コインハイブ事件で検察側が控訴

コインハイブ事件の無罪判決を不服として、横浜地検は2019年4月10日付で控訴した。求刑は罰金10万円。検察側の面子だけではないか。

無罪男性の代理人の平野敬弁護士は以下のように批判する。「控訴趣意書が出ていないため、現時点ではどの点について反論しているのか不明だが、罰金10万円で控訴して東京高裁で争うということは、今後も控訴審において男性を拘束し続けるということ。罰金10万円という量刑の重さに比べて、人権侵害の度合いが見合っているのか」(出口絢「コインハイブ事件で検察側が控訴 無罪判決に不服」弁護士ドットコム2019年04月10日)。

無罪判決に対して検察側が控訴せずに確定した事件に瑞穂区白龍のマンション建設反対つぶし事件がある。マンション建設反対運動のリーダーが2016年10月7日に建設現場責任者の男性の胸を突き転倒させ、ダンプカーに接触させたとして逮捕された。しかし、名古屋地裁は2018年2月13日に防犯カメラの映像などから責任者の証言は信用できないとして、無罪判決を言い渡した(「マンション建設反対運動の男性無罪確定 「胸突かれ転倒、ダンプに接触」現場責任者の証言「信用できず」 名古屋地検、控訴せず」産経新聞2018年2月28日)。

控訴人が出す文書は刑事事件では控訴趣意書、民事事件では控訴理由書と区別される。ところが、東急不動産消費者契約法違反訴訟で控訴した東急不動産は控訴理由書ではなく、控訴趣意書と題する書面を提出した(林田力『東急不動産だまし売り裁判14控訴審』Amazon Kindle)。東急不動産代理人が無知なのか。東急不動産だまし売りの告発に対する刑事弾圧を仄めかしたいのか。

Coinhive刑事起訴に批判
https://www.hayariki.net/coinhive/
コインハイブCoinhive裁判で無罪判決
https://www.hayariki.net/coinhive2/



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