滋賀県警5人で会食後に3人が新型コロナ感染

警察官の会食や宴会参加後の新型コロナウイルス感染が繰り返されている。兵庫県警神戸西警察署では居酒屋で歓迎会を開催し、新型コロナウイルス感染症の集団感染が起きた。埼玉県警では上尾警察署地域課の20代の男性巡査が同僚6人と会食後に新型コロナウイルスに感染した。

警視庁尾久警察署では署長(60)は十数人の懇親会参加後に新型コロナウイルスに感染した。神奈川県警藤沢署員計9人は2021年1月4日に飲酒を伴う会食を行い、このうち4人が新型コロナウイルスに感染した。多人数の会食は感染リスクが高いという学びになる。

滋賀県警では警察官5人が会食後に3人が新型コロナウイルスに感染した。滋賀県警守山署員2人、大津署員、草津署員、甲賀署員各1名が2021年1月29日に草津市内の飲食店2店で会食をした。

滋賀県警は2月3日に守山署員2人(共に20代男性)が感染したと発表した(「警官2人が私的な会食で感染、県警「甘い判断」 滋賀の新型コロナ、3日夜発表」京都新聞2021年2月3日)。その後、大津署員(20代)の感染も明らかになった。

県警は2020年6月、5人以上での会食を控えるよう指示し、2021年1月には、家族や普段一緒にいる人以外との会食を自粛するよう各部署に文書で通知していた(「警察官5人で会食、3人が感染…「5人以上の会食自粛」通知出ている中」読売新聞2021年2月5日)。自分達の健康を守るためのルールですら無視するならば違法な取り調べが行われることも当然である。

滋賀県警では別人の歯形を証拠として母親を誤認逮捕した。滋賀県警草津署では2020年10月に詐欺の疑いで逮捕された東京都の会社員男性が、国選弁護人の選任を希望したにもかかわらず、同署留置管理課員が「休日」を理由に手続きを拒否して取り調べを行った。「警察は、やってもいない事件を自白させるには手段を選ばない」(「滋賀・日野町事件WEBセミナー」救援新聞2021年2月5日)

フランスでは警察官らが同僚の送別会で踊る動画が流出した。パリ北郊オーベルビリエの警察署で今2021年1月22日に同僚の送別会に参加する警察官が映っていた。動画ではソーシャル・ディスタンシングも守らずに歌ったり、踊ったりしていた。

警察の不祥事を担当する国家警察監察総監(IGPN)が捜査している(「警察署で歌って踊る送別会、コロナ対策を公然と無視か フランス」AFPBB2021年1月29日)。フランスには警察を取り締まる組織があるところが日本と異なるところである。

日本では警察不祥事は組織内の監察官が担当する。組織防衛優先となりがちである。しかも、監察官が警察不祥事の原因であることもある。埼玉県警で監察官を兼ねる第一方面本部副本部長の男性警視(60)は退職届を書かせようとするなどパワーハラスメントを行った。埼玉県警刑事総務課長(50歳代の男性警視)は警察担当の女性記者と不倫したが、この警視も前任部署は監察官であった(「女性記者との不倫がバレた埼玉県警警視 県警が昨春までの所属部署を隠したい理由」デイリー新潮2021年1月28日)。

神奈川県警で飲酒会食後に新型コロナ感染



新着記事


林田 力 公式Twitter


TOP