【警察不祥事】千葉県警警部が保護男性を全裸に
千葉県警流山警察署の男性警部(56歳)は2019年4月に保護した男性を警察署の1階ロビーで服を脱がせて全裸にした。警部は男性の目や耳を数回ふさぎ、「靴と服を売って金にしてあげる」と言って服を脱がせた(「保護男性を裸に「靴と服を売って金にしてあげる」 流山署警部を処分」チバテレ2019年8月26日)。
警部は「男性を社会から隔離させるため、興奮させ入院させようとした。挑発しているうちに我を忘れて興奮状態になり、行為がエスカレートしてしまった」と言い訳する。「我を忘れて」「興奮状態」とは言い訳としても程度が低い。この程度の低い人間が今までどのような仕事をしてきたのか。警部が入院すべきだろう。
警部は特別公務員暴行陵虐の疑いで千葉地検に書類送検され、2019年8月23日付で停職の懲戒処分を受けた。同日付で依願退職した。警察組織や本人は依願退職で済ませたつもりかもしれないが、被害者や家族の傷付いた心は残る。焼け野原から経済大国にするような前に進むことしかできない発想は21世紀には流行らない。
警察不祥事はフィクションではなく現実の警察官の愚考と愚行である。人を傷付けることや苛めることを何とも思わない人間なのだろう。弱いものいじめには圧倒的に活躍できる人間である。吐き気を催す邪悪である。暴力機関としての側面を持つ警察が恣意的な行動を取ることは許されない。個人的感情から市民を傷つけることは許されざる蛮行である。