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旅行、観光スポットを紹介します。

ニコライ堂はランドマーク

ニコライ堂(東京都千代田区神田駿河台)は日本ハリストス正教会の大聖堂。正式名称は東京復活大聖堂。丸天井(ドーム)が壮大で厳かなビザンティン式建造物である。ニコライ堂の名称は日本に正教会の教えをもたらしたロシア人修道司祭の聖ニコライに由来する。

 

ニコライは1872年9月に神田駿河台にあった定火消の役宅跡地を購入し、信仰の拠点とした。ニコライ堂は1884年3月に着工し、1891年3月8日に完成した。1923年の関東大震災によって木造の鐘楼部分が倒壊したことでドームが崩落した。復興工事が1927年9月25日に起工し、1929年11月30日に終了した。

 

日本ハリストス正教会はカトリックやプロテスタントと比べるとマイナーな存在に感じるかもしれない。しかし、明治時代の東日本では異なる。戊辰戦争に敗北し、薩長藩閥政府から差別された東日本の人々の心を受け止め、支持されていた(長縄光男『ニコライ堂の人びと 日本近代史のなかのロシア正教会』現代企画室、2000年)。明治政府中心の歴史観では見えない歴史である。

 

評論家の林田直樹さんは「私自身、「ロシア」という言葉を口にしただけで胸に熱いものが込み上げるくらい、ロシアが好きです」と語る(「音楽から見るロシアの今~プーチン、ショスタコーヴィチ、ドストエフスキー~」ONTOMO 2018年9月4日)。林田さんは慶應義塾大学文学部を卒業後に音楽之友社で楽譜・書籍・月刊誌「音楽の友」「レコード芸術」の編集を経て独立した。

 

ニコライ堂は御茶ノ水のランドマークになっている。ランドマークに相応しい建物である。Mademoiselle YULIAさんは「子どもの頃からずっと素敵な教会だなと思って見ていました」と語る(「マドモアゼル・ユリアが訪れる日本の近代建築 Vol. 8 東京復活大聖堂教会(ニコライ堂)」日経リュクス2019年4月5日)。

I went Nikolai Cathedral in Ochanomizu, Chiyoda city, Tokyo, Japan. It is the cathedral of Orthodox Church and a landmark in Ochanomizu. Its official name is Holy Resurrection Cathedral. Many people visit here every year. It became a Nationally Designated Important Cultural Property.

St. Nicholas is the founder of the cathedral. He came to Japan as a young priest when he was 25. He proclaimed Orthodox Christianity nationwide and was appointed as the first bishop of the Japanese Orthodox Church.

 

ランドマークは皆に愛される建物である。ただ高い建物というだけではランドマークにならない。タワーマンションをランドマークと称することは愚かである。馬鹿と煙は高いところに昇ると言われるだけである。

 

東急不動産・東急電鉄らのタワーマンション「ブランズシティ守谷」を守谷市のランドマークと呼ぶことは笑止である。住民向けのマンション説明会で設計者がランドマークになるようなことを主張したが、それを聞いた住民側は苦笑&唖然プラス怒りのような雰囲気になった。周辺住民からは思いっきり嫌がられ、町内会の全会一致で反対運動を起こされている建物がランドマークになる筈がない。

 

日照喪失等の被害を受ける住民に対し、元凶であるマンションをランドマークと呼ぶことは被害者感情を逆撫でする。これは東急不動産の得意分野である。東急不動産(販売代理:東急リバブル)は東急不動産だまし売り裁判で隣地建て替えにより日照・眺望が皆無になる事実を隠して問題物件をだまし売りした。

 

真相発覚後、東急不動産は反省するどころか、「隣地が建て替えられて汚い建物が綺麗になった方が喜ぶ人もいる」と日照不足で苦しむ被害者感情を逆撫でする発言を繰り返した。裁判では当然のことながら東急不動産の主張が通る筈もなく、東京地裁平成18年8月30日判決は東急不動産に売買代金全額2870万円及び遅延損害金の返還を命じた。

 

ブランズシティ守谷はデザインが際立って素晴らしいわけでもなく、守谷の景観を破壊する。景観をはじめ受け継がれるべき地域の全てを踏みにじる。政治は土建業と不動産業者の先棒を担ぐものではない。

 

「欧米先進国の人々は、タワマン的な住まいを必要悪と見做しているようだ。特に上品な人には好まれない。強いて言えば、トランプ大統領のような方が好んで住むところだ」(榊淳司「もんじゃの都・月島がタワマン街へ 進む再開発に違和感も」NEWS ポストセブン2020年11月20日)

浦和PARCOのクリスマスツリー

浦和駅東口には浦和PARCO(浦和パルコ)があります。スーパーマーケットや書店、映画館など様々な店舗のある商業施設です。クリスマスシーズンには正面入口に二本の大きなクリスマスツリーが飾られます。ツリーには様々な飾りがあります。ビル上階には図書館や浦和コミュニティセンターがあります。浦和コミュニティセンターは市民活動の打ち合わせに便利です。

天気雨と虹

さいたま市桜区で、お天気雨が降り、虹が見られました。天気雨は虹が出現しやすいものです。通常の雨は雲に覆われた空から降ります。これに対して天気雨では太陽光がある中を雨が降ります。太陽光は雨に反射しやすく、虹が出現しやすくなります。天気雨は狐の嫁入りと呼ばれました。狐に化かされたような不思議な天気のためです。
この雨は通り雨でした。雨音は大きかったものの、すぐに止みました。前夜のテレビの天気予報では雨が降ると放送されました。午前中は降りそうな感じではありませんでしたが、予報が当たりました。

大宮第二公園で梅まつり全国大陶器市

大宮第二公園で「第35回 梅まつり」と全国大陶器市が2019年2月23日から3月17日まで開催されます。陶器市は全体がテントで連結されており、全天候型です。九谷焼や伊万里焼、美濃焼など全国各地の焼き物が並びます。NHK『ブラタモリ』(2018年10月20日、27日)で紹介された有田焼もあります。陶器の他にバッグや絵画も販売されています。名産の食べ物も販売され、テント前の椅子とテーブルで食べることができます。
全国大陶器市は全国大陶器市振興組合のイベントです。上野公園や大阪万博公園など各地で開催されています。桃色の半円のゲートと日本地図に産地の旗が立てられた黄色い看板は共通です。
周辺ではリサイクル運動市民の会のフリーマーケットも開催され、洋服などを販売しています。焼きそばなどの屋台も出ています。大宮第二公園は埼玉県さいたま市大宮区の公園です。テニスコートや軟式野球場、茶室や展示ギャラリー、水車などがあります。紅梅、白梅、しだれ梅など約520本の梅の木があります。




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