選択した訳ではない。マンション管理に正面から取り組むと、東急コミュニティーに不信感を抱くことが多くなる。問題点を全区分所有者で共有し、試しに他の複数の管理会社から見積もりをとることが出発点になる。

 

長期修繕計画が東急コミュニティー不信の発端であった。駐車場料金や駐輪場料金は現実には一般会計に入れられているが、東急コミュニティー作成の長期修繕計画では修繕積立会計に入れられていた。このため、修繕積立会計が現実よりも収入があるように見せられていた。しかし、現実は10年目の大規模修繕でも資金不足に陥ってしまう。

 

修繕積立金が不足しており、大規模修繕を予定通り行うならば各戸から一時金を徴収しなければならないという情報は区分所有者にとって重大な問題でる。速やかに共有する必要がある。それは改革の原動力にもなる。

神奈川県警警部補を残業代虚偽申告で書類送検 #警察不祥事

警察不祥事

虚偽の時間外勤務を申告し、残業代約25万円をだまし取ったとして、神奈川県警鶴見署の男性警部補(55)は2021年6月18日、電子計算機使用詐欺容疑で書類送検され、懲戒免職となった(「うその申告で残業代 男性警部補を書類送検 神奈川県警」時事通信2021年6月18日)。


送検容疑は2019年12月から20年12月に嘘の時間外勤務を勤務状況管理システムに入力し、残業代約25万円を不正受給したこと。警部補は18年3月から同署で勤務時間や給与を管理する部署に勤務していた。署員の残業時間を管理するシステム上の権限を悪用し、自分の残業時間を水増しして不正に超過勤務手当を受け取った疑いがある。


警部補の残業代について同僚が不審に思い、当時の副署長に申告。副署長がデータを照らし合わせたところ、不正が判明した。警部補は「借金があり、少しでも生活が楽になればと思った」と話している。この問題は2021年3月に最初に報道された(「残業時間の水増しで不正受給か 警察官が権限悪用…」テレビ朝日2021年3月11日)。


勤務時間や給与を管理する部署の勤務者が残業を水増しする点は、特権を持つ人が不正する警察不祥事の構造である。警察不祥事の悪質なパターンとして警察官の職務を装って市民に金を請求するものがある。埼玉県警では警察官の職務を悪用する警察不祥事が相次いだ。埼玉県警草加署巡査は死体検案名目で遺族から現金82万円をだまし取った。埼玉県警川越署巡査も遺族に遺体の防腐処置費用として現金50万円をだまし取ろうとした。特権者の不正体質が組織構造に蔓延しているのだろう。

流経大ラグビー部で新型コロナウイルス76人感染

茨城県の流通経済大学ではラグビー部の部員ら76人が新型コロナウイルスに感染した。学生6人が2020年6月10日にPCR検査を受け、陽性であると判明。濃厚接触者としてみなされた全部員・スタッフにPCR検査を実施し、11日に新たに70人の陽性者が確認された。

 

大学はラグビー部の部員が通う龍ケ崎キャンパスを6月26日まで閉鎖する(「流経大ラグビー部 76人感染 キャンパスを26日まで閉鎖」フジテレビ2021年6月12日)。ラグビー部は活動を停止し、全部員に外出自粛とした。サッカー部も26日まで活動を休止する(「流経大ラグビー部で76名が新型コロナ陽性…サッカー部も活動休止」ゲキサカ2021年6月12日)。

 

ラグビー界では2020年8月に関西大学リーグの天理大で62人、2021年4月に慶應義塾大学で82人の陽性者が確認された(「流通経大、76人コロナ陽性 チーム活動停止、全部員外出自粛に」サンケイスポーツ2021年6月12日)。

 

東海大学では男子柔道部の学生55人が2021年5月13日までに新型コロナウイルスに感染した。男子柔道部は神奈川県平塚市にある湘南キャンパスを拠点に活動しており、東海大学は14日から23日まで、学生の湘南キャンパスへの入構を禁止する(「東海大 男子柔道部 学生55人が新型コロナ感染確認」NHK 2021年5月14日)。

 

東海大学では硬式野球部の複数の部員が神奈川県平塚市にある野球部の寮で大麻と見られる違法薬物を使用した疑いがある。東海大学は2020年10月に硬式野球部の無期限活動停止を発表した(林田力「東海大学硬式野球部が違法薬物使用で無期限活動停止」ALIS 2020年10月22日)。運動部大学生の大麻汚染に対して、コロナ禍で部活動ができなくなったことを原因とする見解がある。しかし、部活動したらクラスターが発生する。New Normalへの適応が必要である。

https://alis.to/hayariki/articles/3qQ0DwVydlpr

 

ジェイアール名古屋高島屋で新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生した。地下2階の食料品売り場で2021年5月28日から6月までに複数店舗の従業員ら計11人が感染した。この影響で食料品売り場を7日から9日まで臨時休業する(「名古屋高島屋、食料品売り場を休業 11人がコロナ感染」朝日新聞2021年6月5日)。リスクを軽視して営業を続けて大事になるパターンである。

 

東京都の2021年6月12日の新型コロナウイルス感染者は467人。先週土曜と比べると、31人増え、5月13日以来の増加になった(「新型コロナ 東京都で新たに467人の感染確認 先週土曜より31人増」ABEMA TIMES 2021年6月12日)。緊急事態宣言解除という話が出ると下げ止まるどころか反転する。

西浦博・京都大学大学院医学研究科教授は2021年6月9日に新型コロナウイルス感染症のシミュレーションを公表した。6/21に緊急事態宣言を解除してしまうと、高齢者がワクチン接種を順調に終えても、8月初めに緊急事態宣言を出すレベルに感染拡大すると予測する。

 

小池百合子東京都知事は代々木公園を東京五輪のパブリックビューイング会場からワクチン接種会場にすることに転換した。これに対して五輪のスポンサーが激怒していると報道された(「小池都知事の〝ドタキャン〟で五輪PV続々中止 現場混乱、スポンサー激怒!」東スポWeb 2021年6月11日)。しかし、スポンサーの方が新型コロナウイルス感染症対策を軽視している。

 

埼玉県の大野元裕知事は2021年6月7日に東京オリンピックにおけるパブリックビューイングの中止を発表した。興奮と感動を共有する意義と感染リスクを比べて判断した(「埼玉県が五輪PV中止発表、感動の共有とリスク比べ判断」TBS 2021年6月7日)。次は東京都知事が五輪中止を発表となるか。

 

JOC経理部長の森谷靖さんが2021年6月7日に電車に飛び込み死亡した。自殺と見られる(「JOC幹部が電車に飛び込み死亡 自殺か」日テレNEWS24 2021年6月7日)。計算が合わず、説明できない使途不明の支出などを抱えていたのだろうか。開催直前でJOC経理部長がいなくなったならばコロナ以前の問題としても五輪中止が妥当だろう。

 

シンガポールのF1レースSINGAPORE GRAND PRIX 2021が新型コロナウイルスの影響で中止された。SINGAPORE GRAND PRIX 2020も中止しており、2年連続中止になる。

 

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長崎県警巡査部長を女子大生恐喝未遂で逮捕 #警察不祥事

長崎県警外事課の巡査部長、笹田信(まこと)容疑者(25、長崎市若葉町)は知人の女子大生に慰謝料名目で現金を脅し取ろうとしたとして、2021年6月5日に恐喝未遂容疑で逮捕された。依存性薬物使用者と接点を持ってはならないと言われる。依存性薬物使用者と接点を持ったら、迷惑を及ぼされるだけである。これと同じく、警察官とも接点を持ってはならないとなる。

 

逮捕容疑は3日夕、長崎市内に住む女子大生(19)に、無料通信アプリ「LINE(ライン)」などを使って「慰謝料をください」「学校側に相談してもいいですか」などと複数回メッセージを送り、慰謝料として現金数万円を脅し取ろうとしたこと。交際を断られた腹いせという。

 

警察官が女性に強要する犯罪が相次いでいる。埼玉県警羽生署地域課須影駐在所の池田高秀巡査部長=羽生市須影=は業務で知った個人情報を不正に利用して女性を呼び出し、体を触ろうとしたとして強制わいせつ未遂の容疑で逮捕・起訴された。巡査部長は「秘密をバラされたくなかったら、カネを持ってこい」と現金も脅し取ろうとした。

 

長崎県警外事課巡査部長も埼玉県警羽生署巡査部長も警察官であることを隠して犯行している点で共通する。少し前に埼玉県警では警察官の職務として市民から金銭をだまし取る警察不祥事が相次いだ。埼玉県警草加署巡査は死体検案名目で遺族から現金82万円をだまし取った。埼玉県警川越署巡査も遺族に遺体の防腐処置費用として現金50万円をだまし取ろうとした。警察官としてでは信用されなくなっているのだろう。

 

「恐喝未遂容疑で警察官逮捕、長崎」共同通信2021年6月5日

松村真友「恐喝未遂で巡査部長を逮捕」毎日新聞2021年6月5日

「長崎県警の巡査部長の男を恐喝未遂の疑いで逮捕」テレビ長崎2021年6月5日

 

埼玉県警巡査部長が個人情報不正利用で強制わいせつ未遂容疑

埼玉県警羽生署地域課須影駐在所の池田高秀巡査部長=羽生市須影=は業務で知った個人情報を不正に利用して女性を呼び出し、体を触ろうとしたとして強制わいせつ未遂の容疑で逮捕・起訴された。容疑は2021年4月4日に20代の女性を脅して呼び出し、羽生市内の商業施設の駐車場に止めた車の中でわいせつな行為をしようとしたこと。巡査部長は駐在所の業務で被害女性に応対していた(「エッチさせろ…女性を触ろうとした巡査部長を逮捕 埼玉県警に勤務 わいせつ目的を否認「納得できない」」埼玉新聞2021年4月10日)。そこで収集し個人情報を使って女性を脅迫した。

 

巡査部長は4月2日と3日に女性の個人情報を不正に利用して携帯電話で連絡した。さいたま地検は被害者の特定につながるとして起訴内容を明らかにしなかった(「埼玉県警巡査部長を起訴 強制わいせつ未遂罪」産経新聞2021年4月28日)。その卑劣な手口は週刊誌で報道された。性悪で冷酷、一刻も早く退場して欲しいと願うほどの唾棄すべき存在である。

 

「池田容疑者は駐在所に相談に来た女性に目をつけたようです。相談を受けた際に女性の電話番号を手に入れたとのこと。4月4日、女性に『秘密をバラされたくなかったら、カネを持ってこい』と電話で脅迫して、商業施設の駐車場に呼び出しました。女性は池田容疑者のことを覚えておらず、彼も当日は非番で身分を隠していたようです。彼は女性を車の中へ無理やり連れ込み、カネを要求した挙げ句に『エッチをさせろ』と身体を触ろうとしたんです」(「埼玉県羽生市「わいせつ巡査部長」のヤバすぎるウラの顔」FRIDAY 2021年5月1日)

 

巡査部長は4月7日に強制わいせつ未遂容疑で逮捕された。さいたま地検は2021年4月28日に巡査部長を強制わいせつ未遂の罪で起訴した。産経新聞記事は「池田被告」と書くが、被告は民事訴訟の用語である。刑事訴訟は被告人になる。

 

巡査部長は逮捕時の報道では(33)であった(内田優作「「まじめな人」「示しつかない」…駐在所近隣住民に驚きと憤り 埼玉県警巡査部長逮捕」産経新聞2021年4月8日)。起訴時の報道では(34)になった。起訴時には(34)になった。

 

巡査部長は2008年10月に警察官になり、2017年3月から須影駐在所で勤務しており、犯行後も出勤していた。須影駐在所は東武伊勢崎線南羽生駅の西約1キロの住宅街の一角に位置する。駐在所に妻と二人の子供と暮らしていた。

 

巡査部長は2021年5月21日付で懲戒免職処分となった。埼玉県警は監督責任があるとして、羽生署地域課課長の男性警部と同課係長の男性警部補を監察官による口頭厳重注意とした。再発防止へ向けて、各所属長に対し、勤務員への面談などを通じた指導や支援を実施するよう通達した(「女性の体を触ろうとした巡査部長を懲戒免職 業務で知った個人情報を不正利用、女性を呼び出す/埼玉県警」埼玉新聞2021年5月22日)。

 

しかし、管理主義的な公務員組織の面談は逆効果になる。埼玉県警では川越署刑事課の巡査が詐欺未遂と地方公務員法違反で2019年8月7日に、さいたま地裁から有罪判決を言い渡されている。この巡査は病死した埼玉県川越市の男性の遺族から2019年3月に現金50万円ほどをだまし取ろうとした。また、検視を担当した女性の遺族の個人情報を2019年2月に知人の40代男性に漏らした。

 

この巡査が金をだまし取ろうとした背景には、上司から生活指導を受けて貯金を増やそうとしたことがある(「遺族から現金だまし取ろうとした元巡査、情報も漏らす 地裁が執行猶予「依願退職などすでに社会的制裁」」埼玉新聞2019年8月8日)。管理主義的な締め付けが性犯罪などの警察不祥事を増やしているのではないか。

 

貯金を殖やそうとして詐欺に走る巡査の思考回路は半グレ・ヤンキー並みに短絡的である。警察組織に欠けているものは消費者に価値を提供して対価を得るという民間感覚である。

 

警察官の民間感覚の欠如は小説でも描かれている。以下は巡査のセリフである。「わたしたち官には不況というものがいまひとつ実感できないものですから、民間の方の苦労を他人事のように思ってしまって」(奥田英朗「ここが青山」『家日和』集英社、2007年)。

埼玉県警深谷警察署長がトイレットペーパー窃盗 #警察不祥事

埼玉県警深谷警察署の田中敬署長(警視、60歳)は商業施設のトイレからトイレットペーパー5個を盗んだとして懲戒処分を受けた。署長は2021年5月29日午後8時過ぎ、埼玉県鴻巣市のJR鴻巣駅隣の商業施設のトイレで備え付けのトイレットペーパー5個を持ち出した。トイレットペーパーは紙袋などに入れた(「埼玉・深谷署長がトイレ紙盗む 商業施設で、書類送検へ」東京新聞2021年6月3日)。

 

目撃した人が警備員に連絡。施設側が「トイレットペーパーを持っていった男を確保している」と近くの交番に通報し、発覚した。署長は自宅やコンビニエンスストアの駐車場で焼酎などを数杯飲んだあと深谷市の署長公舎に戻る途中だった。警視は6月3日付けで減給1か月の懲戒処分を受け、依願退職した。

 

署長は「調べに対し飲酒や持病の影響で腹痛が起きるのが心配で、電車に乗る前にトイレットペーパーを持ち出したなどと説明」する(「警察署長 トイレットペーパーを盗んだとして懲戒処分 埼玉県警」NHK 2021年6月3日)。腹痛が起きることとトイレットペーパーを持ち出すことは関係ない。言い訳になっていない。しかも、5個も盗むことは一回の腹痛の対応を超えている。

 

持病を持ち出すことで同情を得ようとする手口は卑怯である。産経新聞記事は持病を前面に出す。「県警の事情聴取に対し、持病の影響で腹痛が起きることが心配だったためトイレットペーパーを持ち出したと説明」(「深谷署長トイレ紙盗む 埼玉の商業施設、減給処分」産経新聞2021年6月3日)

 

これに対して朝日新聞記事は「署長は飲酒などの影響で腹痛を起こしてトイレに入ったと説明している」と持病はカットしている(「警察署長、自宅で飲酒後にトイレットペーパー盗んだ疑い」朝日新聞2021年6月3日)。酒の飲み過ぎで腹痛ならば自業自得の要素が強い。

 

栃木県警警部補がスーパー万引容疑で書類送検

栃木県警本部勤務の50代男性警部補が宇都宮市内のスーパーで万引したとして書類送検された。書類送検容疑は2020年10月上旬、市内のスーパーで食料品数千円相当を万引したこと。数千円相当は窃盗である。転売しているのではないか。万引も窃盗であるが、警察不祥事の報道で万引と表現することで一般の窃盗よりも軽く見せようとしているならば問題である。

 

警部補は減給10分の1(3カ月)の懲戒処分を受け、依願退職した(「栃木県警警部補が万引の疑い スーパーで、処分公表せず」共同通信2020年11月20日)。公務員はTax eaterであり、その給与は税金である。納税者に対する背任行為である。職責からして、懲戒処分は免職以外にあり得ない。情状酌量の余地はない。

 

警察官の窃盗という反社会的問題であるが、県警は公表していない(「男性警部補が万引き 容疑で書類送検、懲戒処分 栃木県警」下野新聞2020年11月20日)。警察組織の隠蔽体質によって反省や改革の機会が失われ、警察不祥事が繰り返される。

 

神奈川県警でも万引が起きた。神奈川県警伊勢佐木署地域第3課長の警部(41)=横浜市南区=が芳香剤などを万引し、警備員に暴行を加えたとして、2018年10月5日に現行犯逮捕された。逮捕容疑は、同日午後10時5分ごろ、横浜市中区伊勢佐木町3丁目のディスカウントストアで芳香剤1個と靴下2足の計3点(計1267円相当)を盗んだ上、声を掛けるなどしてきた同店の男性警備員(30)の腕を振り払い、胸ぐらをつかんで突き飛ばすなどしたこと。

 

県警監察官室によると、容疑者は容疑を認め、「金を使いたくなかった。レジを探しているうちに(盗んでも)ばれないと思うようになった」と供述(「警部が万引き、「金使いたくなかった」 神奈川県警が容疑で現行犯逮捕」カナロコ2018年10月6日)。警察官は犯罪を行っても隠蔽されるとでも思っているのだろうか。

 

「警察官なので、万引きで捕まるわけにはいかなかった」と供述する。しかし、普通ならば「警察官なので、万引きをするわけにはいかなかった」である。警察の常識は市民の非常識である。警部は刑事部の経験が長く、昨年3月から現職(「警察署課長を逮捕=万引き後、警備員突き飛ばす―神奈川県警」時事通信2018年10月6日)。

 

警部は「他の店でも万引した」と供述している(「「他店でも万引」逮捕の警部供述 神奈川県警」神奈川新聞2018年10月19日)。逮捕された際に所持していた女性用のジャケットについて、近くの別の店で盗んだことを認めたという。当初は「購入した」と説明していた。また、ディスカウント店でクッションを万引していたことも新たに分かった。

 

芳香剤や靴下がどうしても万引きしなければならないものとは思えない。新郷由起『老人たちの裏社会』(宝島社、2015年)で万引きを繰り返す暴走老人と同じ病理を感じる。警察組織には孤独な暴走老人と似たような環境があるのだろうか。

 

最早、足にうさぎの入れ墨があるかないかだけの違いだけである。警察官に向いているか、役職や年齢に関係なく、抜き打ちで適性検査する必要がある。採用時、入校時がザルだった可能性もある。特に縁故だと尚更である。適正に問題があれば警察関係の現業から外して 他へ異動させた方が良い。

 

警部は5日夜、同僚の警察官2人と飲食し、自宅に歩いて帰る途中、量販店に立ち寄った(「伊勢佐木署地域課長を事後強盗疑いで逮捕 神奈川」サンスポ2018年10月6日)。この日は当直明けで、午後3時頃まで勤務後、6時半頃から同僚2人と酒を飲んでいたという(「「警察官が捕まるわけには」万引きし暴行容疑で警部逮捕」朝日新聞2018年10月6日)。

 

泥酔していたならば、そのままリリースした同僚警察官にも問題がある。睡眠不足ならば酒を飲み行くことが問題である。

 

神奈川県警警部の万引きは警備員が捕まえた。岐阜県警加茂署の巡査長がプールで女性に痴漢してプール監視員に取り押さえられた事件もある。大阪府警富田林警察署の逃走容疑者は警備員によって捕まえられた。治安維持も公務員の警察官よりも民間に任せた方が上手くいくのではないか。

続警察不祥事

 

 




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