SDGsの落とし穴

私は2019年4月2日の中央区長選挙・中央区議会議員選挙立候補予定者公開討論会で指定発言者として「SDGs 住み続けられるまちづくりを」と題して話した。「住み続けられるまちづくりを」はSDGsの11番目のゴールである。私は、このゴールを言葉通りのものと受け止め、住民が住み続けられるまちにすることを訴えた。これはSDGsに取り組む上で非常に重要な論点になると考える。

SDGsは地球上の誰一人として取り残さない、置き去りにしないこと(leave no one behind)を誓っている。取り残されている人の立場で考える。脆弱な立場におかれた人々を含むあらゆるステークホルダーの参画を重視する。住み続けられない人、追い出される人が出る開発は、取り残される人が出る開発である。SDGsの持続可能な開発にはならない。

この視点は重要である。多数の人が同じような問題を抱えていると取り上げられやすい。これに対して個人的な不合理は当事者限りのものとして我慢を余儀なくされがちである。集団的なマイノリティの問題を取り上げて、多様性に対応しているとお茶を濁すことになりかねない。これはSDGsの落とし穴になる。私自身がマンションだまし売り被害という個別的な問題を抱えていた(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』)。個別的な問題を大切にしていきたい。

SDGs 住み続けられるまちづくりを



新着記事


林田 力 公式Twitter


TOP