キンドル本『令和ビジネス書評』

令和時代のビジネス書評。令和マインドは昭和マインドの対極に位置する。事業者本位から消費者本位の経済に。商品を一方的に売り込む営業からカスタマーサクセスの追求に。令和マインドのビジネス感覚を徹底すれば東急不動産だまし売り裁判のようなマンションだまし売りは起きない。


『笑点』「大喜利」(2019年5月12日)は5月に因み、「さつき」のお題になった。それを東急不動産だまし売り裁判に当てはめると、マンションだまし売りの東急リバブル東急不動産は最低、付き合いたくない、嫌いとなる。


昭和マインドは事業者優先で、消費者や住民の権利は貧弱であった。多数の同種被害者が出るような問題は、それなりに弱者保護の運動体が存在するが、個別性の強い問題は問題自体を理解してもらえにくい。そのような個別性の強い問題にも光をあてる。


令和マインドは情報公開や説明責任を徹底する。消費者にはメリットとデメリットの情報を提供し、選択肢を広げる。事業者のアリバイ作りのための誘導された自己決定権ではなく、強制されない自由、やりたくないことをしない自由を最大限に尊重する。


令和マインドは昭和の精神論根性論から脱却する。「やる気」ではなく、アプトプットで評価する。目の前の問題を解決得るという名目で、個人に負担や我慢を押し付けることを否定する。無理に頑張ることを求められない社会にする。頑張らなくていいと言える社会にする。


令和マインドは昭和の集団主義から脱却する。何処に所属しているかよりも、何を為したかを評価する社会にする。情報通信技術や民間感覚を活かし、21世紀にふさわしい社会にする。今や私達は21世紀に生きている。誰もが手のひらサイズのコンピュータを持ち、世界的なネットワークとつながっているという20世紀のSF作家も想像できなかった未来に生活している。ところが、日本には未だに旧態依然とした村社会の感覚が残っている。


令和マインドは公共セクターにも求められる。一方的な標準の押し付けではなく、需要を考慮した民間感覚の多様なサービス提供が求められる。縦割り行政や前例踏襲、事なかれ主義などの公務員感覚を仕方のないものとは考えない。おかしいことは、おかしいと言えるようにする。

【書名】令和ビジネス書評/レイワビジネスショヒョウ/Reiwa Businee Book Review
【著者】林田力/ハヤシダリキ/Hayashida Riki

令和ビジネス書評



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