外環道シールド工事真上の市道が陥没

東京外郭環状道路(外環道)のシールドトンネル建設工事現場の真上の道路が2020年10月18日陥没した。現場は東京都調布市東つつじケ丘の住宅地。市道が縦約5m、横約3mに渡って陥没した。10月18日午前9時30分頃に路面の沈下が発見され、午後0時30分に陥没を確認した。空洞は舗装の下で縦6m、横5m程度に広がっていた。深さは約5m、大きさは約140m3とみられる。


外環道の工事は土かぶり47.4mの大深度地下で行われていた。工事を発注した東日本高速道路会社はトンネルの掘削が影響した可能性があるとし、4カ所で進めている外環道の本線トンネルの掘削工事を全て中断した。シールド機通過時に近隣で大きな振動があったとする(青野昌行「大深度トンネル直上で道路陥没、1カ月前にシールド機通過」日経クロステック2020年10月23日)。


地下工事による道路陥没は相鉄東急直通線の新横浜トンネル建設工事でも起きている。外環道は大深度地下である点が特徴で、大深度地下工事は地上に影響を及ぼさないとの前提で進められていたが、その前提は公務員的な無責任な安全神話に過ぎなかった。私は国土交通省に対して7回、外環道の問題点を指摘し、行政処分の取り消しを求める意見陳述を実施している。

相鉄東急直通線シールド工事で道路陥没

2016年8月26日、都市計画事業承認の取り消しを求める陳述
2016年9月27日、都市計画事業承認の取り消しを求める陳述
2016年11月18日、地中拡幅部の都市計画事業の変更承認の取り消しを求める陳述
2017年2月15日、地中拡幅部の都市計画事業の変更承認の取り消しを求める陳述
2017年2月24日、地中拡幅部の都市計画事業の変更承認の取り消しを求める陳述
2017年3月27日、地中拡幅部の都市計画事業の変更承認の取り消しを求める陳述
2017年4月27日、地中拡幅部の都市計画事業の変更承認の取り消しを求める陳述



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