【警察不祥事】京都府警巡査長が高齢者への詐欺で逮捕

京都府警山科署に勤務する巡査長(38)=京都市中京区=が特殊詐欺の対策で知り合った70代の高齢男性から1千万円を超える現金をだまし取ったとして、2019年6月15日に詐欺容疑で逮捕された。警察官の立場を悪用した詐欺は埼玉県警で連続して起きている。

逮捕容疑は同伏見署管内の砂川交番に勤務中の2018年11月、京都市内の70代の男性の自宅で「お金を預かります」などと嘘を言って現金500万円をだまし取ったとしている。さらに同月中旬頃、同様に「預かって調べます」として現金680万円をだまし取ったとしている。

寄付のため男性が高額の現金を引き出そうと金融機関を訪れたところ、特殊詐欺被害を疑った金融機関側が通報。駆け付けた巡査長が対応し、現場で出金理由などを確認して、資産状況を把握。「多額の現金を持っていたら危ない」と預けるよう持ちかけたという。

2度目の犯行では「預かって調べます」と男性に現金を下ろすよう指示。金融機関には巡査長が「男性が現金を下ろしたがっている」と事前連絡して、詐欺事件ではないと認識させていた(「京都府警巡査長、特殊詐欺対応で1千万円超詐取し逮捕」産経新聞2019年6月15日)。警察の特殊詐欺防止対策を警察官自身が悪用した。

関係者によると、巡査長の父親も警察官だったという(「逮捕の京都府警巡査長、父親も警察官「信じられない」」産経新聞2019年6月15日)。警察一家で市民常識が身についていないか。縁故採用の落とし穴だろうか。



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