【警察不祥事】香川県警丸亀署員がリサイクル店を威圧

香川県警丸亀署員が、私用で訪れた同県丸亀市内のリサイクル店で、店員とトラブルになった際、警察官であることを示し、威圧的な態度をとったとして、店から威力業務妨害と不退去の両容疑で刑事告訴された。

男性署員は2019年6月11日、私物を売却するため、段ボール箱に入れて、店に持ち込んだ。そのうち食器皿1枚が割れており、店員が持ち帰るように依頼したが、署員は店側が割ったと主張。その際、「わしは丸亀署の生安(生活安全課)の担当者や」「今度、立ち入りしようか」などと発言し、約1時間、店に滞在したという。結局、割れた皿は店が買い取った。

店が同署に相談すると、署員と上司が15日に謝罪に訪れた。しかし署員が皿を割った責任の所在について触れなかったため、店は不誠実と感じ、告訴した(「警官「わしは生安担当者や」…割れた皿を買わせる」読売新聞2019年7月7日)。リサイクル店などに対しては、警察官が古物営業法に基づき、店に立ち入って帳簿や品物を検査できる(「「わしは生安や」警察署員が店ともめ事 県警が告訴受理」朝日新聞2019年7月7日)。

公権力を背景にした脅しである。脅迫罪が成立するのではないか。暴力団のみかじめ料以上に悪質である。しかも、ゴミにしかならない割れた皿を買い取らせることは買取金額以上の大損害である。ヤクザは名刺を出しただけで逮捕される時代に、立場を悪用した警察官の威圧的な行動へのペナルティが軽すぎる。

埼玉県警や京都府警では警察官の立場を悪用して市民から金をだまし取る事件が起きている。大阪府警では男性巡査長が特急に無賃乗車した事件が起きた。男性巡査長は警察手帳を示して特急電車に20回ほど無賃乗車した(「警察官が通勤で“特急タダ乗り” 警察手帳を示し「公務です」20回ほど不正乗車」MBSニュース2018年1月26日)。「飲酒して座って帰りたかった」との身勝手な動機であった。



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